瑛太・綾野剛「最高の離婚」SPドラマ決定<キャストインタビュー>
2013.12.13 11:02
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今年1月クールで放送した、俳優の瑛太主演ドラマ「最高の離婚」(フジテレビ系)が来年2月、「最高の離婚Special 2014」として帰ってくることがわかった。
東京・目黒川沿いが舞台の同作は、自動販売機設置会社のサラリーマン・濱崎光生(瑛太)と、かなり大ざっぱな妻・結夏(尾野真千子)の夫婦と、光生の元カノ・灯里(真木よう子)とその夫・諒(綾野剛)の2組の夫婦が織り成す等身大のラブコメディ。脚本家・坂元裕二氏が生み出す「あるある、それ分かる」といったセリフの数々が4人の役者によって表現され、桑田佳祐の主題歌「Yin Yang(イヤン)」に合わせて、4人が妖艶に踊るエンディングも話題となり、老若男女問わず支持を受け、放送終了後も数々の賞を受賞した。
スペシャルドラマでは、あれから1年後が描かれ、2組の夫婦にとんでもない試練が訪れる。キーワードは、初恋、子ども、そして人生の選択だ。キャスト・スタッフ全員が、再会することを心待ちにしていた同作。クランクインを控えた4人のキャストがそれぞれ意気込みを語った。
瑛太:連続ドラマが終わった時点で「この先この人たちはどういうふうに生活していくんだろう?」ってみんなで面白おかしく話していたんですよ。それほどキャストもスタッフも夢中になれる作品だったんですよね。なので、この先のあの人たちをもう一度演じることができるのは正直すごく嬉しいですし、実は自分の中に“光生スイッチ”みたいなものをずっと持っていたので(笑)、撮影が楽しみです。
― 今回のスペシャルの見どころを教えてください。
瑛太:この作品の醍醐味は“予知せぬことが起きる”ってことです。そして夫婦間では決して起きちゃいけないことが起きるってことなんですよ(笑)。その時に、それぞれのキャラクターがどんな反応を示して、どういう決断をするのか? それを楽しみにこのドラマを見ていただきたいですね。スペシャルドラマっていうと、すごくスペシャルなことが起きるような気がしますが、本当によく聞いたようなことが起きます。その出来事を受けて、繰り広げられる坂元ワールド独特の言葉遊びとか、セリフの掛け合いを楽しみにしてください。でも、覚える方は本当に大変です(笑)。
― 瑛太さん演じる濱崎光生についてはいかがですか?
瑛太:ドラマは光生だなっていう場面から入りますけど、変わってないなっていう安心感に似た嬉しさがありますね。僕は光生に対してものすごく愛着があって、最近舞台をやっていて楽屋で普通の世間話をしている中で、「お前、光生みたいだな」って言われることがよくあります(笑)。本当に結構くだらないことを話している時なんですが、そういう時に光生が出るみたいで…、本番前でテンション上がっている時に、ずっと一人で光生のようにしゃべっていて…先輩に突っ込まれました(笑)。
― 尾野さん、真木さん、綾野さんとスペシャルについて話はしましたか?
瑛太:ちょっと前に、スペシャルやるのかも?っていう話は聞いていたので、みんな反応としては「この作品はやるべきだよね」って感じでしたね。空気感として「あっみんな続きやりたいんだな」って感じられて…、これって幸せなことですね。みんな同じ気持ちで再び撮影を迎えられるって。
― 連ドラ終了後、数々の賞を受賞するなどの評価を受けましたね。
瑛太:本当にみんなで取った賞だと思いますね。それだけのエネルギーがあってみんなで現場で作り上げていたから、そのことは素直に喜んでいいと思います。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
瑛太:連ドラを見てくださった方は、目黒川沿いに暮らす2組の夫婦が、あれから1年後にどんな生活をしているのか気になっていたかと思います。連ドラの時と同じく今回も悲劇に近いものはありますが(笑)、そこはしっかりと喜劇に代えて、台本の世界観で面白さが十分あるので、自分は気負わず演じたいですね。この作品のくせになるような感じを、ぜひ再び味わっていただきたいです。
尾野:本当に楽しみで続いてほしいと思っていたのですが、いざそうなったと聞くと「ああまた長セリフあるのかな?」とか、ちょっとした恐怖が出てきますが、4人そろうのは楽しみですね。信頼できる人たちに出会えて、すごく息も合っていい仲間になれて、それがもう一度ってなるのは嬉しいです。より一層深めていけたらなと思います。
― 台本を読んでの感想はお聞かせください。
尾野:長セリフに関しては…、頑張るんでしょ!?(笑) 何とかなるんでしょ!?(笑) どうにかなると思います。私はセリフは普通に自宅で覚えますね。家の中だったらどこでも覚えていますね。連ドラの時はどうにも大変で焦りがきまして、あのときは家の中で、ト書きの通りに動いてみたりいろいろしました。これまでセリフって本当に怖かったんです。でも、このドラマを演じてから、セリフを楽しみにするようになりました。言葉って大切ですよね。
― 結夏というキャラクターは尾野さんの中に残っていましたか?
尾野:結夏はかなり私の中にいましたね、結構自分に近かったりするので(笑)。結夏って女性として“わかるわかる”って共感できる部分がすごく多かったので、いまだにお友達から「あの時の結夏のセリフがさあ」って言われたりもします。常に身近にいますね。今回のスペシャルも結夏は変えずに前の結夏のままで演じたいです。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
尾野:この4人のチームワークを見てほしいです。この4人がいてこその「最高の離婚」ですから、4人それぞれのいいシーンを見ていただけたらいいですね。楽しみにしてください。わたし、頑張る!
真木:実現できてよかったと思います。このドラマは、4人が同世代なので現場が楽なんですよね。みんなとは「やった、会える」っていう感じよりも、なんていうか「居心地のいい場所に戻れる」って感じです。坂元さんの脚本だから決して楽なわけではないですけど(笑)、全然知らない現場に挑んでいくより、気負いもなく入っていけますね。
― 台本を読んでの感想はいかがでしたか?
真木:「こう来たか」って感じでしたね(笑)。連ドラのあの終わり方で、今回のスペシャルを作るって考えた時に、坂元さんでないとここまでのアイディアは出てこないと思います。新たなキャラクターも登場しますし、どうなるのかドキドキです。(長セリフは?)灯里は大丈夫そうです。光生と結夏は大変そうですね。
― 灯里というキャラクターは真木さんの中に残っていましたか?
真木:灯里ってつかめない女性なんですよね。割と一筋縄ではいかない女性で、しかも女らしい女で…、演じていて共感できない部分もありましたから、また灯里を演じるのかぁ(笑)。連ドラだと前半は耐えている女性で、我慢している感じでしたが、今回はコンパクトにギュッと濃縮されているので、灯里の爆発的な部分もちらほら見られると思いますので、やりがいはあると思いますね。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
真木:ファンの方の期待は裏切らないと思います。(連ドラと)同じような面白さがあって、坂元さんの書くコメディの面白さがちゃんとあります。連ドラの時の灯里の「死ねばいいのに」のセリフのように、女性が見てスカッとする場面がまたありますので、お楽しみに。
綾野:一体どんなことになるのやら、喜びと不安が入り混じりました。ただ、また濱崎家に出会えるのが楽しみです。坂元さんの今回のスペシャルの台本は、本当に一筋縄ではいかないというか、挑戦状のような台本でした。今回の諒は、大暴れしますよ!二転三転しますが…相変わらず愛おしい人です。
― 連ドラ終了後、数々の賞を受賞するなどの評価を受けましたね。
綾野:作品が評価されたことが、大変嬉しいです。また新たな可能性に向かって「最高の離婚」に立ち向かいます。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
綾野:旦那様、奥様、ご一緒に見ないで下さい(笑)。追伸:子供が生まれました。
(モデルプレス)
スペシャルドラマでは、あれから1年後が描かれ、2組の夫婦にとんでもない試練が訪れる。キーワードは、初恋、子ども、そして人生の選択だ。キャスト・スタッフ全員が、再会することを心待ちにしていた同作。クランクインを控えた4人のキャストがそれぞれ意気込みを語った。
濱崎光生役・瑛太
― 「最高の離婚」のスペシャルの放送が決まりましたね。瑛太:連続ドラマが終わった時点で「この先この人たちはどういうふうに生活していくんだろう?」ってみんなで面白おかしく話していたんですよ。それほどキャストもスタッフも夢中になれる作品だったんですよね。なので、この先のあの人たちをもう一度演じることができるのは正直すごく嬉しいですし、実は自分の中に“光生スイッチ”みたいなものをずっと持っていたので(笑)、撮影が楽しみです。
― 今回のスペシャルの見どころを教えてください。
瑛太:この作品の醍醐味は“予知せぬことが起きる”ってことです。そして夫婦間では決して起きちゃいけないことが起きるってことなんですよ(笑)。その時に、それぞれのキャラクターがどんな反応を示して、どういう決断をするのか? それを楽しみにこのドラマを見ていただきたいですね。スペシャルドラマっていうと、すごくスペシャルなことが起きるような気がしますが、本当によく聞いたようなことが起きます。その出来事を受けて、繰り広げられる坂元ワールド独特の言葉遊びとか、セリフの掛け合いを楽しみにしてください。でも、覚える方は本当に大変です(笑)。
― 瑛太さん演じる濱崎光生についてはいかがですか?
瑛太:ドラマは光生だなっていう場面から入りますけど、変わってないなっていう安心感に似た嬉しさがありますね。僕は光生に対してものすごく愛着があって、最近舞台をやっていて楽屋で普通の世間話をしている中で、「お前、光生みたいだな」って言われることがよくあります(笑)。本当に結構くだらないことを話している時なんですが、そういう時に光生が出るみたいで…、本番前でテンション上がっている時に、ずっと一人で光生のようにしゃべっていて…先輩に突っ込まれました(笑)。
― 尾野さん、真木さん、綾野さんとスペシャルについて話はしましたか?
瑛太:ちょっと前に、スペシャルやるのかも?っていう話は聞いていたので、みんな反応としては「この作品はやるべきだよね」って感じでしたね。空気感として「あっみんな続きやりたいんだな」って感じられて…、これって幸せなことですね。みんな同じ気持ちで再び撮影を迎えられるって。
― 連ドラ終了後、数々の賞を受賞するなどの評価を受けましたね。
瑛太:本当にみんなで取った賞だと思いますね。それだけのエネルギーがあってみんなで現場で作り上げていたから、そのことは素直に喜んでいいと思います。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
瑛太:連ドラを見てくださった方は、目黒川沿いに暮らす2組の夫婦が、あれから1年後にどんな生活をしているのか気になっていたかと思います。連ドラの時と同じく今回も悲劇に近いものはありますが(笑)、そこはしっかりと喜劇に代えて、台本の世界観で面白さが十分あるので、自分は気負わず演じたいですね。この作品のくせになるような感じを、ぜひ再び味わっていただきたいです。
星野結夏役・尾野真千子
― 「最高の離婚」のスペシャルの放送が決まりましたね。尾野:本当に楽しみで続いてほしいと思っていたのですが、いざそうなったと聞くと「ああまた長セリフあるのかな?」とか、ちょっとした恐怖が出てきますが、4人そろうのは楽しみですね。信頼できる人たちに出会えて、すごく息も合っていい仲間になれて、それがもう一度ってなるのは嬉しいです。より一層深めていけたらなと思います。
― 台本を読んでの感想はお聞かせください。
尾野:長セリフに関しては…、頑張るんでしょ!?(笑) 何とかなるんでしょ!?(笑) どうにかなると思います。私はセリフは普通に自宅で覚えますね。家の中だったらどこでも覚えていますね。連ドラの時はどうにも大変で焦りがきまして、あのときは家の中で、ト書きの通りに動いてみたりいろいろしました。これまでセリフって本当に怖かったんです。でも、このドラマを演じてから、セリフを楽しみにするようになりました。言葉って大切ですよね。
― 結夏というキャラクターは尾野さんの中に残っていましたか?
尾野:結夏はかなり私の中にいましたね、結構自分に近かったりするので(笑)。結夏って女性として“わかるわかる”って共感できる部分がすごく多かったので、いまだにお友達から「あの時の結夏のセリフがさあ」って言われたりもします。常に身近にいますね。今回のスペシャルも結夏は変えずに前の結夏のままで演じたいです。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
尾野:この4人のチームワークを見てほしいです。この4人がいてこその「最高の離婚」ですから、4人それぞれのいいシーンを見ていただけたらいいですね。楽しみにしてください。わたし、頑張る!
上原灯里役・真木よう子
― 「最高の離婚」のスペシャルの放送が決まりましたね。真木:実現できてよかったと思います。このドラマは、4人が同世代なので現場が楽なんですよね。みんなとは「やった、会える」っていう感じよりも、なんていうか「居心地のいい場所に戻れる」って感じです。坂元さんの脚本だから決して楽なわけではないですけど(笑)、全然知らない現場に挑んでいくより、気負いもなく入っていけますね。
― 台本を読んでの感想はいかがでしたか?
真木:「こう来たか」って感じでしたね(笑)。連ドラのあの終わり方で、今回のスペシャルを作るって考えた時に、坂元さんでないとここまでのアイディアは出てこないと思います。新たなキャラクターも登場しますし、どうなるのかドキドキです。(長セリフは?)灯里は大丈夫そうです。光生と結夏は大変そうですね。
― 灯里というキャラクターは真木さんの中に残っていましたか?
真木:灯里ってつかめない女性なんですよね。割と一筋縄ではいかない女性で、しかも女らしい女で…、演じていて共感できない部分もありましたから、また灯里を演じるのかぁ(笑)。連ドラだと前半は耐えている女性で、我慢している感じでしたが、今回はコンパクトにギュッと濃縮されているので、灯里の爆発的な部分もちらほら見られると思いますので、やりがいはあると思いますね。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
真木:ファンの方の期待は裏切らないと思います。(連ドラと)同じような面白さがあって、坂元さんの書くコメディの面白さがちゃんとあります。連ドラの時の灯里の「死ねばいいのに」のセリフのように、女性が見てスカッとする場面がまたありますので、お楽しみに。
上原諒役・綾野剛
― 「最高の離婚」のスペシャルの放送が決まりましたね。綾野:一体どんなことになるのやら、喜びと不安が入り混じりました。ただ、また濱崎家に出会えるのが楽しみです。坂元さんの今回のスペシャルの台本は、本当に一筋縄ではいかないというか、挑戦状のような台本でした。今回の諒は、大暴れしますよ!二転三転しますが…相変わらず愛おしい人です。
― 連ドラ終了後、数々の賞を受賞するなどの評価を受けましたね。
綾野:作品が評価されたことが、大変嬉しいです。また新たな可能性に向かって「最高の離婚」に立ち向かいます。
― 「最高の離婚」のファンの方へメッセージをお願いします!
綾野:旦那様、奥様、ご一緒に見ないで下さい(笑)。追伸:子供が生まれました。
プロデュース・清水一幸氏(フジテレビ編成部)
清水氏:連続ドラマが終わってから、とにかくこの番組の続きが作りたいと思っていました。今は、連ドラ以上の作品にしなくてはいけないというプレッシャーも感じています。連ドラの最終回を見ていただいた方々に、あそこからどんな話になるんだろうというところを期待してもらいたいですし、それを裏切りたいとも思います。坂元さんとは数か月ぶりくらいに打ち合わせをしましたが、連ドラの時と全く変わらず、坂元さんの頭の中にはすでに続きは出来上がっていたのかのように、このスペシャルはこうしたいという話が出てきて、その後の「最高の離婚」を考えるのに、時間はかかりませんでした。台本は本当に面白いです!濱崎家、上原家を通して、新しいステージの30代の夫婦、恋人像ができあがっています。これこそが「最高の離婚」だと思います。連続ドラマの放送後、本当に多くの賞をいただきました。このスペシャルの放送は、賞を取った作品の続編だということで、期待も高いかと思います。それに応えられるような作品に仕上げたいと思います。あらすじ
「離婚の原因ってなんだか分かりますか?結婚です。結婚するから離婚するんです。つらいです」濱崎光生(瑛太)はいつものように歯科医院で愚痴をこぼす。結夏(尾野真千子)と離婚届を書いてからちょうど1年が経つ。いまだに同居は続けている状態だが、なんだかんだ言って結夏と再婚しようと思っている。12月30日、オートキャンプ場には光生と結夏の姿があった。相変わらずまめまめしく働く光生に対し、何もせずビールを飲みながら口だけ出す結夏。そこに上原諒(綾野剛)が合流、灯里(真木よう子)は青森で無事に子供を出産し、明日東京へ戻ってくる予定だと嬉しそうに語る。一見、順風満帆に見える2組のカップル、だが、この年末、4人に新たなる危機が訪れる。4人はそれぞれ何が大切なのか気付くことはできるのか?そしてそれを守ることはできるのか?(モデルプレス)
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