「彼ごはん」のSHIORI、弟子がデビュー “イイ女ごはん”で男心を掴む方法を伝授
2013.11.07 12:07
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レシピ本「彼ごはん」シリーズで有名な人気フードコーディネーター・SHIORIの専属アシスタントを務める村山瑛子のレシピ本「手抜きでサクッと(ハート)イイ女ごはん」が11月7日、講談社より発売される。
同書では、本来ならば手間のかかる定番料理を20代~30代女性に向けて等身大の目線で考案。今回のインタビューでは、男心をがっちり掴む簡単においしく作れるレシピの魅力に迫った。
― この度はご出版おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
村山:まさか自分が本を出せるなんて思ってもみなかったので、嬉しいの一言につきます。
― 料理を始めたきっかけは何ですか?
村山:勉強はできなくても良いけど、ご飯だけは作れるようにっていう家庭で育ったので、物心ついた時から家の手伝いをしていました。他にこれといった取り柄もないので、両親を喜ばせることができる唯一のことが料理だったんです。
― それでSHIORIさんのアシスタントに就かれたんですね。アシスタントになった経緯を教えてください。
村山:SHIORIさんがブログで公募していたのを見つけたんです。100人くらい応募があったみたいで、選ばれたって聞いた時は嘘なんじゃないかと思いました。私で良いのかなって。もともとSHIORIさんのファンだったので、若いのにこんな新しい料理本を出すなんてどんな人なんだろうって、ずっと話してみたかったので凄く嬉しかったです。
― 念願叶ってお会いしたSHIORIさんは、どんな方ですか?
村山:仕事では良き師匠で、プライベートではお姉さん的な存在です。「怒ってください」って自分で言ってしまうほど怒られた記憶がなくて、褒めたら伸びる子ってわかってくれていたのかもしれません。本を出すって決まった時も、真っ先に伝えました。いつも恋愛相談に乗ってもらっていて、同世代からは聞けないような大人のアドバイスをくれます。
― “イイ女ごはん”はどんな料理ですか?“彼ごはん”とは違うんですか?
村山:大事な人に作ってあげたいっていう気持ちは同じなんですけど、「手抜きでサクッと(ハート)イイ女ごはん」では、“手抜きして簡単においしく作る”ことにポイントをおいています。私は性格がズボラなので、少しでも楽したくって。それに、男性って「結婚したらずっとこの料理を食べていくんだな」ってところまで考えてると思うんです。であれば、“おふくろの味”系の野菜の煮物なんかも添えて健康管理も考えてるんだよって伝えたいじゃないですか。この本の裏のテーマが“マザコン飯”なんです。やっぱり、これまで彼が家庭で食べてきた料理を出せるのが“イイ女”。男心をがっちり掴めます!
― なるほど。オススメのレシピはどれですか?
村山:「手羽先のピリ辛煮」「えびとレンコンのはさみ焼き」「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」は、いつどこで出しても好評ですね。初心者の方にイチ押しなのは、フライパンで蒸し焼きするだけの「ローストビーフ」や、レンジで温めるだけの「包みハンバーグ」、それから「牛丼」。実はレンジで加熱する方がふっくら仕上がって、かえって美味しいんですよ。そんな手を抜いても“ばれない”レシピがこの本のオススメポイントです。お弁当、冷凍保存、ダイエットに向いてる料理もわかるようになっています。
村山:「麺つゆ」は万能で、これ1つで結構バリエーションが増えます。もしこの本でダメだったら、私の料理教室まで習いに来てください(笑)。
― 苦手じゃなくても教室を覗いて見たくなります。そんな村山さんの夢を叶える秘訣を教えてください。
村山:大学を卒業する時に、普通に就職活動をして食品メーカーに勤めようとした私に、「その仕事は本当にやりたいことなの?」って父が言ったんです。「夢に遅すぎるってことはないけど、早いに越したことはない」って。昔から夢がころころ変わっていたんですけど、料理の夢はいつも必ず2番目にあったんです。それで、いつか料理教室を開けたら良いと思っていたんですけど、いつかって言ってて叶うものじゃない、アシスタントだからいずれ料理本が出せるってわけじゃないって気づいたんです。実力を付けてアピールしていかなきゃダメなんだって思いました。それから名刺を作って色々な人に配ったり、レシピ集を持ち歩いて自分のやりたいことをアピールしていくようにしました。今回の出版も、色々な人の協力があったからこそできたこと。人との繋がりは本当に大事で、夢を持ってやりたいことやなりたい自分を周りに伝えることから始まるんだと思います。
村山:料理って本当は凄く簡単。料理本を読むだけで嫌になったり、キッチンに立つことすら億劫になっちゃう人に、「こんなに簡単なんだ!」って、キッチンに立つきっかけにしてもらえたらなと思います。1人暮らしの1つしかないコンロでも、時間がなくても、テクニックがなくても料理はできるんだって、料理と親しんで欲しいです。
― ありがとうございました。
インタビューでは、料理の手間だと思われる常識を次々と覆した村山。同書には、手を抜くことは悪いことではなく、いつもより簡単に手早くできることで料理を好きになってほしいという想いや、大切な人への健康を思う愛情が込められている。
食は一生を通じて付き合うものだからこそ、“イイ女”になりたいと願う女性が、その一歩を踏み出すための良いきっかけになりそうだ。(モデルプレス)
■村山瑛子(むらやま・えいこ)プロフィール
新潟県燕市出身。女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科卒業後、フードコーディネーターSHIORIの専属アシスタントとして、料理教室の運営やイベント、雑誌やテレビ、書籍等の試作から撮影当日の料理までサポートする。「料理って楽しい・簡単・食卓って楽しい」をコンセプトに、雑誌のレシピ提供やスタイリング、料理番組の制作に関わるほか、20代をターゲットにした料理教室を開講している。
― この度はご出版おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
村山:まさか自分が本を出せるなんて思ってもみなかったので、嬉しいの一言につきます。
― 料理を始めたきっかけは何ですか?
村山:勉強はできなくても良いけど、ご飯だけは作れるようにっていう家庭で育ったので、物心ついた時から家の手伝いをしていました。他にこれといった取り柄もないので、両親を喜ばせることができる唯一のことが料理だったんです。
― それでSHIORIさんのアシスタントに就かれたんですね。アシスタントになった経緯を教えてください。
村山:SHIORIさんがブログで公募していたのを見つけたんです。100人くらい応募があったみたいで、選ばれたって聞いた時は嘘なんじゃないかと思いました。私で良いのかなって。もともとSHIORIさんのファンだったので、若いのにこんな新しい料理本を出すなんてどんな人なんだろうって、ずっと話してみたかったので凄く嬉しかったです。
― 念願叶ってお会いしたSHIORIさんは、どんな方ですか?
村山:仕事では良き師匠で、プライベートではお姉さん的な存在です。「怒ってください」って自分で言ってしまうほど怒られた記憶がなくて、褒めたら伸びる子ってわかってくれていたのかもしれません。本を出すって決まった時も、真っ先に伝えました。いつも恋愛相談に乗ってもらっていて、同世代からは聞けないような大人のアドバイスをくれます。
― “イイ女ごはん”はどんな料理ですか?“彼ごはん”とは違うんですか?
村山:大事な人に作ってあげたいっていう気持ちは同じなんですけど、「手抜きでサクッと(ハート)イイ女ごはん」では、“手抜きして簡単においしく作る”ことにポイントをおいています。私は性格がズボラなので、少しでも楽したくって。それに、男性って「結婚したらずっとこの料理を食べていくんだな」ってところまで考えてると思うんです。であれば、“おふくろの味”系の野菜の煮物なんかも添えて健康管理も考えてるんだよって伝えたいじゃないですか。この本の裏のテーマが“マザコン飯”なんです。やっぱり、これまで彼が家庭で食べてきた料理を出せるのが“イイ女”。男心をがっちり掴めます!
― なるほど。オススメのレシピはどれですか?
村山:「手羽先のピリ辛煮」「えびとレンコンのはさみ焼き」「海南鶏飯(ハイナンチーファン)」は、いつどこで出しても好評ですね。初心者の方にイチ押しなのは、フライパンで蒸し焼きするだけの「ローストビーフ」や、レンジで温めるだけの「包みハンバーグ」、それから「牛丼」。実はレンジで加熱する方がふっくら仕上がって、かえって美味しいんですよ。そんな手を抜いても“ばれない”レシピがこの本のオススメポイントです。お弁当、冷凍保存、ダイエットに向いてる料理もわかるようになっています。
― みんなが知っている定番料理の仕込みや手間な部分を簡単にしていて、これならばれないですよね。料理オンチな人でも今すぐできるようになる秘策はありますか?
村山:「麺つゆ」は万能で、これ1つで結構バリエーションが増えます。もしこの本でダメだったら、私の料理教室まで習いに来てください(笑)。
― 苦手じゃなくても教室を覗いて見たくなります。そんな村山さんの夢を叶える秘訣を教えてください。
村山:大学を卒業する時に、普通に就職活動をして食品メーカーに勤めようとした私に、「その仕事は本当にやりたいことなの?」って父が言ったんです。「夢に遅すぎるってことはないけど、早いに越したことはない」って。昔から夢がころころ変わっていたんですけど、料理の夢はいつも必ず2番目にあったんです。それで、いつか料理教室を開けたら良いと思っていたんですけど、いつかって言ってて叶うものじゃない、アシスタントだからいずれ料理本が出せるってわけじゃないって気づいたんです。実力を付けてアピールしていかなきゃダメなんだって思いました。それから名刺を作って色々な人に配ったり、レシピ集を持ち歩いて自分のやりたいことをアピールしていくようにしました。今回の出版も、色々な人の協力があったからこそできたこと。人との繋がりは本当に大事で、夢を持ってやりたいことやなりたい自分を周りに伝えることから始まるんだと思います。
― 最後に、この著書を通じて女性たちに伝えたいメッセージをお願いします。
村山:料理って本当は凄く簡単。料理本を読むだけで嫌になったり、キッチンに立つことすら億劫になっちゃう人に、「こんなに簡単なんだ!」って、キッチンに立つきっかけにしてもらえたらなと思います。1人暮らしの1つしかないコンロでも、時間がなくても、テクニックがなくても料理はできるんだって、料理と親しんで欲しいです。
― ありがとうございました。
インタビューでは、料理の手間だと思われる常識を次々と覆した村山。同書には、手を抜くことは悪いことではなく、いつもより簡単に手早くできることで料理を好きになってほしいという想いや、大切な人への健康を思う愛情が込められている。
食は一生を通じて付き合うものだからこそ、“イイ女”になりたいと願う女性が、その一歩を踏み出すための良いきっかけになりそうだ。(モデルプレス)
■村山瑛子(むらやま・えいこ)プロフィール
新潟県燕市出身。女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科卒業後、フードコーディネーターSHIORIの専属アシスタントとして、料理教室の運営やイベント、雑誌やテレビ、書籍等の試作から撮影当日の料理までサポートする。「料理って楽しい・簡単・食卓って楽しい」をコンセプトに、雑誌のレシピ提供やスタイリング、料理番組の制作に関わるほか、20代をターゲットにした料理教室を開講している。
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