戸田恵梨香が遠距離恋愛?過去のトラウマ、破局…揺れる女心

2013.06.14 04:00

女優の戸田恵梨香、多部未華子、真木よう子の3名が、UULAで放送されるオムニバスドラマ「I LOVE YOU」でそれぞれ主演を務めることが13日、わかった。

同作は、伊坂幸太郎、石田衣良、本多孝好といった男性作家による同名の恋愛短編小説を原作に、「余命1ヶ月の花嫁」(2009年)などを手掛けた廣木隆一監督が映像化。戸田、多部、真木は「遠距離恋愛」「幼馴染の告白」「別れ」をモチーフに“恋”のターニングポイントに直面し、揺れる女性の心の機微を繊細に描き出す。

第一話「透明ポーラーベア」では、戸田が遠距離恋愛に想い悩む主人公を等身大の魅力いっぱいに演じる。第二話「魔法のボタン」は、恋愛が苦手な主人公が、いつの間にか幼馴染に心惹かれていく様を多部がコミカルかつ大胆に、第三話「Sidewalk Talk」では、夫との“別れ”に際し、それでもまだ素直になれない主人公という難しい役どころを、真木が演じる。

(左から)濱田岳、戸田恵梨香/「透明ポーラーベア」場面カットより
(左から)濱田岳、戸田恵梨香/「透明ポーラーベア」場面カットより
遠距離恋愛に不安を抱える主人公を演じた戸田は、撮影を終えた感想を「このような作品に参加したのが久しぶりだったので、新鮮でゆっくりとした空気が現場に流れていて心地よかった」とコメント。演じてみて「大好きな彼と離ればなれになる恐怖感、彼と繋がっていられるんだろうかという不安感はどんな女性でも共感できるんじゃないでしょうか。そんな気持ちを伝えられる千穂が可愛くてたまりません」と共感した。

(左から)池松壮亮、多部未華子/「魔法のボタン」場面カットより
(左から)池松壮亮、多部未華子/「魔法のボタン」場面カットより
一方、多部は過去の恋愛にトラウマのある役を演じ、「大きい失恋をしたら、次の恋に進む勇気がなくなってしまうことは、きっと誰もが一度は経験していることだと思います。私も台本を読んで、彼女の恋に対するコンプレックスにすんなり共感することができました」と自身を重ね合わせた。

(左から)真木よう子、金井勇太/「Sidewalk Talk」場面カットより
(左から)真木よう子、金井勇太/「Sidewalk Talk」場面カットより
上手く甘えることのできない役柄に真木も、「(演じた役の)言いたいことが言えなくても、何とか伝えようとする無器用なところに共感しました。台本の中にもありましたが、周りから見れば彼女は、きっとなんでも出来てしまう女性ですよね。仕事の能力もあるし、人へ意見するときの言動力と行動力もあって、自立しているカッコイイ女性だと思います」と振り返り、「でも、本当はすごく不器用で彼のことをまだ愛しているのに、その想いをうまく消化しきれない愛らしい不器用なところがあって、なんだか私に似ていると思いました。職業は違いますが共感出来る部分はたくさんあって、役に寄り添う事が出来ました」と演技に自信を見せた。

また今回はドラマと音楽で奏でるラブストーリーをテーマに、BIGBANGのD-LITEと葉加瀬太郎による主題歌「I LOVE YOU」の共演はもちろん、劇中に流れる音楽の細部にもこだわリを見せている。

(左から)D-LITE(BIGBANG)、葉加瀬太郎
(左から)D-LITE(BIGBANG)、葉加瀬太郎
D-LITEは、葉加瀬とのレコーディングについて「日本を代表するヴァイオリニストである葉加瀬太郎さんとコラボレーションできたことを非常に光栄に思います。葉加瀬さんのヴァイオリンの音からその情熱が感じられて、本当に素晴らしい音色でした。僕はいつも楽器やその曲の全ての雰囲気を感じながら歌うのですが、今回は葉加瀬さんのヴァイオリンを聴いて、その音に力をもらってボーカルレコーディングすることができました」と喜びを伝えた。

同作は、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリ、UULAにて7月18日より独占配信される。(モデルプレス)

D-LITE(BIGBANG)
葉加瀬太郎
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