AKB48、6人目のソロデビューが史上初の快挙達成

2012.10.09 07:43

AKB48・松井咲子のソロデビュー作となる全編ピアノインストアルバム「呼吸するピアノ」(10月3日発売)が、発売初週で1.0万枚を売り上げ、10/15付オリコン週間アルバムランキングで初登場10位を獲得した。

松井咲子は東京音大器楽専攻ピアノ科に通う4年生で、コンサートでは弾き語りも披露するなどAKB48で唯一の現役音大生として活躍。4歳からピアノを始め、絶対音感を生かし数々のピアノコンクールで入賞するなど、その腕前にはデビュー前から定評があった。

松井咲子は「今回の発表を聞いて私自身が一番びっくりしていると思います」と喜びをあらわにしながらも、「もっともっとこのアルバムを通してJ-POPやクラシックなどの垣根を越えて、ピアノの魅力に気づいて頂き、そしてピアノを好きになってもらえたら嬉しいです」とさらなる普及にも意欲を見せた。

1970年1月のアルバムランキング発表開始以来、ピアニストによるデビューアルバムの初登場TOP10入りは史上初の快挙。連弾兄弟デュオ、レ・フレールが「ピアノ・ブレイカー」(2006年11月発売)で打ち立てた、歴代初登場最高位の18位を5年11ヵ月ぶりに上回った。

初登場週以外の達成を含めても、デビュー作のTOP10入りは、2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初優勝を果たし話題となった、辻井伸行の「debut」(2007年10月発売/初TOP10入り:2009/6/22付/最高位2位)があるのみで史上2人目。女性ピアニストとしては史上初で、フジ子・ヘミング「奇蹟のカンパネラ」(1999年8月発売)の歴代最高位記録の21位(1999/11/29付)を12年11ヵ月ぶりに更新した。

数々の記録を更新した松井咲子だが、「辻井さんは高校の先輩というのもありますが、レ・フレールさん、フジ子・ヘミングさん皆さんすべてが私の憧れの方々なんです」と打ち明け、「まだまだピアニストとしては駆け出しな私ですが、そんな有名な方々に少しでも近づけるよう、そして皆様の応援に恥じないよう、引き続き頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

「呼吸するピアノ」は、板野友美、前田敦子、岩佐美咲、渡辺麻友、指原莉乃に続くAKB48メンバー6人目のソロデビューを果たした松井咲子のピアニストデビュー作で、総合プロデューサーは秋元康。音楽プロデュースを務めた作曲家・服部隆之によるオリジナル楽曲3曲のほか、AKB48の「ヘビーローテーション」「フライングゲット」「Everyday、カチューシャ」「会いたかった」「ポニーテールとシュシュ」「Beginner」「桜の木になろう」のピアノインストバージョン7曲を収録する。

オリジナル楽曲の「心の譜面」は松井咲子のほか、大島優子、小島陽菜、峯岸みなみなど、AKB48のメンバーが出演する日清カップヌードル「REAL」のCMソングに起用されている。(モデルプレス)
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