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アラサーは「おばさん」扱い!? 2000年代ドラマに頻発した‟女性への失言”あるある

2026.02.18 18:03
提供:ENTAME next

20〜30年ほど前に放送されたドラマを今改めて見返すと、当時の女性の年齢観や描写におどろくことが多い。例えば、30代の役の女性が‟おばさん”扱いされるのは普通のことだった。本記事では、女性の年齢イメージの変化について、人気ドラマを振り返りながら考える。

20~30年で変化した20代後半~30代の女性のイメージ近年では、20代後半〜30代前半の女性でも、女子大生とほとんど見分けがつかない人がいる。30代の女性が平成女児ブームにのって、ボンボンドロップシールや子ども時代に流行ったキャラクターアイテムを手にしても違和感がない。

芸能界でも‟かわいい”という言葉がしっくりくるアラサー女性は多い。人気アイドルグループ・FRUITS ZIPPERのメンバーは20代後半中心だが、最年長の仲川瑠夏や鎮西寿々歌はアラサー世代。代表曲「わたしの一番かわいいところ」のような、プリティでポップな世界観をウリにしている。

また、30代前半の芸能人には、伊藤沙莉、柏木由紀、吉岡里帆、西野七瀬のような愛らしい雰囲気の女性が多い。アラフォー世代でも、新垣結衣や綾瀬はるかなど、透明感がありキュートな女性が少なくない。

先日、1996年放送の『義務と演技』(TBS系)を観ていたのだが、主人公・武田祥子を演じる浅野ゆう子の艶やかな美しさ、品格の高さ、大人ならではの落ち着いた佇まいに魅了された。当時の浅野は35~36歳であるが、今の自分とほとんど年齢が変わらず、おどろかされた。

年齢ごとに見た目を一括りに判断することはできないし、現在60代の松田聖子のように、永遠の少女は昔からいる。それでも20年前と今では、女性の年齢観が大きく変わったといえるだろう。

その背景には、平均寿命の延伸、女性の高学歴化によるモラトリアム期間の長期化、プチプラブームやカジュアル化の影響、女性の生き方の多様化などがあるのかもしれない。◆2000年代ドラマには、今では考えられない「失言」がごろごろ30代の筆者は、小中学生の頃にリアルタイムで観ていた作品を、大人になった今改めて見返すと、当時は気にならなかった台詞が引っかかることが多い。

例えば、2006年放送の『トップキャスター』(フジテレビ系)では、38歳独身キャスター・椿木春香(天海祐希)が、27歳のアシスタント・飛鳥望美(矢田亜希子)から‟おばさん”扱いされている。望美は春香のいない場で「あのおばさん」と呼ぶこともあり、38歳で独身であることをどこか異質なものとして見ているようだ。

望美はさらに「毎日仕事ばかり考えて、埃だらけの家に住んで、メイクはカメラの前だけ、アクセサリーはおもちゃみたいなのしか持ってなくて、恋する気もなくて…私は10年後に椿さんみたいになりたくない。女捨てたくないんです」と、春香に言い放ったこともあった。思わず ‟メイクして、アクセサリーで身を飾り、恋をするのが女なのか”と突っ込みたくもなった。

また、2005年放送の『anego』(日本テレビ系)も第1話から衝撃的だ。32歳の野田奈央子(篠原涼子)は会社でお局扱いされ、合コンでも年齢を理由に相手にされない。キャリアウーマン(総合職)より派遣女子の方が男性人気が高い設定も、同等婚が主流の現在から見ると違和感がある。当時、多くの女性が寿退社していた事情が、わずかなシーンからもうかがえる。

ふと思ったのは、天海も篠原もクリスマスケーキ理論(25歳以上の未婚女性は売れ残り)に当てはまる年代であるということ。筆者は、天海や篠原をドラマで見るたびに子供ながらも彼女たちの‟大人”の魅力に惹かれていた。当時の天海や篠原に近い年齢になって思うのは、今の自分には幼さが残っていて“大人っぽさ”が足りていないということ。自分の未熟さを実感する一方で、当時の女性は早熟であったように思う。

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