小野田紀美・経済安全保障担当大臣

小野田紀美経済安保相「ガチオタすぎる素顔」が話題 “同人誌”も読み込む高市政権のキーパーソン

2025.10.29 17:03
提供:ENTAME next

高市早苗内閣で経済安全保障担当大臣として初入閣した小野田紀美氏の注目度が急上昇している。財務大臣に就任した片山さつき氏と並び女性閣僚として期待が高まる一方で、ネット上では「ガチオタすぎる素顔」が話題を呼んでいる。

注目のきっかけは、自民党所属の参院議員で『ラブひな』などの作者として知られる漫画家の赤松健氏が、22日にXに投稿したポストだった。赤松氏は「初入閣した小野田紀美(おのだきみ)大臣ですが、既にネットニュースで報道されているようにガチのオタクであり、女性向けシチュエーションCDやBL(※ボーイズラブ)CDを中心に広報&プロデュースしていた、元本職の方です」と説明し、2023年に自民党公式YouTubeチャンネルに投稿された漫画にまつわる対談動画を紹介した。

その動画で小野田氏は、好きな漫画として杉田圭氏の『超訳百人一首 うた恋い。』や、日丸屋秀和氏の『ヘタリア』を挙げ、『うた恋い。』については「“薄い本”以外で一番読み返している」と作品愛を語り、『ヘタリア』に関しては「一番長くジャンルに生息していた」と表現した。

さらに『ヘタリア』については、「私、公式側にもなっていたことがあって…。『ヘタリア×羊でおやすみシリーズ』っていう」と告白。「honey beeっていうシチュエーションCDとか作ってる会社にいて、自分で企画書を書いて幻冬舎に持ち込んで、コラボをしてたんです。私、シナリオも書いているんですよ」と、驚きの経歴を明かした。

SNS上では、かつて小野田氏が携わったCDパッケージの写真を投稿するユーザーがおり、クレジット欄にはプロデューサー、シナリオ担当者として「小野田紀美」と記されている。さらに動画内では「幻想水滸伝の同人誌を出していた」「コスプレもしていた」「3次元(の恋愛)には興味がない」などと、気になる発言が次々と飛び出している。

小野田氏の過去のSNS投稿にも注目が集まっており、2020年には乙女ゲームの元祖『アンジェリーク』シリーズへの愛を長文で語り、とくに“炎の守護聖”オスカーが大好きと告白。「公式が作ってくれないから待ちくたびれてオーダーしちゃった自称炎の指輪出来上がってきたんですよ!」と、キャラをイメージして作ったという指輪をはめている画像を公開していた。

公式でキャラをイメージしたアクセサリーなどが販売されることはあるが、公式のアイテムがないから「自分で作ってしまう」というのは驚きのオタク度だ。また、2021年には中国共産党がオンラインゲームの運営会社に対し、BLなどの表現を「不良文化」として排除を求めたという報道を引用し、「オンラインゲームから排除しても無意味なのに…東京タワーとスカイツリーでも夢は生まれるわけで。人の心の中から何かを排除するなど不可能かつ愚か」とバッサリ否定。表現の自由を重視する姿勢を示しつつ、自身が例に出した東京タワーとスカイツリーの組み合わせについて「高さだけでは勝てない圧倒的東京のシンボルオーラを持つ先輩に憧れつつ、タワーとしては負けたくないとライバル視しつつ、憧れの先輩に認めてもらいたくて頑張ってる大型犬下克上です」と、独自の解釈を披露してフォロワーたちをざわつかせた。

こうした素顔が知られるにつれ、ネット上では「小野田さん推せる!」「キリっとした見た目とのギャップがいい」「漫画やアニメを本当にわかっている大臣がいると心強い」などと好意的な意見が続出し、初入閣とは思えないほどの注目度の高さとなっている。

大臣就任後の会見でも、記者から好きなアニメや漫画について問われ、「たくさん挙げるものはあるんですけど」と前置きした上で、「わたし、だいぶ嫌われてる人間でもありますので、『小野田が好きだ』ということで、その作品を好きな人が嫌な思いをされる方もいらっしゃると思ってまして。それは公的な場ではなく、いち個人の場でお話をできたらいいなと思ってます」と回答。作品やファンへの配慮を見せた姿勢に、「推しを守るオタクの鑑」と称賛の声が上がった。

また26日付のXでは、地元の知人や同級生から「週刊誌の取材が来た」「どこで個人情報が漏れているのかわからないが怖い、気持ち悪い」といった相談が届いていることを報告し、「取材に応じないと、なぜ取材を断るのか理由を述べるよう言われ、追い詰められるように感じる方もいたそうです。このような迷惑行為に抗議します」と投稿。週刊誌の取材方法に苦言を呈した。

日本の重要なコンテンツである漫画やアニメ、ゲームに詳しいだけでなく、「週刊誌への牽制」としてSNSを使いこなすところをみると“ネットやSNSに強い大臣”という印象も受ける。

高市政権において、政策面のみならずカルチャー領域でも小野田氏がキーパーソンとなる可能性がありそうだ。

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