永瀬廉＆浜辺美波、“お泊まり愛”報道でもファンが静観する理由「ホッとしてる」

永瀬と浜辺の熱愛スクープについては、7月中旬に「女性セブン」（小学館）が報道。写真付きの記事によると、鉄板焼き店を貸し切りにしてディナーを楽しむなどして一夜を過ごしたという。

それだけでもファンにとっては衝撃だが、2人は8月30～31日に放送される日本テレビ系の大型チャリティー番組『24時間テレビ』のチャリティーパートナー（永瀬はKing ＆ Princeとして髙橋海人と共に起用）に選ばれており、同じステージに並んで立つ可能性がある。そうなれば、騒ぎはさらに大きくなりそうだ。

同誌の取材に対し、浜辺の所属事務所は「お答えすることはございません」とコメント。永瀬の所属事務所からは回答がなかったという。肯定も否定もしていないので報道の真偽は定かでないが、数年前に浜辺に別の熱愛疑惑が噴出した時は所属事務所が即座に完全否定の声明を出しており、それを考えると今回の事務所のコメントは意味深だ。

今をときめくトップアイドルと若手トップ女優の恋愛スキャンダル報道となれば、通常ならファンが大荒れになってもおかしくない。とくに永瀬のファンは熱烈であるため、浜辺に対して激しいバッシングが起きる恐れもあった。

ところが、ネット上では驚きや困惑の悲鳴は多数あるものの、浜辺を責め立てるような意見はほとんど見られない。永瀬のファンの間では、手放しで祝福とまではいかないまでも、温かく見守っていこうというムードが広がっているようで、以下のようなコメントが散見される。

「廉くんと浜辺美波ちゃん、美男美女でお似合いすぎる」「衝撃だったけど、お相手が浜辺美波ちゃんでホッとしてる。可愛くて好きだから嫌な気持ちしない」「熱愛は確かにショック受けるけどお相手が誰かでダメージが違う。浜辺美波だったら文句のつけようない」

永瀬に対して「アイドルとして詰めが甘い」「付き合ってもいいけど撮られちゃダメ」といった厳しい声はあるのだが、お相手が浜辺ということについては好意的な意見が思った以上にあるようだ。浜辺といえば、数年前にミュージシャンとの熱愛疑惑が報じられたものの、先述したように所属事務所が完全否定。それ以外はノースキャンダルを貫き、清純派女優の代表格となっていた。

お相手とされる永瀬も今回の報道が「初スキャンダル」であり、互いにまじめなイメージが浸透していたため、もし報道が事実だとしても「真剣交際」という印象が強くなる。その結果、浜辺の清潔感や清純イメージに傷がつくことはなく、批判が起きにくい状況につながったようだ。また、双方に“匂わせ”のような事前の形跡が見られなかった点も、ファンにとって好印象となっている。

女優としての「格」や「実績」も影響したとみられる。浜辺は2017年の映画『君の膵臓をたべたい』で本格ブレイクし、MBS・TBS系ドラマ『賭ケグルイ』シリーズなどの当たり役を経て、2023年にNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』で神木隆之介が演じる主人公の妻役を好演し、全国区の知名度と人気を得た。同年末のNHK『紅白歌合戦』で司会を務めた際は、同じく司会に起用された橋本環奈との「美の競演」が大きな話題になった。

神木と再共演した2023年の映画『ゴジラ-1.0』は世界的なヒットとなり、CMにも引っ張りだこで、誰もが認める若手トップ女優の一人に成長している。そうした背景から「相手が浜辺美波なら納得」となった永瀬ファンは多いようだ。

浜辺のファンにとっても報道はショックだったろうが、もはや彼女はアイドル的な人気に頼らなくとも「女優」として高く評価されている存在だ。結果、永瀬ファンからも浜辺ファンからも目立ったバッシングは起きず、想像以上に「静観ムード」が保たれている。

浜辺は来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟！』で豊臣秀吉の正室・寧々（ねね）を演じることが決定し、同年2月には目黒蓮（Snow Man）とW主演する映画『ほどなく、お別れです』が公開予定と、相変わらず仕事は好調。これまで築き上げてきた「清潔感」や「清純イメージ」はそう簡単に崩れることはなく、事実はどうあれ報道の影響はほとんどないとみていいようで、今後も快進撃を続けていきそうだ。