脳内ヘビロテ必至! ももクロ、FRUITS ZIPPER…リフレインが癖になるアイドルソング5選
アイドルファンのみならず、夏フェス好き音楽ファンの間でもすっかり定着しているアイドルソングの夏のライブ定番曲と言えば、ももいろクローバーZの「ココ☆ナツ」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
「コココ コーコ コッコッコー…」と、サビの歌詞はほぼ「コ」のみ。1曲を通して、250回以上も「コ」を連呼している珍しいと言えば珍しく、ももクロらしいと言えばももクロらしい1曲だ。この曲を手掛けたのは、ヒャダインこと前山田健一。よくぞサビを「コ」だけで押し切った!なんという力技!などと評する人もいるが、一度聴いたら耳から離れない、そして、思わず口ずさんでしまう不思議な魅力を持った楽曲である。今回は、そんなリフレイン(繰り返されるフレーズ)が印象的なアイドルソングをピックアップして紹介してみたい。
まず、ももクロには「ココ☆ナツ」以外にもフレーズのリフレインが印象的な楽曲が沢山あるのだが、直近だと「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」が、まさに耳と脳と胸と心に残るリフレインソングだと言ってもいいだろう。ヒャダインと久しぶりにタッグを組んだももクロが、さらに布袋寅泰をゲストギタリストとして迎え、甲冑のような衣装で歌い踊るという…なかなかインパクトのある1曲だ。
この曲で繰り返されるのは、「NIPPON! PO PON! PON! PON! PO NIPPON!」というフレーズ。歌詞の中には「うりゃおい うりゃおい」といったコールが予め盛り込まれているほか、簡単な振り付けも相まって、ロックフェスなどでも確実に盛り上がる1曲だ。フェスで初めて観たであろうロックファンが、次のステージへと移動しながら「NIPPON! PO PON! PON! PON! PO NIPPON!」と口ずさんでいる光景を何度も目にした。そのくらい初見の人にもインパクトを与えている楽曲である。
そして、そんなももクロが所属するスターダストプロモーションの女性アイドルセクション「STAR PLANET」(通称:スタプラ)の後輩グループの楽曲にも、リフレインソングは数多く存在しているのだが、愛知県を拠点に活動するTEAM SHACHIが昨年リリースした「沸き曲」という楽曲が実に面白い。
「Ban ban ban…」「Dan dan dan…」といったキャッチ―な歌い出しと激しいダンスと共に、「破裂音は耳に残る」「リフレインは脳に残る」と歌われ、さらに後半では「結局それが胸に残る」「この景色が心に残る」と歌われている。まさに、こうしたリフレインソングがリスナーの印象に残り、支持される理由を歌っているような楽曲だ。最近のライブではほぼ確実に歌われている楽曲で、ライブでの爆発力と一体感が半端ない1曲なので、是非ともこの夏、SHACHIの単独ライブやアイドルフェスなどでチェックしてみて欲しい。
続いて、同じくスタプラ所属で、九州を拠点に活動しているばってん少女隊の楽曲にも注目していただきたい。ばってん少女隊と言えば、最近では「でんでらりゅーば!」がSNSでも話題になったのだが、この他にも水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミが手掛けた「さがしもの」など、繰り返されるサビのフレーズが癖になる楽曲が多いグループだ。
そんなばってん少女隊が、スタプラ所属グループが参加する大型ライブイベント「スタプラアイドルフェス」にて、横浜アリーナに集まったファンに大きな衝撃を与えたのが「OiSa」という楽曲である。博多山笠の掛け声のひとつである「おいさ!」を何度も繰り返すこの曲の尺は、本来は3分半ほど。しかし、2021年の「スタプラアイドルフェス」では、楽曲をループさせて約10分間の出演時間(持ち時間)すべてを使い、MCも挟まず、この「OiSa」のロングバージョン1曲のみを披露するというパフォーマンスを見せたのだ。今では、「スタプラアイドルフェス」での伝説のひとつとして語られている。10分間ループさせなくとも、何度も繰り返される「OiSa OiSa OiSa…」のフレーズが頭から離れない、中毒性の高い1曲である。
さらに、スタプラ系列ではないのだが、静岡県を拠点に活動するグループfishbowlの楽曲も紹介したい。「fishbowl」で検索しようとすると、次に「熱波」と出て来るほど、彼女達の代表曲であり、人気曲でもある楽曲「熱波」。サウナ好きの聖地、静岡県「サウナ しきじ」から始まり、日本初の路線バス型サウナ「サバス」で熱波を浴びるというミュージックビデオと合わせて楽しんで欲しい1曲である。
「ね」「パッパラパッパ…」と繰り返されるフレーズとラップが印象的な1曲で、多くのアイドルグループが出演するライブイベントで初見で心を奪われたというアイドルファンも多いようだ。この曲は、それこそ、温泉やサウナでも思わず口ずさんでしまいそうな楽曲だ。
最後に、今をときめくFRUITS ZIPPERの楽曲も紹介したい。ふるっぱーと言えば、可愛らしいアイドルソングばかりなのかと思いきや、アルバムにはクールなナンバーも多く収録されており、そうした楽曲がライブではとても良いアクセントにもなっていたりする。
今回紹介したいのは「CO-個性」という楽曲。「こ 個性 こーこーせい こここ 個性 こーこーせい」というフレーズ繰り返される中、ラップ調の歌が乗ってきたかと思うと、サビではドラマチックなメロディへと展開し、サビの最後のフレーズ「君のそんなとこ世界一好き」の後に、ファンが「俺もー!」とコールを挟めるようなブレイクまで作ってある。おそらく、そこまでも計算して作られているのだろう。ライブでの一体感も味わえる、癖になるリフレインソングだ。
サブスクを駆使すれば、もっともっとたくさんのリフレインが印象的なアイドルソングにも出会えるのだろうが、今回ピックアップしたアイドルソングは、筆者がアイドルフェスやイベントに足を運ぶ中で偶然出会ったリフレインソングである。初見でも盛り上がれる、こうしたライブでの隠れた人気楽曲との一期一会が楽しめるのもアイドルフェスの魅力ではないだろうか。
今年も間もなく、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)や@JAM EXPOといった大型アイドルフェスの季節がやって来る。この夏は是非、新たな推しメンとの出会いはもちろんのこと、癖になって頭から離れないほどのリフレインソングとの出会いも楽しみに過ごしてみて欲しい。
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