JO1、初ドーム公演開幕で感激「次は東京ドーム」ユニット曲も初披露＜BEYOND THE DARK＞

本公演は、2023年8月の東京・有明アリーナから約3ヵ月間にわたり行われたセカンドアリーナツアー「2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ‘BEYOND THE DARK’」の追加公演。本ツアーは愛知、宮城、広島、福岡、大阪の全国6都市13公演、全楽曲⽣バンド編成で行われた。

追加公演は、アンコールを含む全31曲の⼤ボリュームでお届け。初披露曲も多数で、ドームでしかできない豪華な演出が見どころとなった。

JO1、初京セラドームに感激

まずは⽊全翔也の強烈なシャウトとともに「SuperCali」でスタート。「第65回 輝く︕⽇本レコード⼤賞」で優秀作品賞に選出された「Trigger」も序盤からパフォーマンスし、メンバーはドームの大きさをしみじみと噛み締めながら、客席とのコール＆レスポンスを楽しんだ。

「NEWSmile」では豆原一成が「JAM、ほんまにすっきやで！」と関西弁で伝え、木全が川尻蓮を抱っこするなど、仲の良い掛け合いで沸かせた。

最初のMCでリーダーの與那城奨は「すごいっすね、全部JAM（ファンネーム）」と感慨深い様子で客席を眺め、「夢に見た光景ですから皆さん最後まで思い残すことなく楽しんで帰って行って下さい」と呼びかけ。川⻄拓実も「立ちたかった…」と率直に口にした。

メンバーカラーでキラキラに装飾したマイクもお披露目し、川尻は「今日のために皆つけました」と笑顔で紹介した。

JO1、初披露楽曲続々

與那城、⼤平祥⽣、⾦城碧海が出演する公開中の映画『OUT』の主題歌「HIDEOUT」も初披露。トロッコでアリーナ席をぐるりと一周し、カラーボールを投げてファンサービスし、観客と接近した。

3RD ALBUM『EQUINOX』収録された初のユニットソングであるダンスユニット（川尻、⽩岩瑠姫、川西、木全、大平、豆原）の「Itty Bitty」、ボーカルユニット（與那城、河野純喜、佐藤景瑚、金城、鶴房汐恩）の「Mad In Love」も初披露。「Itty Bitty」では迫力のダンスパフォーマンスで魅了。「Mad In Love」は河野が「JO1で一番ロマンティックな曲」と紹介し、甘い歌声にドーム全体が聴き入る。サビでは振りもつけると佐藤が胸から豆原の変顔写真を取り出し、続いて豆原が後方から変顔を再現して笑いを誘った。

さらに、世界的DJ兼プロデューサーのR3HAB（リハブ）が制作を手掛けた「Eyes On Me（feat.R3HAB）」も国内初披露。開催中のアジアツアー「2023 JO1 1ST ASIA TOUR ‘BEYOND THE DARK’ LIMITED EDITION」で披露し、反響の⼤きい全編英語詞の楽曲となっている。

JO1、アンコールでは気球に乗って登場

アンコールでは、6基の巨⼤気球型バルーンに乗ってメンバーが登場。撮影可能曲として「We Good」「Touch！」を歌いながら京セラドームの上を回った。

與那城は「早く下ろして～」と脚がすくんでいた様子で、一緒に乗っていた川西が「奨くんがビビりすぎてヤバいです」と報告。金城も「うちのリーダー筋肉すごいのに高所恐怖症なんです」と心配していた。

そして、公式ペンライトの演出でスタンド席にメンバーの名前が浮かび上がる演出とともに1人ずつコメント。京都府出身の大平は「親が沢山ライブとか連れて行ってくれて京セラでも沢山アーティストさんを観て」と昔から京セラドームに立つことが夢だったと言い、「実際立ったらどんな感情になるんだろうと考えていたんですけど、とっても幸せです」とにっこり。「皆の顔が見たいので照明を全部つけてもらっていいですか？」と客席の照明をつけて一人ひとりの顔を見る場面もあった。

佐藤は「すっごい楽しかったしまたやりたいなと思います」と意気込むと、「次は東京ドームだよね？」と新たな目標を宣言。「ナゴヤドームも来いよ！待ってるよ！」と出身の愛知県の大きなステージにも言及し、さらなる飛躍を誓った。

與那城は最後に「皆との思い出が僕たちの宝物です。これからも最高の宝物を作っていけたらと思います」と挨拶。ダブルアンコールも発動し、笑顔でドーム公演初日を終えた。（modelpress編集部）