櫻坂46・1期生「2nd TOUR 2022“As you know?」／撮影：上山陽介

櫻坂46キャプテン菅井友香“欅坂46から改名後初”東京ドーム公演でアイドル人生に幕魂で伝えた7年間の思い＜セットリスト＞

2022.11.10 00:00 views

櫻坂46が8日～9日の2日間に渡り、東京ドームにて「櫻坂46 2nd TOUR 2022 “As you know？」ツアーファイナルを開催。最終日となった9日公演では、キャプテンを務める1期生の菅井友香の卒業セレモニーが行われた。ここでは、9日の様子をレポートする。

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菅井友香、欅坂46・1期生としてデビューキャプテンとして牽引

櫻坂46菅井友香「2nd TOUR 2022“As you know?」／撮影：上山陽介

菅井は1995年11月29日生まれ、東京都出身の26歳。愛称は“ゆっかー”。2015年8月、欅坂46の1期生オーディションに合格し、2016年4月に欅坂46として「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。2017年1月に同グループキャプテンに任命され、2020年10月の櫻坂46への改名後もキャプテンを継続。長きに渡ってグループを牽引してきた。

櫻坂46「2nd TOUR 2022“As you know?」／撮影：上山陽介

そんな菅井は同公演にてグループを卒業。8日の公演では菅井の卒業後、副キャプテンを務めていた2期生の松田里奈がキャプテンに就任することがサプライズで発表された。

最後のスピーチで、菅井はサイリウムカラーの1つでもあるパステルブルーのドレス姿で登場。「2015年メンバーに加入して、2016年『サイレントマジョリティー』でデビューしました」と切り出し、「思い返すと本当に波乱万丈なアイドル人生でした。キャプテンに任命していただいたことは、人生の転機だったなと思います」と約7年間を振り返った。

これまでの葛藤や困難、そしてそれを支えた人々への感謝を伝えた菅井は、最後に「大好きな欅坂46も大好きな櫻坂46も、それぞれにしかない楽曲、グループ、メンバーの魅力がたくさんあります」とメッセージ。「どっちがいい悪いとかじゃなく、それぞれを尊重しながらどちらも愛してもらえたら嬉しいなと思います」と涙ながらに語り、深くお辞儀すると、会場には温かい拍手が鳴り響いていた。

スピーチが終わると、ステージ上には花を持ったメンバーが登場。1人ずつ菅井への思いや感謝を伝えながら花と手紙を渡していく中、涙するメンバーも多数。菅井はそんなメンバーを包み込むように優しい微笑みで見守り、全員の手紙が読み終わると「ちょっとでもみんなの力になることができたんだなと思いました」と満面の笑みを浮かべた。

そして最後にはWアンコールとして、菅井の卒業にあたって秋元康氏が描き下ろした楽曲『その日まで』を披露。センターの花道にメンバーが並び、2期生から1期生へとバトンを繋いでいく演出に。最後にはステージ上で菅井のポーズ「がんばりき」を披露し、笑顔で約7年間のアイドル人生に幕を閉じた。

菅井友香、涙で語った欅坂46＆櫻坂46への思いキャプテンとしての“苦悩”と支えとなった存在＜スピーチ全文＞

菅井友香へ1期生が伝えた“後悔と感謝”「あの瞬間があったから今がある」＜1期生コメント全文＞

櫻坂46、“改名後初”東京ドーム公演開催

櫻坂46に改名後初の東京ドームとなった同公演は、約2年間の集大成ともいえるセットリストに。オープニングは事前にサイリウム使用不可のアナウンスがされており、メンバー1人ひとりの個性が光るライティングでダンストラックを輝かせた、会場の「Buddies」（櫻坂46ファンの愛称）も大きな拍手や手拍子でメンバーへエールを送った。

また、冒頭の『条件反射で泣けて来る』から『流れ弾』までの5曲はMCなしで走り切るなど、“疾走感”のある構成も同公演の特徴の1つ。クールな表情を見せていたメンバーがパフォーマンス後のMCで無邪気な笑顔を見せると、そのギャップに多くの観客が虜となった。

そして、ファンの愛称の元にもなった山崎天がセンターを務める楽曲『Buddies』（※「崎」は正式には「たつさき」）の曲中では、通常山崎がファンへの思いを伝えているが、同公演では菅井がファンへメッセージ。「櫻坂46になって2年、私たちにはこんなに心強い“Buddies”という仲間が出来ました」と感謝を伝えると、「これからもずっと“Buddies”でいてくださいね、約束！」と笑顔で約束を交わした。

櫻坂46卒業の菅井友香、ファンと交わした“約束”に「ゆっかーらしい」「任せて」の声