乃木坂46、3年ぶり“聖地”神宮公演で10万5千人動員 感動の演出＆思い溢れるスピーチにメンバー号泣＜真夏の全国ツアー2022／セットリスト＞

乃木坂46、3年ぶり“聖地”神宮球場でライブ開催

2014年に開催した「真夏の全国ツアー2014」で初めて明治神宮球場でライブを開催した乃木坂46。その後、2019年まで6年連続で明治神宮球場公演を行い、グループの“聖地”とも言われている。

2020年以降は新型コロナウイルスの影響により連続公演の記録が途絶えていたが、今年は3年ぶりに開催。3日間で10万5千人、地方公演と合わせてツアー全体で計21万人を動員し、チケットは全てソールドアウトした。

なお、31日公演はメンバーの早川聖来、掛橋沙耶香、冨里奈央は欠席となった。

“3年ぶり”神宮、賀喜遥香の煽りでスタート 夏らしい演出も

同公演では、神宮公演限定の演出が多数。Overture内で「3年ぶり戻ってきたぞ」という文字がモニターに流れ、センター・賀喜遥香の「全員出し切れ～！」という合図で、同日リリースの新曲「好きというのはロックだぜ！」からスタートした。

続けて「夏のFree＆Easy」「おいでシャンプー」「ガールズルール」「裸足でSummer」といったグループを代表する夏曲を披露し、晴天に恵まれたツアー最終日のボルテージは最高潮に。

ウォーターキャノンを使った演出も取り入れられ、約30mの高さまで上がった水にメンバーたちは驚きながらも、水しぶきを浴びて涼しい笑顔を見せていた。

各期が涙…「期別ブロック」もエモすぎる

さらに、期別ブロックでは各期がパフォーマンスで感極まる場面も。

加入して約半年の5期生・井上和は自身のセンター曲「絶望の一秒前」披露前に現在の思いを吐露し、思わず涙。3期生楽曲では中村麗乃が「思い出ファースト」「僕が手を叩く方へ」の流れで大粒の涙を流し、伊藤理々杏や久保史緒里、梅澤美波などのメンバーも目を潤ませながら熱い思いを込めてパフォーマンスを行った。

そして、1期生と2期生は合同で楽曲を披露。今回は2期生が鈴木絢音のみになってから初のツアーとなったが、鈴木は1期生の4人とともに満面の笑みで「海流の島よ」を歌い上げ、仲睦まじい様子で1期生との絆を見せた。

賀喜遥香の熱いスピーチにメンバー号泣

また、中盤にはキャンプファイヤーのように焚き火を囲み、アコースティックバージョンで「羽根の記憶」「Sing Out！」を歌唱。モニターにはメンバー同士の思い出写真も映し出され、野外ライブならではのエモーショナルな雰囲気に目を潤ませるメンバーが続出した。

本編最後には、賀喜が今回のツアーへの真っ直ぐな思いを告白。「私はこういう発言の場をいただいても自信がないところを見せてしまったり、頼りないところもたくさんある」と本音を伝えた後、それを支えたのがメンバーやスタッフ、そしてファンの存在だったと語り、感謝の言葉とともに「私は本当にこの愛の詰まった乃木坂46が大好きです」と伝えると、自身がセンターを務める楽曲「君に叱られた」へ。

曲終わりには神宮球場恒例の花火が球場の真上に460発打ち上げられ、賀喜の真っ直ぐな思いと“聖地”のエモーショナルな雰囲気に、キャプテンの秋元真夏、副キャプテンの梅澤美波を初めとするメンバーたちは号泣。

アンコールでは、ライブの定番曲「ダンケシェーン」を披露し、恒例の「やっぱ乃木坂だな！」を笑顔で元気いっぱいに叫んだ乃木坂46。「乃木坂の詩」では会場が乃木坂46の“紫”色に染まり、大きな拍手の中で「真夏の全国ツアー2022」に幕を閉じた。

「真夏の全国ツアー2022」Day3セットリスト

影ナレ：樋口日奈

0.OVERTURE
1.好きというのはロックだぜ！
2.夏のFree＆Easy
3.おいでシャンプー
4.ガールズルール
5.裸足でSummer

＜MC＞
＜VTR＞

6.絶望の一秒前
7.バンドエイド剥がすような別れ方

＜VTR＞

8.I see…
9.ジャンピングジョーカーフラッシュ

＜VTR＞

10.思い出ファースト
11.僕が手を叩く方へ

＜VTR＞

12.海流の島よ
13.会いたかったかもしれない
14.ロマンスのスタート

＜MC＞

15.君の名は希望

＜VTR＞

16.君が扇いでくれた
17.太陽に口説かれて

＜VTR＞

18.魚たちのLOVE SONG
19.ごめんねスムージー

＜VTR＞

20.羽根の記憶
21.Sing Out！

＜MC＞

22.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
23.Under’s Love
24.ごめんねFingers crossed
25.Actually…
26.深読み
27.太陽ノック
28.空扉
29.ジコチューで行こう！

＜MC＞

30.君に叱られた

EN1.好きになってみた
EN2.ダンケシェーン

＜MC＞

EN3.乃木坂の詩

（modelpress編集部）