乃木坂46賀喜遥香、涙ながらに語った“6分半” センターの葛藤&メンバーへの思い明かす<真夏の全国ツアー2022>
2022.09.01 00:00
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乃木坂46が8月29日~31日の3日間に渡り、「真夏の全国ツアー2022」ツアーファイナル公演を開催。グループの“聖地”と呼ばれる東京・明治神宮野球場に3年ぶりに立ち、各日3万5千人を動員した。31日公演では、4期生の賀喜遥香が、約6分半に渡って自身の思いを語る場面があった。
賀喜遥香「苦しくなっちゃうときとかも」6分半で語ったセンターのプレッシャー
本編終盤には、同日リリースした30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」でセンターを務める賀喜が、ツアー最終日を迎えた心境を告白。冒頭では今回のツアーについて「毎公演楽しかった」と笑顔を見せた賀喜だが、表題曲をはじめセンターを務める曲数が多かったこともあり「苦しくなっちゃうときとかもあって」と、プレッシャーを感じていたことを明かした。しかし、先輩や同期が抱きしめてくれたり、後輩が声を掛けてくれたりしたことで、ネガティブな気持ちを乗り越えることができたという賀喜。ファンの応援も支えになったと語り、聖地である明治神宮での景色を見ながら「この場所をこれから先も大切に守りたいと思ったし、これから先入ってくる後輩の子とか、ずっとずっと先まで繋げていきたいと思いました」と、真っ直ぐな思いを伝えた。
賀喜遥香「乃木坂46が大好きです」
さらに、スピーチの最後には「改めて、言わせてください」とした上で、「私は本当にこの愛の詰まった乃木坂46が大好きです」と会場に響き渡る声で宣言。思わず涙をこぼす賀喜に会場から大きな拍手が贈られ、「そんな大好きな気持ちと感謝の気持ちを次の曲にのせて、皆さんにお届けできたらと思います」という曲振りで、自身がセンターを務める楽曲「君に叱られた」を披露し、本編に幕を閉じた。賀喜遥香スピーチ全文
改めまして、今日会場に来てくださった皆さん、そして配信で見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今日はツアー最終日で、今回全国ツアーで全国各地回らせていただいて、本当にまず1番に思ったのは「色んな愛を感じたな」っていうのを、今ここに立ってみて1番思って。もちろんどの会場でもすごく楽しくて、毎公演毎公演本当に楽しくて。でも、その中でも苦しくなっちゃうときとかもあって。そういうときは先輩方だったり、同期のみんなだったりが抱きしめてくれたり、スタッフの皆さんが明るく話しかけてくださったり、後輩の5期生ちゃんが「賀喜さんのここが好きなんです」とか言って褒めてくれたりとかして。自分の中のネガティブな気持ちを乗り越えて、今日最終日ここまで走りきってこれました。
ステージに立ってからも、ファンの方の温かさに圧倒されるばかりで、声が出せなくてもペンライトだったり、タオルだったり、拍手だったり…。そういった形で応援してくださってるし、手を振りに行ったら泣いて喜んでくださるファンの方々もいらっしゃって、そういう景色を見たときに「私たちってこんなに愛していただいてたんだ」っていうのを改めて思いました。
こんなに愛に溢れている場所他にあるのかってくらい、この乃木坂46が温かくて。この環境は当たり前じゃなくて、今まで先輩方が乃木坂のために、スタッフさんのために、応援してくださっているファンの方々のために、そういう気持ちを持って活動を積み重ねてきてくださって、そうして私たちはここに立っているし、そういう思いが詰まって生まれたものっていうのを身にしみて感じたので、この場所をこれから先も大切に守りたいと思ったし、これから先入ってくる後輩の子とか、ずっとずっと先まで繋げていきたいと思いました。
私はこういう発言の場をいただいても自信がないところを見せてしまったり、あとは頼りないところもたくさんあると思うし。
でも…。思うこともあるけど、これからの乃木坂46を作っていく1人になりたいなと思いました。本当にありがとうございます。本当に、ツアーをやってきて、ヘラヘラしたところが多かったかもしれないけど、この夏の間支えてくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。そして、貴重なかけがえのない経験をさせてくださって、本当にありがとうございました。
改めて、言わせてください。私は本当にこの愛の詰まった乃木坂46が大好きです。メンバーも大好きだし、ファンの皆さんも大好きだし、スタッフの皆さんも大好きだし、もう「乃木坂」っていう言葉知ってる人だけでも大好きだし、衣装さんも大好きだし…ここにいる人みんな大好きです。
そんな大好きな気持ちと感謝の気持ちを次の曲にのせて、皆さんにお届けできたらと思います。皆さん準備は大丈夫でしょうか、それでは最後の曲聴いてください。「君に叱られた」。
乃木坂46、3年ぶり“聖地”神宮球場でライブ開催
2014年に開催した「真夏の全国ツアー2014」で初めて明治神宮球場でライブを開催した乃木坂46。その後、2019年まで6年連続で明治神宮球場公演を行い、グループの“聖地”とも言われている。2020年以降は新型コロナウイルスの影響により連続公演の記録が途絶えていたが、今年は3年ぶりに開催。3日間で10万5千人、地方公演と合わせてツアー全体で計21万人を動員し、チケットは全てソールドアウトした。
なお、31日公演はメンバーの早川聖来、掛橋沙耶香、冨里奈央は欠席となった。(modelpress編集部)
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