STATION IDOL LATCH!、1stライブで全力パフォーマンス「残念ながら全員集合というわけにはいきませんでしたが…」第2章の開幕も決定
2022.03.07 13:36
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山手線各駅の駅員のキャラクターが業務時間を終えるとアイドルとして活躍するまったく新しいアイドルプロジェクト・STATION IDOL LATCH!が6日、JR山手線品川駅最寄りの東京・グランドプリンスホテル新高輪・飛天で1st LIVEを開催した。
STATION IDOL LATCH!“出発”を高らかに宣言
当日はTAKUYA(百瀬志生役・新大久保駅)と田丸篤志(神堂唯姫役・新宿駅)が急遽参加することができず、残念ながら全員集合とはいかなかったものの、パッセンジャーたちを楽しませるため、キャストが全力のパフォーマンスを繰り広げた。ステージは古田一晟(一条肇役・品川駅)、梶原岳人(小鳥遊悠吏役・有楽町駅)による影ナレーションからスタート。「さあ一緒に、終着駅のない旅へ!」というセリフとともに、オープニング映像が展開し、アイドルたちが持つ世界観が存分にあふれた映像で客席を盛り上げた。
映像が終わると出演者が全員ステージに登場し、テーマソング「LATCH! ~それが未来の扉~」を披露。ステージいっぱいに広がり、“出発”を高らかに宣言。小野賢章(東海林鈴音役・東京駅)は「本日は残念ながら全員集合というわけにはいきませんでしたが、気持ちは30人で臨みたいと思います!」と意気込んだ。
太田将熙、TAKUYAのメッセージを代読
ひとりひとりが意気込みとともに自己紹介を終えると、ここからはユニットごとによるパフォーマンスがスタート。トップバッターを務めるのは双子のユニット・峯田大夢(不動雅役・目黒駅)、太田将熙(綜馬礼役・目白駅)。ステッキを手にスタイリッシュなダンスとともに「Get into the Wonderland」を披露すると、続いては新人ユニット、青山凌大(武庸裕哉役・高田馬場駅)、住谷哲栄(空蝉塁役・大塚駅)、伊藤昌弘(諏訪海晴役・西日暮里駅)による「Ai for You」。ステージを駆け回りながらエネルギッシュに歌唱した。5人によるトークパートでは、太田が「ステッキを使いこなせるようになるのが大変だった」と明かし、また「大きな会場に圧倒されてしまいました」という青山の言葉をきっかけに、右から左まで手を振りながらステージを歩くという一幕も。パッセンジャーもそれに応えてペンライトやフラッグを振っていた。
そして、この日欠席したTAKUYAからパッセンジャーへのメッセージを、事務所の後輩でもある太田が代読。「会場に行くことができず、非常に悔しく残念です。よりパッセンジャーのみなさんに楽しんでいただけるよう、志生くんと頑張っていきます!」とのメッセージを読み上げた。続いて2021年10月に開催された「1st Passenger Meeting」での「Salt & Sugar」の歌唱映像がスクリーンで展開され、客席は紫色のペンライトで埋め尽くされた。
STATION IDOL LATCH!、各ユニットが楽曲披露
ここからは菊池幸利(カ山リ人役・神田駅)、鈴木裕斗(雷電遊生役・秋葉原駅)のユニットのターン。ボカロテイストの曲調の「BUNGAKU×COMPLEX」を歌い上げると、林優大(蜂谷恒星役・渋谷駅)、岩崎友泰(竹下宮斗役・原宿駅)、福崎那由他(樅野葵役・代々木駅)はタオルを振り回しながら「Everybody! Say!!」を笑顔で熱唱した。5人によるトークパートでは、鈴木と菊池が「『Everybody! Say!!』を聴いて若いころのことを思い出しました(笑)」と語り、林は「自分たちにマッチしていて歌いやすかったです!」と充実した表情で話していた。
和の心をコンセプトにしたユニット・森嶋秀太(和泉オーキッド亜恋役・高輪ゲートウェイ駅)、高塚智人(英皐月役・駒込駅)、井上雄貴(高岩大智役・巣鴨駅)が満開の桜を思わせる、妖艶さも感じる振り付けとともに「花びら舞う夜に」を披露すると、代わって高橋英則(饗庭紡麦役・恵比寿駅)、三浦祥朗(伍代晃役・五反田駅)、小山剛志(羽振寿里役・田町駅)、菅沼久義(大崎新市役・大崎駅)によるアダルティな魅力が光るユニットが、ミラーボールが輝くなか「Sparkling Night」を歌唱。場内は夜の東京を思わせるような大人の空間に早変わりした。
7人によるトークパートでは、平均年齢が低めな3人と高めな4人による和気あいあいとした会話が展開。森嶋たちのユニットは「みなさんの歌い方にバブリーさを感じました」とほめたたえ、一方高橋たちのユニットは「歌うときの、儚げな表情の作り方を教えて」と無茶ぶりをしていた。
続いて、エレガンスなふたりのユニット・古田、梶原岳人(小鳥遊悠吏役・有楽町駅)による「Regret」。古田が弾くピアノの調べ、スタンドマイクを手にした梶原の歌声がシンクロした。そして笠間淳(飴屋楊役・上野駅)、寺島惇太(根岸優歌役・鶯谷駅)のユニットは白いペンライトが輝くなか、ステージの両端から「世界一憂鬱な王子」を切なく歌い上げた。
4人によるトークパートでは、品川駅を担当する古田の「ご当地」でのイベントということで特別な想いを持ってステージに臨んだ旨が語られた。今後は「ピアノでバラードを弾いてみたいです!」と意気込んだ。また、「LATCH!」の楽曲は飴屋が全曲プロデュースしている、ということも判明し、笠間は得意げな表情を見せていた。
ここからは後半戦。まずは下町ユニット・山口智広(戸成綾役・日暮里駅)、阿座上洋平(高良摩利央役・御徒町駅)が「盛り上がっていきましょう!」とパワフルなラップも特徴的な「Two as One」を投下すると、井上和彦(烏鷹鉄路役・新橋駅)、狩野翔(湊 航琉役・浜松町駅)、矢野奨吾(北颯役・田端駅)のユニットが間髪入れず、コミカルさと軽快さが同居するステップとともに「SUNRISE!!」を披露した。
5人によるトークパートでは、アツい曲を歌う両ユニットメンバーが、どちらか元気かを競うように「イエーイ!」と声をあげ、さらに井上の提案で客席と「ウェーブ」を楽しむ一幕も。先陣を切った山口に続き、全員でステージを走り回った。
トリを飾ったのはレジェンドユニット・小野賢章(東海林鈴音役・東京駅)、島崎信長(※「崎」は正式には「たつさき」)(青葉梟光加人役・池袋駅)。激しい明滅とともに「Way Up High」を歌唱。ハイテンポでスタイリッシュなナンバーを、この日出演がかなわなかった田丸の分までステージを盛り上げた。
歌い終えると小野から「記念すべき、思い出に残る一日になりました。3人そろわず残念でしたが、次回は全員でステージに立ちたいので、引き続き応援よろしくお願いします!」、島崎は「最初はふたりだけで不安でしたが、みなさんのおかげで楽しめました。だからこそ、次回はよりよいレジェンドぶりを見せたいと思います!」とパッセンジャーに約束していた。
STATION IDOL LATCH!、アンコールで「LATCH! ~それが未来の扉~」披露
アンコールでは、制服衣装に着替えたメンバーがステージ上に再集結。「LATCH! ~それが未来の扉~」をフラッグやタオルを振りながら、思い思いに楽しんだ。最後は出演者からひとりずつメッセージが贈られ「また必ずお会いしましょう。本日は本当にありがとうございました!」のあいさつとともに、盛り上がりのなかでステージは終了した。
本公演の模様はCSチャンネル「フジテレビTWO」にて4月30日よる8時より放送されるとのこと。そして、「第2章」の開幕が決定。詳細はこれから明らかにされていくことになるが、いまよりさらにパワーアップしたアイドルたちの姿が見られるはずだ。さらに、ステーションアイドルたちが活躍するコミックが小学館「ベツコミ」にて7月号から連載開始されることが発表された。(modelpress編集部)
セットリスト一覧
M1「LATCH! ~それが未来の扉~」(全員)M2「Get into the Wonderland」(峯田大夢、太田将熙)
M3「Ai for You」(青山凌大、伊藤昌弘、住谷哲栄)
M4「Salt & Sugar」(TAKUYA)(※映像)
M5「BUNGAKU×COMPLEX」(鈴木裕斗、菊池幸利)
M6「Everybody! Say!!」(林優大、岩崎友泰、福崎那由他)
M7「花びら舞う夜に」(森嶋秀太、高塚智人、井上雄貴)
M8「Sparkling Night」(高橋英則、三浦祥朗、小山剛志、菅沼久義)
M9「Regret」(古田一晟、梶原岳人)
M10「世界一憂鬱な王子」(笠間淳、寺島惇太)
M11「Two as One」(山口智広、阿座上洋平)
M12「SUNRISE!!」(井上和彦、狩野翔、矢野奨吾)
M13「Way Up High」(小野賢章、田丸篤志、島崎信長)
ENCORE「LATCH! ~それが未来の扉~」(全員)
【Not Sponsored 記事】
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