乃木坂46堀未央奈、最後に語った母親への思い「絶対にお母さんを幸せにします」 2期生サプライズで母親から手紙も<全文>
2021.03.29 00:00
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乃木坂46が28日、「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~2期生ライブ~」をオンラインで開催し、伊藤純奈、北野日奈子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、堀未央奈、山崎怜奈、渡辺みり愛の8人が出演。この公演をもって2期生を牽引してきた堀がグループを卒業した。
アンコールでは堀のヒストリー映像が流れ、ドレスに着替えて一層輝きを放った堀がマイクを持ち、挨拶。あまり語っていなかった家族の思いから、1期生、3期生と4期生、最後に2期生への思いを涙ながらに話し、そのまま最初で最後のソロ曲「冷たい水の中」を歌唱。
さらに、サプライズとして母親からの手紙を鈴木が代読。7人がサプライズを考えて堀の母親に連絡をしたといい、堀は「びっくりした…」と溢れる涙が止まらなかった。
私はあまり、乃木坂に入る前とか、家族の話をしてこなかったので、少しお話しようかなと思います。私は色んなオーディションを受けて、ようやく受かったのが乃木坂46っていうグループで。元々は自分に自信もなくて、夢もなくて、正直、全然本当パッとしない毎日を過ごしていたんですけど、でもどうしても「アイドルになりたい」っていう思いが強くなったのは、それだけ乃木坂46っていうグループに魅力を感じたからかなと思います。そして、私は岐阜県出身なので、乃木坂に合格したら上京しなくちゃいけないっていう条件があって、そこで家族に相談したんですけど、母も姉も全然否定することなく応援してくれて、親友・家族と離れるのはすごく寂しかったんですけど、でもどうしても乃木坂46として活動したいなっていう、自分自身がとにかく変わりたいっていう思いが強くて、その寂しさから離れて上京することを決めました。
元々体が小さい頃から弱かったので、母にはすごく心配をかけていました。母は1日中働きながら私と姉の面倒を見てくれて、家事をしてくれて、休日は旅行に連れて行ってくれたり、自分のことよりも私たちのことを優先してくれる。本当に尊敬できる母でした。本当にお母さんっ子で、上京するまでお母さんと一緒に寝てたくらいお母さんが大好きで、なので、「私が上京する」って言った時はお母さんもすごく寂しそうにしてたけど、でも「頑張ってね」って背中を押してくれました。当時は母の顔というか、「なんでこんなにお母さんって強いのかな」って、それくらいしか分からなかったけど、今24歳になって、ようやく少し母の気持ちも少し分かるようになって。お母さんじゃないから全然分からないことも多いけど、本当に1人の女性として尊敬できる素敵な母です。そんな母が、今日もライブもですし、今までのライブも歌番組もたくさん見てくれて、ちょっと恥ずかしかったけど、本当はすごく嬉しかったです。お母さんが今日の今日まで応援してくれたっていうのもあって、私は楽しく活動できたっていうのもあります。私が絶対にお母さんを幸せにします。ひとまず、この乃木坂の8年間ありがとうございました。
そしてお姉ちゃん。お姉ちゃんはちょくちょく私が色んなところでお話してるので、多分ファンの方もどういう人なのかご存知だとは思うんですけど、本当にメイクとか美容とかにも疎かった私に、一から姉は教えてくれて、本当に喧嘩も多いけど、ずっと味方でいてくれたお姉ちゃんでした。「いつでもやめていいよ」っていうふうに姉は言ってくれていたので、そんな言葉に支えられてというか、そんな言葉をお姉ちゃんはずっと言ってくれてたから、私は諦めずに活動を続けられたのかなと思っています。本当にありがとう。ちゃんと幸せになってください。
中学時代は本当に友達関係で悩んで、ずっと頑張ってた陸上部もやめて、何も続かない、自信もないし自分も嫌いになるし、人のこともあまり信じられなくなっていたわけでしたが、私はずっと「変わりたい」と「強くなりたい」と思い続けて、乃木坂46に入って活動してきたなと思っています。そんな弱い自分は1番自分が知ってるから、「強くならなきゃ」とずっと思っていたし、私が私のことを好きになるきっかけを乃木坂46は作ってくれたなと思っています。今もこうして歌を歌って、ダンスを踊って、ファンの皆さんの前でこういうふうにお話をして、やりたいことも沢山あって、夢も沢山あって、次の新しいことに前向きに向かおうとしているっていう…。そんなふうに強くなれたのは、乃木坂46でたくさんのことを経験して、色んな人の優しさに触れて、支えられたからだなというふうに思っています。
私は、加入してすぐセンターに選ばれて、本当に何も分からないまま、16歳で1期生の中に1人で入らせていただいて、自分の実力のなさというか、自信を持って何もできなかった自分がすごく悔しくて、今振り返っても、あの期間は本当に悔しかった期間だなと思います。でもそんな私を受け入れてくれて、ずっとずっとかっこいい姿を見せてくださった1期生の皆さん。まだ私の入る乃木坂は1期生の皆さんでしかなくて、8年経った今でも尊敬の気持ちと憧れの気持ちっていうのはずっとずっと変わりません。入る前も入った後も、こんな素敵なグループがあるんだなと思えたのは、1期生の皆さんの姿を見ていたからだなと思っています。本当にありがとうございました。
そして、3・4期生の皆。人見知りながらに、私も皆と話せた期間がすごい良い思い出です。突然、完成されつつある乃木坂46に加入して、色んなことを任されてっていうのがすごくプレッシャーだと思うけど、それでも沢山ん努力して頑張っている姿を見て、私はすごく心強くて、本当に嬉しかったです。3・4期生の皆はメンバーだし後輩だけど、本当の妹のような存在で、甘やかしたい時は甘やかしたいし、でも時には厳しくっていう、すごく特別な存在の皆でした。先輩らしいことはできてたか分からないけど、でも先輩にもメンバーにも甘えたい時は甘えて、でもちゃんと責任やグループの一メンバーとしての自覚を持つ時は持って、全力でこれからも頑張ってほしいなっていうふうに思います。本当に乃木坂46は本当に素敵なグループなので、誇りを持ってこれからも活動してください。
そして、2期生の皆。本当に2期生はそれぞれ色んな思いとか経験をして、それぞれがきっと思うことも沢山あって…。でも私も本当は色んなことをもっともっと皆と経験したかったし、色んな景色を見たかったなって正直思います。でも、こうやって今日ライブできたこともそうだし、2期生の皆って本当に自分のことよりも人がくじけていたらすぐに手を差し伸べられる強くて優しい人たちの集まりだなって思っていて、きっと最初の私がセンターになった時も色んなことを思ったと思うし、沢山気を遣ったり、支えてくれたり、自分の思いを押し殺して、こんな私のために沢山手を差し伸べてくれました。それぞれがそれぞれの道で、もっと活躍して、私はこれから乃木坂46のメンバーとしてではなく、一人間、人間というか堀未央奈として、皆のことをテレビの前とかで見守ることになると思うけど、皆が乃木坂を引っ張りつつ、それぞれが活躍して、幸せな人生を歩んでほしいなって本当に心から思っています。
そして最後に、今日配信を観て下さったファンの皆さん、そして配信は観れていないけどずっと応援して下さっている皆さん。皆さんの支え、応援、温かい声援、そんなことがあったから、私はくじけたり辛かったり、悩んでも、前を向けて、前を向いて進めたんだなっていうふうに本当に思います。楽しい時嬉しい時は一緒に喜んでくださって、辛い時は一緒に悩んで苦しんで「頑張ろうね」って言って下さって、そういう存在って家族とか親友以外でできると思ってなかったので、不思議な体験というか、本当に嬉しかったし、皆さんがどんな私も肯定して「堀ちゃんは堀ちゃんのままでいいよ」って言い続けて下さったから、私も自分を信じてありのままの自分で歩めたんじゃないかなというふうに思います。
私にも、アイドルになりたいっていうきっかけの方がいて、憧れの方がいて、夢を叶えて、そして私に憧れてアイドルになったって方たちに出会えることもあって、そういう夢の連鎖じゃないですけど、誰かの力に、誰かの原動力になれてるかもしれないって。応援してくださる皆さんの力に、皆さんの元気の源になれたら良いなって思っています、これからも。
なので、明日からは乃木坂46の堀未央奈ではなく、1人の女性として、堀未央奈として歩んでいきますが、乃木坂46で経験したこと、感じたこと、この8年間、色んなことを胸に、明日からも沢山のことに挑戦し続けて、感謝の気持ちを忘れずに、これからも歩んでいきたいなって思います。やり残したことは、きっと私以外の卒業された方もこれから卒業する子にも、そういう悔しかったことって沢山あると思うし、全てが思い通りになるっていう世界はないけれど、私は嬉しかったこと楽しかったことはもちろん、そういう悔しい気持ちというか、「もっとこうしたかった」って思うことを絶対に忘れずに、自分の胸にしっかりと刻んで、もっともっと応援してくださる皆さんも、これから出会う人にも、「堀未央奈ちゃんってすごいな、面白いな」って思ってもらえるように頑張りたいなっていうふうに思います。そして、乃木坂46っていうグループは、本当に素敵な、私がこのグループにいたっていうのが本当に夢のような自慢のグループで、そんな乃木坂46のことも、これからも応援よろしくお願いします。
8年前、未央奈が内緒でオーディションを受けた時、お母さんは実は芸能の仕事はしてほしくはありませんでした。あのときお母さんも子育てと仕事でいっぱいいっぱいで未央奈の気持ちをあんまり考えられなかった。東京で一人でやっていけるのかと不安でしかなくて、でも未央奈は全てを捨ててでも夢を叶える覚悟ができていたね。小さい頃から留守番が多くお姉ちゃんとアイドルのDVDを観てダンスを真似てその頃からいつか大きくなったらいつかステージで踊りたいと思っていたのかもしれないね。大きくなると『いつかお母さんを私が楽にしてあげるから』と言ってくれたこと今でも覚えているよ。期待に胸を膨らませて新幹線に乗り込む姿は今でも胸に焼き付いています。
未央奈、8年間どうだった?その8年間の中に様々な思いがあったと思う。初めは不安、孤独、挫折、精神的にはボロボロだったね。その頃、お母さんは手紙で『いつ帰ってきても良いんだよ』と何度も書いた記憶があるよ。でも弱音は吐かなかったね。帯状疱疹になったときも隠していたよね。
そこまでしてでも頑張り続けようと踏ん張り続けたのは乃木坂46が未央奈にとってかけがいのない夢の場所だったからかな。お母さんはただ見守ることしかできなかったけど素晴らしいアイドル人生だったと誇りに思うよ。終わりよければ全て良し、と言うでしょ?最後に大切で大好きなメンバーと大きなステージに立てたこと、夢が叶って良かったね。そして今日この日を迎えることができたのはスタッフさんやマネージャーさん、ファンの皆様のおかげだということを忘れないでね。最後にあーちゃん、きいちゃん、みり愛、純奈、蘭世、れなち、まいちゅん、未央奈を支えてくれてありがとうございました。未央奈が卒業しても皆の活躍を期待して応援し続けていきます。もう一度冷たい水の中へ飛び込もうとしている未央奈もこれからも見守っていくよ。あの頃よりも強くなった未央奈だからきっと大丈夫。8年間、ありがとう。そしてお疲れ様。お母さんより」
2020年3月、2期生メンバー待望の「乃木坂46のオールナイトニッポンPresents 乃木坂46 2期生ライブ」が、国立代々木競技場第一体育館にて決定。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止が決まり、急遽動画配信アプリにて「幻の2期生ライブ」が生配信された。
そこから更に1年後の2021年3月28日、2期生加入8周年を記念したこの日「9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜2期生ライブ〜」として、2期生8名だけのライブが実現した。
デビュー記念日である2月22日には「9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜前夜祭〜」、2月23日に「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。予定していた各期生別でのコンサートは緊急事態宣言下において、「分散して開催」と発表され、29日には「1期生ライブ」を予定している。(modelpress編集部)
さらに、サプライズとして母親からの手紙を鈴木が代読。7人がサプライズを考えて堀の母親に連絡をしたといい、堀は「びっくりした…」と溢れる涙が止まらなかった。
堀未央奈、挨拶全文
皆さん、今日の配信ライブ、2期生ライブどうでしたか?私は、本当にリハーサルからもそうなんですけど、ライブ本番中も「この時間がずっと続けば良いな」って思ってました。昨年2期生ライブっていうのを配信でスタジオでやらせていただいて、今回はこんな素敵なセット、色んな衣装を用意してくださって、2期生ライブっていうのが実現できて、この8人でやることができて、本当に良かったなと思っています。私はあまり、乃木坂に入る前とか、家族の話をしてこなかったので、少しお話しようかなと思います。私は色んなオーディションを受けて、ようやく受かったのが乃木坂46っていうグループで。元々は自分に自信もなくて、夢もなくて、正直、全然本当パッとしない毎日を過ごしていたんですけど、でもどうしても「アイドルになりたい」っていう思いが強くなったのは、それだけ乃木坂46っていうグループに魅力を感じたからかなと思います。そして、私は岐阜県出身なので、乃木坂に合格したら上京しなくちゃいけないっていう条件があって、そこで家族に相談したんですけど、母も姉も全然否定することなく応援してくれて、親友・家族と離れるのはすごく寂しかったんですけど、でもどうしても乃木坂46として活動したいなっていう、自分自身がとにかく変わりたいっていう思いが強くて、その寂しさから離れて上京することを決めました。
元々体が小さい頃から弱かったので、母にはすごく心配をかけていました。母は1日中働きながら私と姉の面倒を見てくれて、家事をしてくれて、休日は旅行に連れて行ってくれたり、自分のことよりも私たちのことを優先してくれる。本当に尊敬できる母でした。本当にお母さんっ子で、上京するまでお母さんと一緒に寝てたくらいお母さんが大好きで、なので、「私が上京する」って言った時はお母さんもすごく寂しそうにしてたけど、でも「頑張ってね」って背中を押してくれました。当時は母の顔というか、「なんでこんなにお母さんって強いのかな」って、それくらいしか分からなかったけど、今24歳になって、ようやく少し母の気持ちも少し分かるようになって。お母さんじゃないから全然分からないことも多いけど、本当に1人の女性として尊敬できる素敵な母です。そんな母が、今日もライブもですし、今までのライブも歌番組もたくさん見てくれて、ちょっと恥ずかしかったけど、本当はすごく嬉しかったです。お母さんが今日の今日まで応援してくれたっていうのもあって、私は楽しく活動できたっていうのもあります。私が絶対にお母さんを幸せにします。ひとまず、この乃木坂の8年間ありがとうございました。
そしてお姉ちゃん。お姉ちゃんはちょくちょく私が色んなところでお話してるので、多分ファンの方もどういう人なのかご存知だとは思うんですけど、本当にメイクとか美容とかにも疎かった私に、一から姉は教えてくれて、本当に喧嘩も多いけど、ずっと味方でいてくれたお姉ちゃんでした。「いつでもやめていいよ」っていうふうに姉は言ってくれていたので、そんな言葉に支えられてというか、そんな言葉をお姉ちゃんはずっと言ってくれてたから、私は諦めずに活動を続けられたのかなと思っています。本当にありがとう。ちゃんと幸せになってください。
中学時代は本当に友達関係で悩んで、ずっと頑張ってた陸上部もやめて、何も続かない、自信もないし自分も嫌いになるし、人のこともあまり信じられなくなっていたわけでしたが、私はずっと「変わりたい」と「強くなりたい」と思い続けて、乃木坂46に入って活動してきたなと思っています。そんな弱い自分は1番自分が知ってるから、「強くならなきゃ」とずっと思っていたし、私が私のことを好きになるきっかけを乃木坂46は作ってくれたなと思っています。今もこうして歌を歌って、ダンスを踊って、ファンの皆さんの前でこういうふうにお話をして、やりたいことも沢山あって、夢も沢山あって、次の新しいことに前向きに向かおうとしているっていう…。そんなふうに強くなれたのは、乃木坂46でたくさんのことを経験して、色んな人の優しさに触れて、支えられたからだなというふうに思っています。
私は、加入してすぐセンターに選ばれて、本当に何も分からないまま、16歳で1期生の中に1人で入らせていただいて、自分の実力のなさというか、自信を持って何もできなかった自分がすごく悔しくて、今振り返っても、あの期間は本当に悔しかった期間だなと思います。でもそんな私を受け入れてくれて、ずっとずっとかっこいい姿を見せてくださった1期生の皆さん。まだ私の入る乃木坂は1期生の皆さんでしかなくて、8年経った今でも尊敬の気持ちと憧れの気持ちっていうのはずっとずっと変わりません。入る前も入った後も、こんな素敵なグループがあるんだなと思えたのは、1期生の皆さんの姿を見ていたからだなと思っています。本当にありがとうございました。
そして、3・4期生の皆。人見知りながらに、私も皆と話せた期間がすごい良い思い出です。突然、完成されつつある乃木坂46に加入して、色んなことを任されてっていうのがすごくプレッシャーだと思うけど、それでも沢山ん努力して頑張っている姿を見て、私はすごく心強くて、本当に嬉しかったです。3・4期生の皆はメンバーだし後輩だけど、本当の妹のような存在で、甘やかしたい時は甘やかしたいし、でも時には厳しくっていう、すごく特別な存在の皆でした。先輩らしいことはできてたか分からないけど、でも先輩にもメンバーにも甘えたい時は甘えて、でもちゃんと責任やグループの一メンバーとしての自覚を持つ時は持って、全力でこれからも頑張ってほしいなっていうふうに思います。本当に乃木坂46は本当に素敵なグループなので、誇りを持ってこれからも活動してください。
そして、2期生の皆。本当に2期生はそれぞれ色んな思いとか経験をして、それぞれがきっと思うことも沢山あって…。でも私も本当は色んなことをもっともっと皆と経験したかったし、色んな景色を見たかったなって正直思います。でも、こうやって今日ライブできたこともそうだし、2期生の皆って本当に自分のことよりも人がくじけていたらすぐに手を差し伸べられる強くて優しい人たちの集まりだなって思っていて、きっと最初の私がセンターになった時も色んなことを思ったと思うし、沢山気を遣ったり、支えてくれたり、自分の思いを押し殺して、こんな私のために沢山手を差し伸べてくれました。それぞれがそれぞれの道で、もっと活躍して、私はこれから乃木坂46のメンバーとしてではなく、一人間、人間というか堀未央奈として、皆のことをテレビの前とかで見守ることになると思うけど、皆が乃木坂を引っ張りつつ、それぞれが活躍して、幸せな人生を歩んでほしいなって本当に心から思っています。
そして最後に、今日配信を観て下さったファンの皆さん、そして配信は観れていないけどずっと応援して下さっている皆さん。皆さんの支え、応援、温かい声援、そんなことがあったから、私はくじけたり辛かったり、悩んでも、前を向けて、前を向いて進めたんだなっていうふうに本当に思います。楽しい時嬉しい時は一緒に喜んでくださって、辛い時は一緒に悩んで苦しんで「頑張ろうね」って言って下さって、そういう存在って家族とか親友以外でできると思ってなかったので、不思議な体験というか、本当に嬉しかったし、皆さんがどんな私も肯定して「堀ちゃんは堀ちゃんのままでいいよ」って言い続けて下さったから、私も自分を信じてありのままの自分で歩めたんじゃないかなというふうに思います。
私にも、アイドルになりたいっていうきっかけの方がいて、憧れの方がいて、夢を叶えて、そして私に憧れてアイドルになったって方たちに出会えることもあって、そういう夢の連鎖じゃないですけど、誰かの力に、誰かの原動力になれてるかもしれないって。応援してくださる皆さんの力に、皆さんの元気の源になれたら良いなって思っています、これからも。
なので、明日からは乃木坂46の堀未央奈ではなく、1人の女性として、堀未央奈として歩んでいきますが、乃木坂46で経験したこと、感じたこと、この8年間、色んなことを胸に、明日からも沢山のことに挑戦し続けて、感謝の気持ちを忘れずに、これからも歩んでいきたいなって思います。やり残したことは、きっと私以外の卒業された方もこれから卒業する子にも、そういう悔しかったことって沢山あると思うし、全てが思い通りになるっていう世界はないけれど、私は嬉しかったこと楽しかったことはもちろん、そういう悔しい気持ちというか、「もっとこうしたかった」って思うことを絶対に忘れずに、自分の胸にしっかりと刻んで、もっともっと応援してくださる皆さんも、これから出会う人にも、「堀未央奈ちゃんってすごいな、面白いな」って思ってもらえるように頑張りたいなっていうふうに思います。そして、乃木坂46っていうグループは、本当に素敵な、私がこのグループにいたっていうのが本当に夢のような自慢のグループで、そんな乃木坂46のことも、これからも応援よろしくお願いします。
堀未央奈、母親からの手紙
「手紙を書くのは2期生の皆さんが『未央奈へ最後のサプライズとしてぜひ手紙を書いて下さい』と連絡して下さったからです。手紙で伝えるのは苦手だし照れくさいけどお母さんの今の気持ちを書きますね。8年前、未央奈が内緒でオーディションを受けた時、お母さんは実は芸能の仕事はしてほしくはありませんでした。あのときお母さんも子育てと仕事でいっぱいいっぱいで未央奈の気持ちをあんまり考えられなかった。東京で一人でやっていけるのかと不安でしかなくて、でも未央奈は全てを捨ててでも夢を叶える覚悟ができていたね。小さい頃から留守番が多くお姉ちゃんとアイドルのDVDを観てダンスを真似てその頃からいつか大きくなったらいつかステージで踊りたいと思っていたのかもしれないね。大きくなると『いつかお母さんを私が楽にしてあげるから』と言ってくれたこと今でも覚えているよ。期待に胸を膨らませて新幹線に乗り込む姿は今でも胸に焼き付いています。
未央奈、8年間どうだった?その8年間の中に様々な思いがあったと思う。初めは不安、孤独、挫折、精神的にはボロボロだったね。その頃、お母さんは手紙で『いつ帰ってきても良いんだよ』と何度も書いた記憶があるよ。でも弱音は吐かなかったね。帯状疱疹になったときも隠していたよね。
そこまでしてでも頑張り続けようと踏ん張り続けたのは乃木坂46が未央奈にとってかけがいのない夢の場所だったからかな。お母さんはただ見守ることしかできなかったけど素晴らしいアイドル人生だったと誇りに思うよ。終わりよければ全て良し、と言うでしょ?最後に大切で大好きなメンバーと大きなステージに立てたこと、夢が叶って良かったね。そして今日この日を迎えることができたのはスタッフさんやマネージャーさん、ファンの皆様のおかげだということを忘れないでね。最後にあーちゃん、きいちゃん、みり愛、純奈、蘭世、れなち、まいちゅん、未央奈を支えてくれてありがとうございました。未央奈が卒業しても皆の活躍を期待して応援し続けていきます。もう一度冷たい水の中へ飛び込もうとしている未央奈もこれからも見守っていくよ。あの頃よりも強くなった未央奈だからきっと大丈夫。8年間、ありがとう。そしてお疲れ様。お母さんより」
乃木坂46・2期生の歩み
2013年3月28日に2期生14名が、乃木坂46としての活動をスタート。そして7枚目シングル「バレッタ」では、突如発表された堀のセンター抜擢。しかし最終的に全員が正規メンバーに昇格するまで、およそ2年の月日を擁した。2020年3月、2期生メンバー待望の「乃木坂46のオールナイトニッポンPresents 乃木坂46 2期生ライブ」が、国立代々木競技場第一体育館にて決定。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止が決まり、急遽動画配信アプリにて「幻の2期生ライブ」が生配信された。
そこから更に1年後の2021年3月28日、2期生加入8周年を記念したこの日「9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜2期生ライブ〜」として、2期生8名だけのライブが実現した。
「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」
乃木坂46デビュー9周年を祝う「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」。当初、9回目のバースデーライブは全メンバー出演のコンサート公演、1期生〜4期生までの各期生別コンサートが各1公演の合計5公演を予定していた。デビュー記念日である2月22日には「9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜前夜祭〜」、2月23日に「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。予定していた各期生別でのコンサートは緊急事態宣言下において、「分散して開催」と発表され、29日には「1期生ライブ」を予定している。(modelpress編集部)
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