上白石萌歌、adieuとして初ライブ「強い意志があった」 “時を止める歌声”で魅了
2019.12.19 21:42
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adieu(読み:アデュー)名義でアーティスト活動をする女優・上白石萌歌が19日、都内で初のライブイベント「adieu secret show case [unveiling]」を開催した。
上白石萌歌、“adieu”名義でアーティスト活動本格始動
adieuは、2017年公開の映画「ナラタージュ」の同名主題歌を、年齢以外、一切のプロフィールを非公表としCDリリースした当時17才の女性アーティスト。野田洋次郎作詞作曲による楽曲を歌う、あどけなく透明で温もりあふれる歌声は“時を止める歌声”と称され、その歌声の持ち主に多くの憶測が飛び交った。それから2年の時を経て、今年9月に上白石自身が公表。今回のライブは1stミニアルバム「adieu 1」(11月27日リリース)の購入者から抽選で100人限定で、ライブハウスで開催となり、記念すべき初パフォーマンス披露となった。
adieu、100名限定のスペシャルライブで初お披露目
幸運な100人の観客でパンパンになった会場。adieuの映像が流れると、バンドメンバーと本人がステージに登場し、「強がり」からスタート。ピンクベージュのブラウスにレッドのパンツという衣装を着こなしたadieuがマイクを手にし、透きとおる歌声に観客は一気に引き込まれた。1曲を歌い終わった瞬間安堵した笑顔を見せたadieuは、「ありがとうございます、adieuと申します」と挨拶。至近距離の会場に「いやーすごい…普段はお芝居をやらせて頂いていてこんなに一人ひとりの顔が見れる機会はなかったので」と感無量の様子で「1曲目から緊張が伝わってないといいな」と笑った。
続いて、adieuの原点となる「ナラタージュ」を披露。曲が終わると「皆さんを前にして歌うとすごく世界観に浸れるというか良い緊張感で歌えてます」と話し、「adieuにとってはなくてはならない曲でこの曲に私自身救われて核になった曲です」と改めて曲を紹介した。
そして、レコーティングからチームを組んでいるバンドメンバーを紹介。「今日は3曲だけなんですよ」と次が最後の曲であることを明かすと、観客からは「えー!」という名残惜しい声があがり、「すごいライブっぽい!」とはしゃぐadieu。ラストは「アルバムの中で一番好きな曲」と「よるのあと」を歌唱。爽やかなアレンジをきかせ、あっという間にライブは終了。初めてのadieuの生歌に会場全体が酔いしれた約30分間だった。
上白石萌歌、adieu名義で音楽活動を始めた理由
ライブ後はトークショーを行い、「袖出る5秒前くらいまでは平常心だったんですけど、出てきたら皆さんの顔がすごく近くて私の曲を聴いてのっているので何で知って下さっているんだろう…って感じで緊張してました。皆さんのお顔が見れて嬉しいです」と初ライブならではの初々しい感想を吐露。生バンドに「今自分は音楽をやっているなという実感がありました」としみじみと語った。改めて、名義をadieuにした理由を聞かれると、「『ナラタージュ』の当時は名前を伏せて歌声だけだったんですけど、そのadieuのアートワークとか音楽の感じが全部ひっくるめてすごく好きな世界観で、いつか音楽をやれるときが来たら、この名前のままで活動したいなという強い意志があったので上白石萌歌とは違うadieuでやらせて頂いています」と説明。
音楽に目覚めたきっかけは「名前に『歌』って入っているので生まれる前から目覚めていたんじゃないかな」といい、影響を受けたアーティストという質問には「選べない…」と頭を悩ませながらも一番最初に手にとったCDが「初恋」だったというaikoの名前をあげた。
また、アルバム制作の話題では、「ギターの練習とかも始めていて、いつか弾き語りができればいいなと考えています」と予告した。
年の瀬となり2019年は「沢山の作品や役、人々との出会いがあった1年でした」というadieu。2020年に向けて「今日みたいに皆さんに直接お届けしたいなと思ってライブの機会を増やしたい」と意気込み。最後は観客に笑顔で全力で手を振り、大きな拍手を浴びながら初イベントを終えた。(modelpress編集部)
セットリスト
M1.強がりM2.ナラタージュ
M3.よるのあと
【Not Sponsored 記事】
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