【ライブレポ】山田孝之×綾野剛×内田朝陽「THE XXXXXX」初ワンマン サプライズあり圧倒の60分
2019.04.26 04:00
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山田孝之、綾野剛、内田朝陽の3人による音楽プロジェクト【THE XXXXXX】(ザ・シックス)が、4月24日・25日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて初のワンマンライブ「MUSIC EXISTENCE」を開催。全4公演で約7000人を動員し、大盛況のうちに収めた。ここでは幕開けとなった24日昼公演の模様をレポートする。
THE XXXXXXは、TAKAYUKI YAMADA(Vo.)、GO AYANO(Gt.)、ASAHI UCHIDA(Syn.)の3人で、昨年『Seeds』をリリースし、デビュー。結成からは約6年。1stアルバム『THE XXXXXX』を引っさげ、念願の初ライブを実現させた。
会場に響いていた吹き荒れる風音。そこにノイズが重なっていき、会場は暗転。幻想的な映像がスクリーンに映し出された。そして暗闇の中、3人が揃ってステージに登場。そのシルエットだけで会場は、割れんばかりの歓声に包まれる。
TAKAYUKIはまっすぐに観客を見据え、ASAHIは体を揺らし両手でクラップ。全身赤で統一したGOは、両手を広げて歓声を全身で浴び、「Are You Ready?」と会場を煽る。ヒートアップする会場に「まだまだこれから」と言わんばかりのニヒルな笑みを浮かべ、ギターを掻き鳴らした。
3人が生み出す音に身を委ねたスタンディング席の観客は、波のように動き、熱気を放つ。それを嬉しそうに眺めるGOは時折笑顔を見せつつ、ギターを高く掲げて華麗な指さばきを披露。汗をかいた髪を振り乱しながら音を奏でた。
MCでは「すげえ。ライブやってる」(TAKAYUKI)「ほんとにやったね」(ASAHI)としみじみと語りながら、「ありがとうございます。みなさんのおかげです」と感謝を伝えた。GOは「やっば。楽しーねー」と体を揺らしながらへにゃっとした笑顔で黄色い歓声を浴び、「うん。なんか緊張が飛んだな。みんなのおかげで」。これにTAKAYUKIが「飛んだ? 俺、緊張して声全然出ないんだけど」と応えるなど和やかなトークも繰り広げていた。
◆
続く2ndシングル「zealot」では、破壊力のある重低音とノイジーなギター、官能的なボーカルでフロアを圧倒。バックスクリーンに映し出される幻想的な月を背に、音の波に没入するASAHIと、眉間にシワを寄せて恍惚の表情で天を仰ぐGO、そして祈るようにマイクを抱えるTAKAYUKIの姿が印象的だった。ライブ中盤に披露した「チート」「tut-tut」では、暴力的なベース音にねっとり絡む声と意味深な歌詞で場内の空気を支配し、「amber1800」では激情的かつメランコリックなギターフレーズ、そしてTAKAYUKIとGOによる美しいユニゾンで観客を魅了。
2人に「バンドの頭脳」と称されるASAHIが操るシーケンサーとバンドセットによる生音が重なり、ライブでしか味わうことの出来ない音のうねりが会場を丸ごと飲み込んでいく。この日、“さあゆこう無聊な人生”と高らかに歌う「冷静に暴れていこうか」で、場内は一体化、沸点に達した。
「deep breath」の余韻を残したまま、本編のラストへ。この日、ライブ冒頭から鳴り続けていた風音は「end starter」のイントロにつながった――。
暗転したステージを後にするメンバーに惜しみない拍手と歓声が贈られ、アンコールの声が響く。その声に応えて再びステージに戻った3人は、ライブにすべてを注ぎきったように3人で体を支え合った。GOは「ありがとうございました。本当にこっちが感謝です。毎日進化していくんで。みなさんに“THE XXXXXX まだまだだな”って思われながら頑張っていきますので、応援してください」と呼びかけ、肩を組んで深く一礼。
去り際にTAKAYUKIがタオルを観客へ投げ入れ、ASAHIはピックを飛ばした。するとGOもステージにもどってピックを飛ばし、最後はファンへ手渡しでプレゼント。最後の最後まで観客を楽しませていた。6年分の想い、すべてをこの60分に注いだ3人のステージはまさに圧巻。この先、彼らが進む新たなステージへの期待が高まる初ライブとなった。
この模様は、6月16日よる8時30分よりWOWOWにて独占放送される。ライブを中心に、当日のドキュメント映像、当日に至るまでのリハーサル風景、3人へのインタビューなどを放送。また、26日からはYouTubeのTHE XXXXXX公式チャンネルで初めてメンバーが登場するMV「チート」が公開されている。 (modelpress編集部)
2.horizon bloom
3.second hand
4.zealot(Remastered)
5.チート
6.amber 1800
7.tut-tut
8.冷静に暴れていこうか
9.deep breath
10.end starter
会場に響いていた吹き荒れる風音。そこにノイズが重なっていき、会場は暗転。幻想的な映像がスクリーンに映し出された。そして暗闇の中、3人が揃ってステージに登場。そのシルエットだけで会場は、割れんばかりの歓声に包まれる。
TAKAYUKIはまっすぐに観客を見据え、ASAHIは体を揺らし両手でクラップ。全身赤で統一したGOは、両手を広げて歓声を全身で浴び、「Are You Ready?」と会場を煽る。ヒートアップする会場に「まだまだこれから」と言わんばかりのニヒルな笑みを浮かべ、ギターを掻き鳴らした。
3人が生み出す音に身を委ねたスタンディング席の観客は、波のように動き、熱気を放つ。それを嬉しそうに眺めるGOは時折笑顔を見せつつ、ギターを高く掲げて華麗な指さばきを披露。汗をかいた髪を振り乱しながら音を奏でた。
MCでは「すげえ。ライブやってる」(TAKAYUKI)「ほんとにやったね」(ASAHI)としみじみと語りながら、「ありがとうございます。みなさんのおかげです」と感謝を伝えた。GOは「やっば。楽しーねー」と体を揺らしながらへにゃっとした笑顔で黄色い歓声を浴び、「うん。なんか緊張が飛んだな。みんなのおかげで」。これにTAKAYUKIが「飛んだ? 俺、緊張して声全然出ないんだけど」と応えるなど和やかなトークも繰り広げていた。
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続く2ndシングル「zealot」では、破壊力のある重低音とノイジーなギター、官能的なボーカルでフロアを圧倒。バックスクリーンに映し出される幻想的な月を背に、音の波に没入するASAHIと、眉間にシワを寄せて恍惚の表情で天を仰ぐGO、そして祈るようにマイクを抱えるTAKAYUKIの姿が印象的だった。ライブ中盤に披露した「チート」「tut-tut」では、暴力的なベース音にねっとり絡む声と意味深な歌詞で場内の空気を支配し、「amber1800」では激情的かつメランコリックなギターフレーズ、そしてTAKAYUKIとGOによる美しいユニゾンで観客を魅了。
2人に「バンドの頭脳」と称されるASAHIが操るシーケンサーとバンドセットによる生音が重なり、ライブでしか味わうことの出来ない音のうねりが会場を丸ごと飲み込んでいく。この日、“さあゆこう無聊な人生”と高らかに歌う「冷静に暴れていこうか」で、場内は一体化、沸点に達した。
サプライズで未配信曲を初披露「ライブに来た人たちに最初に聴かせたかった」
そして、ここで未配信曲「deep breath」初披露という大きなサプライズが待っていた。「次にやる曲、これが本当にみんな好きで、思い入れがすごく強くて。なので、これをライブ会場に来た人たちに最初に聴かせたかったんです」とTAKAYUKI。語られた想いをしっかりと受けとめるように静まり返ったフロアを、バックスクリーンに映し出された雄大な景色が包み込んでゆく。柔らかく壮大なメロディに乗る抒情的な言葉たちは、深く心に染み渡っていった。「deep breath」の余韻を残したまま、本編のラストへ。この日、ライブ冒頭から鳴り続けていた風音は「end starter」のイントロにつながった――。
暗転したステージを後にするメンバーに惜しみない拍手と歓声が贈られ、アンコールの声が響く。その声に応えて再びステージに戻った3人は、ライブにすべてを注ぎきったように3人で体を支え合った。GOは「ありがとうございました。本当にこっちが感謝です。毎日進化していくんで。みなさんに“THE XXXXXX まだまだだな”って思われながら頑張っていきますので、応援してください」と呼びかけ、肩を組んで深く一礼。
去り際にTAKAYUKIがタオルを観客へ投げ入れ、ASAHIはピックを飛ばした。するとGOもステージにもどってピックを飛ばし、最後はファンへ手渡しでプレゼント。最後の最後まで観客を楽しませていた。6年分の想い、すべてをこの60分に注いだ3人のステージはまさに圧巻。この先、彼らが進む新たなステージへの期待が高まる初ライブとなった。
この模様は、6月16日よる8時30分よりWOWOWにて独占放送される。ライブを中心に、当日のドキュメント映像、当日に至るまでのリハーサル風景、3人へのインタビューなどを放送。また、26日からはYouTubeのTHE XXXXXX公式チャンネルで初めてメンバーが登場するMV「チート」が公開されている。 (modelpress編集部)
セットリスト
1.seeds2.horizon bloom
3.second hand
4.zealot(Remastered)
5.チート
6.amber 1800
7.tut-tut
8.冷静に暴れていこうか
9.deep breath
10.end starter
【Not Sponsored 記事】
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