ベイビーレイズJAPAN(提供画像)

ベイビーレイズJAPAN、6年の活動に終止符 涙と笑顔溢れるラストライブ<セットリスト>

2018.09.24 22:52

ベイビーレイズJAPANが24日、山梨県・山中湖交流プラザ・きららにて、ラストライブ『全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)』を開催。本公演をもって、約6年間の活動に幕を下ろした。


ベイビーレイズJAPAN、ラストライブ

2012年5月に結成したベイビーレイズJAPANは、オリジナルメンバーのまま5人で活動を続け、活動6年目となった2018年7月に解散を発表。

「日本を象徴する山である富士山を背負ったステージで、より多くの虎ガー(ベビレファンの呼称)に史上最高の景色を見せたい」という想いから、同所がラストライブの会場に選ばれた。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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ベビレのラストを祝福するかのように澄み切った青空の下には、彼女たちの最後の勇姿を見届けようと、4000人の虎ガーが集結。オープニング映像の後にメンバーがステージに登場すると、会場中から歓声。センター・林愛夏の「全虎吠えろ!」という掛け声から『ゲート・オブ・ザ・タイガー』で明るくスタートした。

そこから『Pretty Little Baby』が流れると、客席からも自然にクラップ。『Ride On IDOROCK』は、メンバーそれぞれの個性が出る5曲が盛り込まれたメドレーバージョンで披露された。

その中での『BabyKiss』では、傳谷英里香が「6年間私のことを好きでいてくれてありがとう!私もずーっと好き!」と萌台詞を投げかける場面も。その後の『ニッポンChu!Chu!Chu!』では、メンバーが自分たちでアレンジした扇子を使ったパフォーマンスで、会場を沸かせた。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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ベイビーレイズJAPAN、幅広い表現力

ここまでノンストップで駆け抜けたベビレ。林は「こんなに沢山の人が来てくれて、感無量です」と感動の様子。雨女だという高見奈央は「こんなに晴れたのは、人生で初めてかもしれません!」と興奮気味にコメントした。

その後、『世界はチャチャチャ!』でより客席に近いサブステージに移動。赤白帽をかぶり、元気に体操のパフォーマンス。

一転して『ベイビーステップ』『スーパーノヴァ』といったバラードで会場を優しく包み込むと、『バキバキ』ではロックチューンで激しくダンス。目まぐるしく繰り広げられるパフォーマンスの幅の広さで魅了した。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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「暦の上ではディセンバー」も披露

MCでは、思い出のライブを振り返る一幕も。林は「結成して初めて立ったステージは、一生忘れられない」と感慨深げ。大矢梨華子が「よかったら私たちの真似をしながら、一緒に踊ってください!」と声をかけると、大ヒット曲『暦の上ではディセンバー』で会場中がヒートアップ。

そこからは、前半戦のフィナーレへ。『Again andagain』『JUMP』『ベイビーアンビシャス!』と畳み掛けると、「この時間がいつまでも続いて欲しい」と感じさせるかのように『ハッピーエンドレス』を優しく歌い上げ、ステージを後にした。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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歴史の詰まった衣装

後半は、ベビレのアンセムである『夜明けBrand New Days』のコーラスからスタート。生バンドの演奏にのせて、マントを羽織った5人がポジションにつくと、改名後に出した1曲目のシングル『栄光サンライズ』を軽やかに歌唱。続く『アンチヒーロー』のイントロでメンバーがマントを脱ぎ捨てると、中から歴代の衣装をつなぎ合わせた新衣装が。林の「最高のクライマックスを!」の煽りから『走れ、走れ』『新しい世界』と駆け抜けた。

そして、旗を持ったメンバーがサブステージへ移動し、『虎虎タイガー』でCO2を客席に噴射、『ぶっちゃけRock’nはっちゃけRoll』では観客も一緒にダンス。『涙のち晴れ』で再びメインステージに戻った5人は『ボクラノリアル』を熱く歌い上げ、『何度でも』で拳を高く突き上げた。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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パフォーマンス中に涙誘われる

『Dreamer』では大矢が思わず声をつまらせ、それに伝染したかのように 虎ガーたちも涙。傳谷英里香が「今日に至るまで、たくさんの愛をありがとうございました」と虎ガーやスタッフへの感謝を語ると、会場中から温かい拍手が送られた。

大矢梨華子 (提供画像)
大矢梨華子 (提供画像)

感動に包まれる会場

日も暮れかけ、終わりの近づきを感じるころ、大矢が「1人ひとりの顔を見ながらクライマックスを楽しみます!最高の拳を上げろ!」と呼びかけ、悲しみを振り切るかのように、虎ガーのボルテージも一気上昇。そこからは、『ベイビーレボリューション』『閃光Believer」、『○○○○○』『シンデレラじゃいられない』とロックチューンを連投。

デビュー曲の『ベイビーレイズ』から『夜明けBrand New Days』と、魂を完全燃焼させるようなエモーショナルなパフォーマンスが続き、いよいよ最後の1曲。

林愛夏 (提供画像)
林愛夏 (提供画像)
林が「りこぴん、でんちゃん、高見、りおとん、今まで本当にありがとう」とメンバーへの感謝の気持ちを語り、『僕らはここにいる』で会場中が感動の渦に巻き込まれた。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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メンバーからメッセージ

鳴り止まない拍手の中登場したベビレは、虎ガーへの感謝の気持ちを『スパイラル』にのせて歌唱。歌声にあわせるかのように、雲が晴れて綺麗な富士山がステージ奥に見えてきた中、メンバー1人ひとりが想いを語った。

傳谷英里佳 (提供画像)
傳谷英里佳 (提供画像)
傳谷:このメンバーがメンバーで良かった。色々あったけど、本当に楽しかった。

高見奈央 (提供画像)
高見奈央 (提供画像)
高見:悔しくないと言ったら嘘になる。だけど、後悔はしていません。

大矢梨華子 (提供画像)
大矢梨華子 (提供画像)
大矢:6年間本当に楽しかったし、皆めっちゃ好き!本当に大好き!

渡辺璃生 (提供画像)
渡辺璃生 (提供画像)
渡邊:この5人でベイビーレイズJAPANで良かった。また他の誰かを好きになっても、私たちを少しでも好きだったこと、忘れないでください。

林愛夏 (提供画像)
林愛夏 (提供画像)
林愛夏 (提供画像)
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林:これまで出会った全ての人のお陰で、今ここに立てています。最後まで、私をセンターでいさせてくれてありがとう。最後は、皆で笑いましょう。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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5人は、涙を流しながらも、笑顔で『SMILE』を歌い、「どんなに遠く離れても、いつでも貴方の傍にいる」という歌詞で、虎ガーへ最後のメッセージを届けた。

最後まで5人、肩を組んで…

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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ダブルアンコールは“ベイビーレイズの始まりの曲”。虎ガーからの寄せ書きが書かれた布を衣装に纏った5人は、6年間の想いを全て乗せて、全力のパフォーマンス。最後は会場中が合唱となり、5人へエールを送った。

そして、傳谷が「6年間、たくさんの愛を、宝物をくれて、ありがとうございました!」と叫ぶと、5人は深々とお辞儀。最後は肩を組みながらステージを後にした。

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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門出を祝う虎ガーの花火

ベイビーレイズJAPAN(提供画像)
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それに続き、モニターには「夜明けBrand New Days」に新たなアレンジを加え、再録した『夜明けBrand New Days(farewell and begininf)』のMVが初披露。最後は、虎ガーからのファンディングによってプレゼントされた大輪の花火が夜空に打ち上げられ、5人の門出を祝福していた。(modelpress編集部)

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ベイビーレイズJAPAN LAST LIVE「全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)」セットリスト

<前半>
M1:ゲート・オブ・ザ・タイガー
M2:Pretty Little Baby
M3:恋はパニック
M4:Ride On IDOROCK メドレー/ひとめぼれ初恋もよう(大矢)、FOREVER MY FRIEND(高見)、Baby kiss(傳谷)、Pondering(林)、真夏のフィーバー!(渡邊)
M5:ニッポンChu!Chu!Chu!
M6:世界はチャチャチャ!
M7:ワハハ
M8:ベイビーステップ
M9:スーパーノヴァ
M10:バキバキ
M11:勇者ボクの冒険
M12:暦の上ではディセンバー
M13:Again and again
M14:JUMP
M15:ベイビーアンビシャス!
M16:ハッピーエンドレス

<後半>
M0:夜明けBrand New Days
M1:栄光サンライズ
M2:アンチヒーロー
M3:走れ、走れ
M4:新しい世界
M5:虎虎タイガー!
M6:ぶっちゃけRock’nはっちゃけRoll
M7:涙のち晴れ
M8:ボクラノリアル
M9:何度でも
M10:Dreamer
M11:ビッグ☆スター!
M12:アバタがエクボ
M13:TIGER SOUL
M14:ベイビーレボリューション
M15:閃光Believer
M16:○○○○○
M17:シンデレラじゃいられない
M18:ベイビーレイズ
M19:夜明けBrand New Days
M20:僕らはここにいる

EN1:スパイラル
EN2:SMILE

DEN:ベイビーレイズ
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