KinKi Kids「SONGS」が“神回”と話題 「しんどかった」デビュー当時の葛藤、間逆な2人が生み出す唯一無二の魅力に迫る

2016.11.18 15:08

デビュー20周年イヤーに突入したKinKi Kidsが、17日放送のNHK「SONGS」(毎週木曜よる10時50分)にゲスト出演。普段あまり語られることのない互いへの思いが明かされ、反響を呼んでいる。

今回は、2人の本音を探るため別々にインタビューを実施。それぞれが交互に胸の内を明かしていく構成で、「薔薇と太陽」のジャケット撮影を手がけるなど親交のある俳優の斎藤工がナレーションを務めた。

人気爆発の裏で抱えた葛藤

1997年、「硝子の少年」でデビュー。デビュー前に日本武道館でライブを開催するほど、異例の人気を集めた。

10代にしてトップアイドルに登りつめた2人は、「しんどかったですよ。しんどかったし、でもそれが当たり前と思ってたんで。自分が欠けてしまうと大きな迷惑をかけてしまうことになるというのは、若いながらも認識してたと思いますね」(光一)、「ませてたんで、嘘ついてる人わかるし、利用されてんのもわかるし。自分のために動いてるようでこの人自分のために動いてないな、みたいな感じとか。そんな感じで大人を見てましたね」(剛)と当時の複雑な心境を振り返った。

正反対なソロ活動

入念な稽古を重ねて本番に臨む光一と、その時々に感じるインスピレーションを大切にする剛。性格も真逆だが、ユニット活動と並行して行ってきたソロ活動においても、正反対の個性を発揮している。

「全く違うからこそお互いのキャラクターがある」(光一)、「1人でやってることと、2人でやってることに色分けとかコントラストがないのであれば、どっちかをやめたほうがいい」(剛)と互いの個性を尊重したいという思いは同じ。

だからこそ、「2人になった時っていうのは2人以外のアーティストが到底入れない世界を作る」(剛)というのが“KinKi Kids”なのだという。

お互い、そして“KinKi Kids”を語る

出会いから20年以上が経った今、光一は剛を「ユニークな人。僕からしたら得体の知れない人」、剛は光一を「踊るとか、歌うとか、それも良いねんけど、“この人めっちゃ天然なんやな”というのが人が彼を楽しむ一番のポイント」と語る。

「自分の中で、KinKiがこういう曲を歌えば絶対良い曲になるよねっていう感覚がある」(光一)、「誰かにやらされたり、作られたものはKinKi Kidsじゃないと思う」(剛)。

正反対の魅力を尊重しあい、その個性がぶつかりあうことによって生まれるものこそが、唯一無二の“KinKi Kids”の魅力であることを彼らは知っている。

それを象徴しているのが、番組の最後に歌唱した「愛のかたまり」。剛が作詞、光一が作曲を担当した同曲は、カップリング曲にもかかわらず、ファンの中でも高い人気を誇っている。

歌唱中には過去の映像が流れ、「ずっと2人だった 2人だけが作れる世界を求めて これまでも そして これからも We are KinKi Kids」というテロップとともにエンディングとなった。

「最高だった」「泣いた」反響続々

放送中、Twitterでは「KinKi」「SONGS」などがトレンドワード入り。

「KinKiのSONGS最高だった」「泣いた。いろんなプレッシャーと戦いながらもがいてたんだね」「べったり仲良しじゃないのに、絶対的な絆を感じる」「やっぱり『愛のかたまり』は名曲」など、感動の声が続々と上がっている。(modelpress編集部)
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