

デヴィッド・ボウイの死を悼み、ニューヨーク市が1月20日を「David Bowie Day」にすることを宣言
自身69歳の誕生日あたる、1月8日に発表された28作目のアルバム『★』(読み方:ブラックスター)が音楽ファンたちの間で大きな話題を集めていた中、あまりに突然届けられた訃報。ボウイの悲しい旅立ちを世界中のファンたちが悼んでいる中、ニューヨーク市長のビル・デブラシオ氏が、ニューヨーク市における1月20日を「David Bowie Day」にする事を宣言。またその声明文は、ニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されている、デヴィッド・ボウイによって書かれた舞台作品『ラザルス』の1月20日、最終公演のカーテンコールの際に読まれる予定。
また、新作『★』は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペインを含む、世界20以上の地域でアルバム・チャート1位を獲得、iTunesの69カ国のチャートの1位も獲得。日本では、最新オリコン週間CDアルバムランキング(1月25日付 集計期間:2016年1月11日~1月17日)の洋楽部門で先週に続いて2週連続首位を獲得。同ランキングの総合部門では、先週の初登場9位に続いて、5位にランクアップ。アルバムTOP5入りは、前作『ザ・ネクスト・デイ』が5位(2013年3月25日付)を獲得して以来2年10カ月振りとなった。
全米では、1月30日付けビルボード、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得。これまで全米で最高位を記録したデヴィッド・ボウイのアルバムは、2013年のカムバック作『ザ・ネクスト・デイ』だったが、新作『★』は181,000枚相当のセールスを記録(純粋なアルバム・セールス枚数は174,000枚)、ボウイ自身初の全米1位のアルバムとなり、アデルのアルバム『25』の7週連続1位にストップをかけた。
最新チャートのTOP10の4位に『Best of Bowie』(2002年)もチャートイン。その他、『ザ・ネクスト・デイ』(2013年/2位)、『レッツ・ダンス』(1983年/4位)、『チェンジスワンボウイ』(1976年/10位)、『ステイション・トゥ・ステイション』(1976年/3位)、『ヤング・アメリカンズ』(1975年/9位)、『デヴィッド・ボウイ・ライヴ』(1974年/8位)、『ダイアモンドの犬』(1974年/5位)の過去にTOP10入りした7枚を含めるとデヴィッド・ボウイのキャリア中、全米アルバム・チャートTOP10内に入った作品が合計9作となった。また、デヴィッド・ボウイの故郷でもある、イギリスの全英アルバム・チャート(1月21日付)でも、最新アルバムは約150,000のセールスで初登場1位を獲得し、今年に入っての最速の売上記録となった。
『★』は同チャートにおいて10作目の1位を獲得したアルバムとなり、ベスト盤や『ハンキー・ドリー』(1971年)、『ジギー・スターダスト』(1972年)、『アラジン・セイン』(1973年)、『ザ・ネクスト・デイ』(2013年)、『ロウ』(1977年)、『ダイアモンドの犬』(1974年)など計10作品がTOP40にランクイン。TOP100にはアルバムが19作品、シングルが13作品ランクインした。イギリスにおいてボウイの楽曲はSpotify、Apple Music、Google Playなどで1、900万回を超えるストリーミング再生され、最新作『★』を含め、50万枚以上のボウイのレコードが購入された。その存在自体がアートとも言えたデヴィッド・ボウイが、50年以上の音楽活動を通して創造してきた作品の数々は未来永劫輝きを失う事はないだろう。
デヴィッド・ボウイ オフィシャルサイト
http://www.davidbowie.com
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