東方神起、日本で積み重ねた「10年間」を語る 確かな成長、それぞれの夢「もう一度あのステージに」

【モデルプレス】2月某日、韓国アーティストの東方神起の合同インタビューが都内で開かれた。集まった報道陣に「お会いできて嬉しいです」と丁寧に挨拶する2人は、日本という異国の地で迎えた「デビュー10周年」という大きな節目について、それぞれの胸の内を告白。10年間という月日を経て、変わったこと、変わらないこと―。アーティストとしての成長、目下開催中の全国5大ドームツアーにかける情熱、そしてかけがえのないファンへの思いを、約1時間かけてじっくりと語った。
東方神起、日本での10年間を語る【モデルプレス】
東方神起、日本での10年間を語る【モデルプレス】
(左から)チャンミン、ユンホ
(左から)チャンミン、ユンホ

東方神起の10年間、アーティストとしての成長



25日にニューシングル「サクラミチ」をリリースする東方神起。激しいダンスナンバーのイメージが強い2人が10周年を記念する作品に選んだのは、繊細な表現力が求められるミディアムバラードだ。様々な出会いと別れに直面するこの季節、小さな不安と希望を抱えながら、一歩を踏み出す―。誰もが共感できる前向きなメッセージが歌詞に込められている。

東方神起はこれまで派手な曲をたくさん歌ってきたので、『サクラミチ』のように最初から静かな雰囲気の曲は新鮮。僕たちにとってもいい時期にこの曲に出会うことができたんじゃないかなと思います」とユンホが語るように、作品ごとに挑戦する姿勢が東方神起を高みへと押し上げてきた。特に今回、2人が大切にしたのは歌詞のメッセージを表現すること。「『きっと大丈夫 ずっと繋がっている』。この曲を聞いてくれる方々に、そしてファンのみなさんに一番伝えたいメッセージです。色々な別れや出会いがある時期ですが、それはまた新たなスタートラインに立つという意味でもありますよね。ファンの方々も心配や寂しさを感じることもあるかもしれないけど、東方神起とはこの曲で、そして心で繋がっているから大丈夫。心配いらない。今までみたいに変わらずに歩いて行きましょう、というメッセージを伝えたいと思いました」(チャンミン)と10年間の“絆”を歌に込めた。

そんな作品作りの中で、常にアーティストとしての成長を互いに見届けてきた。ユンホはチャンミンのボーカルに対して「昔よりも素直に歌っているところが僕は好きです。昔は歌っているときに集中しすぎていたんですけど、最近は自分の感情を込めるのがうまくなったので、それが一番びっくりしました」と評価し「だからこそダンスにも余裕ができた。ダンスはめっちゃうまくなりましたね。周りのスタッフさんから『ユノ、そろそろヤバいよ!チャンミン、ハンパないよ』って言われるくらいです(笑)」と嬉しそう。チャンミンも「僕はユンホのダンスに対しては何も言えないです(笑)。最初からうまかったので」と照れ笑いしつつ「ボーカルは繊細な表現がさらにうまくなった。昔はユンホの男らしい性格そのままの表現が多かったんですけど、最近は表現の幅の広がりを感じています」と賛辞を送る。

2度目のドームツアーで初めて見えた景色



今月から自身2度目となる全国5大ドームツアーがスタート。「楽しさを超えた感動を与えたい」(ユンホ)との思いを胸に走り出した5カ所16公演は、ステージ上の2人も感極まって涙ぐむほど。ツアーでは既に「サクラミチ」のパフォーマンスも披露しており、「本当にいい歌詞なので、皆さんそれぞれ自分なりにじっくり考えながら聞いてくださっている。その姿がちゃんと見えているから、本当にいい曲だと確信することができました」(ユンホ)、「今回のセットリストがすごく気に入っています。できる限り2人の感情を一生懸命込めて、今までのライブの中で一番、素直な歌声を伝えたいと思っています」(チャンミン)と手応えをのぞかせる。

チャンミンは、2度目のドームツアーで初めて見えた景色があるという。「これまではライブ中に客席の方を見て楽しむ余裕がなかったんです。ただ今年ライブをやっている中で、いきなりだったんですけど、何万人もの声援や赤いペンライトがはっきりと見える瞬間があった。それは僕にとって初めての経験だったんです。じっくりお客さんを見つめて『すごくきれいだな~』と感心できる。今年やっと、そこまで楽しむことができています」。ライブという生ものならではのハプニングにも動じない。ユンホが「初日に『アァッ!』て裏声が(笑)。新人の時は、裏声が出たらテンションが落ちて、ライブが終わるまでそのままだった。けれど今はやっちゃっても、笑いながら『これがライブの魅力だからね!』と(笑)。それで次の曲で挽回する。そういう心の余裕ができたのはすごいんじゃないかな。もちろん、今も悔しさはあるんですけどね」と語ると、チャンミンも「10年やってきたから『こういうこともある』と受け止められるようになった。そのくらい余裕ができたと思います」と大きく頷いた。

忘れられない7万人の景色、それぞれの夢



並大抵の努力では成し遂げられない10周年という記録について聞けば「2人にとっては海外である日本で、たくさん愛された証の数字。それはすごくありがたいなぁと思います」(チャンミン)、「本当にすごいことだと思っています。東方神起だけで頑張ってきたわけではなく、皆さんと共に過ごしてきたからこそ。皆さんが一緒に“東方神起”を大事にして、頑張ってくださった」(ユンホ)とファンへの感謝があふれてくる。10年間で最も思い出深いことに、海外アーティスト初の日産スタジアム単独公演(2013年8月)を挙げ「忘れられないです。目の前に7万人…」と噛みしめるチャンミン。ユンホも頷きつつ「10周年を迎えている今が、一番印象に残っています。小さな会場も、チャンミンが言った日産スタジアムも…初めて日本に来たその時から今まで、全部僕にとっては大事なことだから」と語る。

アーティストとして頂に立った東方神起が今、思い描く未来とは―。「昔から言っているのは、できる限り長くステージに立つということ。そして、皆さんと一緒にライブを作りたい。東方神起が頑張って歌を聞いてもらうことはもちろん、そこに皆さんも参加して、ただのステージを超えた “ショー”を作ってみたい」(ユンホ)、「ドームツアーだと場所によっては1日だけの所もあるんですが、そこで2days、3days…今までよりもたくさんの方々とライブができるアーティストになりたいというのが、今目の前にある夢ですね」(チャンミン)と見据える先は同じだ。さらに、ユンホからは「もう一度、日産スタジアムでライブをやってみたい」という具体的な夢も。「2人で日産スタジアムに立った時の感謝は本当に忘れられないけれど、あの当時は運もあったと思っているので、もう一度同じステージに立って『運じゃないんだ!』と確信してみたい。そして『皆さんが守ってくれたから、ここまで来られました』と伝えたいですね」。2人が立つ場所、目の前の景色が時とともに変わろうとも、“ずっと繋がっている”ファンへの思いは決して変わらない。(modelpress編集部)

◎インタビュー全文はこちら
前編:http://mdpr.jp/interview/1469846
後編:http://mdpr.jp/interview/1469853

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