“アーティスト・菅田将暉”紅白初出場までの歩み 「さよならエレジー」「まちがいさがし」…米津玄師、あいみょん、石崎ひゅーいらも巻き込む魅力
2019.11.14 16:09
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俳優だけでなく音楽アーティストとしても活躍している菅田将暉が14日、「第70回 NHK紅白歌合戦」に初出場することが発表された。これまでのアーティストとしての歩みを振り返る。
菅田将暉「さよならエレジー」で脚光を浴びる
2017年、シングル「見たこともない景色」でソロ歌手デビューを果たした菅田。その音楽活動は、菅田の意欲を感じ取って、所属芸能プロダクションの社長が押し薦めたものだと5日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合/毎週火曜22:30~)にて明らかになった。その後2018年1月期、自身も出演したドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)の主題歌として、シンガーソングライターの石崎ひゅーいが作詞作曲を手掛けた「さよならエレジー」をリリースし、アーティストとしてさらなる脚光を浴びた。俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)も出演して話題を集めたミュージックビデオは、14日現在でYoutube再生回数が8833万回を超えている。
米津玄師とのコラボで社会現象を巻き起こす
同年3月にリリースしたデビューアルバム『PLAY』では、アーティストの米津玄師が作詞作曲を務め、2人がコラボした楽曲「灰色と青(+菅田将暉)」が収録され、大きな話題に。14日現在で、同曲のミュージックビデオのYoutube再生回数は1.4億回を超えている。2人のコラボは続き、米津が菅田に楽曲提供した、今年4月期に放送されたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌「まちがいさがし」は各配信チャートを席巻し、ミュージックビデオのYoutube再生回数は6569万回を超えた。
「まちがいさがし」が初解禁された際のラジオ「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週月曜深夜1時~3時)にて、米津は菅田の声について、「何回言うんだよって話だけど良い声だよね」「毎回毎回聞けば聞くほど嫉妬するもん」と絶賛。「パンって一瞬で人の心にサッと届く力を持った声」と魅力を語るほど、米津はアーティストとしての菅田に惚れ込んでいる。
あいみょん、石崎ひゅーいなどアーティストとの交流も深い
今年7月にリリースした2ndアルバム『LOVE』では、米津玄師、シンガーソングライターのあいみょん、石崎ひゅーい、ドレスコーズの志磨遼平、忘れらんねえよの柴田隆浩、amazarashiの秋田ひろむの豪華アーティスト陣が楽曲提供に参加。そのなかでも、石崎ひゅーいやあいみょんとは、プライベートでも親交があることが知られている。アルバムでは、あいみょんが作詞作曲した「キスだけで feat.あいみょん」で初コラボを果たし、2人の恋バナがきっかけで生まれたと明かしている。
また、自身も楽曲制作に挑戦しており、1stアルバム『PLAY』では「ゆらゆら」の作詞・作曲、「いいんだよ、きっと」の作詞(作曲は石崎)を手掛けた。
続く2ndアルバム『PLAY』では、楽曲「ドラス」「つもる話」「あいつとその子」を作詞・作曲、「TONE BENDER LOVE」「ベイビィ」を作詞と、5曲に携わっており、着実に楽曲制作にも果敢に取り組む姿勢をみせた。
8月から9月にかけては、ワンマンツアー「菅田将暉 LIVE TOUR 2019 “LOVE”」を福岡・大阪・名古屋・東京の全5箇所のライブハウスにて敢行。Zepp DiverCityで行われた最終公演には、MVにも出演した山崎賢人も駆けつけ、2人で「さよならエレジー」を歌唱したことも話題を集めた。
菅田将暉の紅白初出場に喜びの声
きょう(14日)に行われた会見には、舞台出演中のため出席は叶わなかったがVTRでコメントを寄せ、「今年は全国ツアーをさせていただいたりと、音楽の素晴らしさを感じた1年でした。大晦日には全国、世界中に歌を聴いていただけるということで、精一杯自分なりに頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。紅白出場の発表に、ネット上では「菅田くんおめでとう」「最高」「びっくり」「嬉しすぎる」「菅田くんの歌聴いてから年越しは最高」「菅田くん出るから紅白みる!」などの反響が寄せられている。
今年に入って、俳優だけでなくアーティストとしてもますます飛躍をみせた菅田。今後の音楽活動にも目が離せない。「紅白歌合戦」ではどのようなパフォーマンスをみせつけるのか、期待が高まる。(modelpress編集部)
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