【変わる水泳授業】回数減、スイミングスクールへ委託…保護者が感じた変化とは?<ママのリアル調査>
2026.07.09 09:30
提供:ママスタ☆セレクト

子どもの頃、夏になると学校にあるプールに何度も入ったという人は少なくないでしょう。しかし現在は、猛暑対策や施設維持の課題などを背景に、プール授業を取り巻く環境が変化しています。学校のプールを使わず外部施設を利用したり、授業回数を見直したりする動きも見られるようです。
今回ママスタセレクトでは『学校や園の「プールの授業」に変化はありましたか?』というアンケートを実施。ママたちがどのような変化を感じているのかを聞きました。
プール授業「変化があった」と答えたママは……?

変化が「あった」「なかった」「その他」の3つの選択肢を設定した今回のアンケートでは、変化が「あった」と答えたママが75.9%と多数を占めました。一方で「なかった」は13.8%、「その他」は10.3%にとどまります。
プール授業の「民間委託」が広がる
『スイミングクラブに委託』
『学校のプールではなく近所の水泳館で授業です。もちろんコーチが教えてくれます!』
『外部の業者に委託。スイミングスクールのバス送迎あり』
外部委託をしている学校は少なくないようです。筆者の息子の小学校も、バスで5分のスポーツクラブでプールの授業をしています。ですが、学校の体育教諭ではなく、スイミングコーチが教えてくれるため「わかりやすい!」と子どもたちにも人気です。
『プールが故障しました。修理代が億単位らしく、今年は外部のプールを利用する』
スイミングクラブや市営プールを利用するケースが増加する背景には、施設維持費や安全管理の負担軽減がありそうです。
授業回数の減少と猛暑対応
『小学校のプールの授業が4回しかないことにびっくり』
『水泳授業が年3回のみ。真夏とは限らない』
『私が子どもの頃は夏の体育は全部プールだったけど、今は4回ほどしかやらなくてびっくり』
回数の減少に驚くママたちの声も多く寄せられました。
プール授業減少の背景には近年の暑さにも理由があるようです。
『暑すぎてできない』
『プール日和だと思えるほど暑い日に『暑すぎるから入れません』と連絡がくる』
学校のプール授業が「雨で中止」ではなく「暑すぎて中止」になるケースも今は珍しくありません。環境省が示す暑さ指数(WBGT)が31以上になると運動は原則中止とされており、水泳授業も例外ではありません。
参考:環境省熱中症予防情報サイト|暑さ指数(WBGT)について|運動に関する指針
昔と違う今のプールの常識
ママたちの子ども時代との変化の一つに、水着やルールの自由化をあげる声もありました。
『ラッシュガードの着用がOK』
日焼け防止の観点からラッシュガードを推奨する学校も少なくないようです。
『水着の指定がないため、ビキニの子もいるみたい』
『水着やキャップの色が自由になった』
「学校指定の水着がなく、黒かネイビーならワンピースでもセパレートでも形に縛りはない」といった声もあります。
指定のスクール水着を着用する学校は減少傾向にあり、色や形は自由、とする学校も少なくないようです。さまざまな背景をもつ子どもたちが学ぶ場であることを踏まえ、多様性への配慮もあるのかもしれませんね。
『腰まで浸かる水槽と目洗い場がなくなっていて驚いた』
学校プールの定番設備だった「腰洗い槽」は、厚生労働省によるプール衛生基準見直し以降、各地で廃止が進んでいます。また「洗眼器」も洗眼に関する医学的知見の変化などを背景に、多くの学校で姿を消しました。かつては当たり前だったプールの風景も、時代とともに大きく変化しています。

時代とともに変わるプール授業。求められるのは安全と学びの両立
今回のアンケート結果からは、学校や園のプール授業が多くの地域で変化していることがうかがえました。なかでも目立ったのは、スイミングスクールや市営プールなど外部施設の活用です。施設管理や安全確保の負担軽減だけでなく、スイミングコーチによる指導が受けられることをメリットとしてとらえる声もありました。
一方で、猛暑の影響による授業回数の減少や実施時期の変更も進んでおり、「自分たちの子どもの頃より泳ぐ機会が少ない」と感じる保護者も少なくありません。筆者のまわりでも、子どもが「泳げない」ことに不安を感じるママたちの声を多く聞きます。
プールの授業の形は変わりつつありますが、子どもたちが安全に水に親しみ、泳ぐ力を身につけるという目的は変わりません。今後も時代や環境に合わせた水泳授業のあり方が求められていきそうです。
【アンケート概要】
総回答数:261票
調査方法:インターネット
調査月:2026年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【人気】の記事:ほかにもママたちの気になる回答結果は……?
文・編集部 イラスト・Ponko
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