<過干渉とマザコン>夫が「母親は悪くない」と妹ばかり責めることに疑問…優しい人だと思っていたけど
2026.06.09 22:10
提供:ママスタ☆セレクト

旦那は仕事も真面目、出世もしている。妻である自分や子どもにはとても優しい人……こう聞くと理想の旦那さんに思えるでしょう。ところがそんな幸せな日常の裏側で、ふとした瞬間に冷たい風が吹き抜けることもあるのかもしれません。
『旦那がマザコンなのかもしれません』
投稿者さんが相談したいのは、バツイチの旦那さんについてでした。義実家では、過干渉な義母と引きこもりの義妹との間でトラブルが起きています。旦那さん自身も義母への反抗で壁に穴をあけるほど荒れていた過去があります。しかしそんな過去を棚に上げ、今は全面的に義母の味方をして義妹を怒鳴りつけているのだそう。
義母は自分の価値観を押しつけ、子どもの自由を奪いながら育児をしていた人で、義妹が荒れたのも、投稿者さんからすればその支配が原因に見えてしまいます。それなのに旦那さんは「母親は悪くない、あいつ(義妹)が悪い」と断言し、投稿者さんが少しでも義妹を庇うと激昂してしまいます。前妻が旦那さんのことを「マザコン」と言って別れたという話もあり、投稿者さんは「やはり夫は異常なマザコンなのか」と困惑していると話してくれました。
母親をかばい、「妹が悪い」と断言するのはなぜ?
旦那さんは今でこそ社会的に成功し、家庭でもよき父として振る舞っています。しかし義実家の壁には、旦那さん自身が若いころに暴れてあけた穴がいくつも残っています。かつては彼自身が義母の過干渉や押しつけに「暴力」という形で激しく抵抗していたのです。それなのになぜ、旦那さんは今同じように苦しんでいるはずの義妹に寄り添わず、支配者である義母の肩ばかりもつのでしょうか。ママたちからはその矛盾に冷ややかな視線が向けられました。
『壁に穴をあけて暴力で母親をねじ伏せたから、それが成功体験になっているんじゃない? 母親と妹の仲を取りもってるんじゃなくて、どちらに対しても怒鳴って自分の意に従わせようとしてるだけに思える』
『子どもたちを力でねじ伏せていた義母。それに反抗して家で暴れまくった旦那。そしてそれを忘れて妹を責める……何か違うな~って』
『「あんな母親でお前もつらかっただろう。でも暴力はいけない」となぜ妹に寄り添わないのか? 自分だって嫌で荒れまくっていたんでしょ、と白けてしまう』
旦那さんは決して過去を忘れているわけではないでしょう。むしろ「力こそが解決策だ」と身をもって学んでしまったのかもしれません。かつては被害者だった旦那さんが、今では母親をかばって、妹を「矯正」するという名目で家族をコントロールする側に回っているのではないでしょうか。旦那さんにとって妹の苦しみは、かつての自分の弱さを見るようで、切り捨てたい過去そのものなのかもしれません。
夫はマザコン?母親の味方をする理由は
「マザコン」という言葉を聞くと、母親に甘える子どものような姿を想像しがちです。しかし旦那さんが見せる「母親への肩入れ」は、もっと戦略的で冷徹なものに見えます。投稿者さんも「義母と義妹はどちらも少しずつ悪いと思うのに、旦那はなぜか義母のことは悪く言わない。そこが謎」と呟いていました。
『適当に味方のふりをして義母の機嫌をとっておけば、自分に矛先が向かないからじゃない? 妹を生贄にしてるだけでしょ』
『なぜ旦那が母の味方ばかりするのか? 自分が多数側と勘違いしているからでしょ』
旦那さんが母親に肩入れしてみせるのは、それが「効率的に家庭内の平和を維持できる方法だからではないか」とママたちは推測しました。母親を立て、妹を「共通の敵」として叩く。そうすることで母親の承認を得られますし、家庭内の絶対的な権力者として君臨できる……ということでしょう。旦那さんにとって「母親の味方」をすることは、愛情というよりは自分への攻撃を回避しつつ、優位性を保つための生存戦略という可能性もあるでしょう。
投稿者さんが義妹を庇おうとすると、旦那さんは「黙っていろ!」と激昂するそうです。これは旦那さんが必死に保っている「母と息子の連合軍」というバランスを崩されたくない、という恐怖心の裏返しなのかもしれません。
本当に「優しい夫」なの?
「私には優しいし、仕事もできる夫」。投稿者さんはそう語りますが、ママたちの指摘はその優しさがいつまで続くのかという点におよびました。
『前妻ももしかして義母に疑問を抱き、それに味方する旦那を「マザコン」と表現したのでは』
『義妹のことになると「黙っていろ!」って……旦那さん、優しいか?』
『かつては義母の支配、次は旦那の暴力、今は義妹の暴力。義妹が出ていった場合、今度は誰が犠牲になるのかな? 投稿者さんやお子さんではないと言えないところが危うい』
『それぞれが歳をとって認知機能が衰えてきたときが悲惨よ。制御が効かなくなって地獄絵図になりそう』
前妻が離婚時に残した「あの人はマザコン」という言葉。それは母親に甘える姿のことではなく、「嫁よりも母親、そして自分の平穏を優先して、異議を唱える者を排除する」という旦那さんの本質を指していたのではないでしょうか。現在は義妹が「敵」の役割を一手に引き受けているため、投稿者さんには矛先が向いていないだけかもしれません。しかしなんらかの理由で義妹というターゲットが不在になったときには、どうなるのでしょうか……。
家族の闇を直視するのはとても勇気がいることです。特に自分に実害がないうちは「夫は本当は優しい人だ」と信じたいのが妻の心理でしょう。しかしその優しさが、特定の誰かを排除することで成り立つ危ういものであるならば、現実を直視しなければなりません。
投稿者さんが今すべきことは、旦那さんを説得して義妹に寄り添わせることではありません。まずは旦那さんの家族問題を客観的に考え直すこと。前妻がなぜ逃げたのか、なぜ義妹は部屋から出なくなったのか、その歴史を冷静に分析して、自分と子どもを守るための行動を考えておくことが重要ではないでしょうか。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・んぎまむ
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