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<旦那は料理しただけなのに>同じ家事でも男性だと「偉いね」と言われる風潮…おかしくない?

2026.02.02 21:15
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家事や育児を「ママがやって当然」とみなす空気は、令和になった現在でも根強く残っているのではないでしょうか。共働き家庭が一般的になっても、家事をする旦那さんは特別視され、ママの努力は当たり前扱いされる。そんな不公平感にモヤッとした経験がある人は少なくないかもしれません。今回届いた投稿も、まさにその典型でした。

『旦那がご飯作るのは偉いこと? 私が夜勤のときに「ご飯どうしているの?」と聞かれるので「旦那が作りますよ」と答えると必ず「旦那さん偉いね!」と言われます。私もご飯を作るのに、偉いなんて言われたことない』
投稿者さんがモヤモヤするのもムリはないでしょう。夫が家事をすると褒められ、妻は働いて家事をこなしても当たり前。その違和感に、ママたちが共感の声を寄せました。

価値観が「昭和のまま」という人が多いのでは?


まず目立ったのは「昭和の価値観が残っている」という意見でした。
『母が病気のとき、父は当然のように料理をしていた。昔から家事する男性はいたのに、いまだに「偉い」というのは価値観がアップデートされていないからだと思う』
『昔、旦那がお風呂に子どもを入れるだけで「いいパパ」と褒められたのを思い出した』
『同居の義母の前で義兄が洗濯ものを畳んだら義姉が叱られた。義姉は義兄に「家事しないで」と頼んだらしい』
『女は減点式(できるのが当たり前、できないと減点される)、男は加点式(できないのが当たり前、できたら加点)』
妻たちの家事は“できて当たり前”とされ、夫たちは“できない前提”で見られる。そのため、少し行動しただけでも過大評価されるのかもしれません。
『私が重い病気で入院しているときでさえ「ご飯どうしているの?」と聞かれた。異常だと思う』
ママの状況がどうであれ「家のことは母親がやるもの」という風潮が社会の奥に残っているのかもしれません。実際に、ママが入院すれば家庭が回らないと感じている家庭もあるでしょう。投稿者さんも「価値観を更新してほしい。悪気がないのはわかっているけれど、モヤモヤします」と語ります。

「うちは旦那が絶対作らない」派のリアル


一方で、別の角度からの意見もありました。
『うちは旦那が絶対作らないから、作れるだけ偉いと思う』
『私が皿を片付けても何も言われないけれど、旦那がやると「息子ちゃんは本当に気が利く!」と義母が大騒ぎする』
これもまた、男女の家事への期待値の差が作り出す現象でしょう。「家事をする男性は珍しい」という固定観念があるため、行動が目立ちやすいのかもしれません。

褒め言葉は“お世辞”の可能性も?


『偉いなんて本気で思っていない、軽いお世辞』
『職場の人との雑談だと、無難な反応として「いいですね!」と言ってしまうかも』
話の接ぎ穂として「褒めている」人もいるのでは? という意見も寄せられました。
『逆に旦那さんの職場では「奥さん夜勤しているの? 偉いね」と言われているかもしれないよ』
と投稿者さんの状況をポジティブに捉える声もありました。

“ダメ男製造ママ”が作った価値観?


なかにはこんな興味深い指摘もありました。
『世のなかには、料理や家事をしない男を捕まえて「うちは何もしない」って堂々というダメ男製造している妻がいる』
『男が家事をする=偉い。そういう構造を作ってきたのは、まぎれもなく、褒めすぎた女たちでは?』
性別にもとづく役割分担の価値観は、男性だけでなく、女性も含めて社会が長年かけて作り上げてきたものだ、というわけです。なるほど、一理ありそうですね。
夕方にママ友同士でおしゃべりしていても「旦那が帰ってきちゃうから、またね」と切り上げるママを見かけます。それはその場を切り上げたい口実かもしれませんが、その理由に「旦那」という一言をつい使ってしまう人も少なくないわけです。

最後までできてこそ家事という現実



投稿者さんは「夫は洗いものはするけれど鍋は洗いません。キッチンはベトベトだし調味料は出しっぱなし」と苦い思いを漏らします。対してママたちの声は冷静でした。
『洗いものまでしたら偉いけれどね』
『うちも作ってくれるけれど、キッチンが汚くなる。できればやってほしくない』
『家事ができない旦那がいるなかでは恵まれている方なのでは?』
料理は「作っただけ」では完結しません。片付け、掃除、後始末までが料理のうちですからね。なかには、
『旦那さんをそこまでに“育てた”投稿者さんが偉い』
という励ましの声も寄せられました。

家事をする旦那さんが称賛され、家事をするママは当然とされる。この不公平は、個人の問題ではなく社会の根深い価値観の現れなのかもしれません。共働きが当たり前になった今は、「どちらがやるべきか」ではなく「できる人ができるときにやる」という公平なスタイルが求められているのでしょう。
投稿者さんが感じた違和感は、実は世のなかのママたちが共通して心に抱えるモヤモヤではないでしょうか。家事や育児は本来“誰かの仕事”ではありません。家族の暮らしを整えるための共同作業です。古い価値観に振り回されるのではなく、お互いを尊重しながら家庭を築いていけたらいいのではないでしょうか。

文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・はなめがね

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