<中受で壊れた家族>今度こそ、親としてサポートの仕方を間違えない「がんばれ!」【第15話まんが】
私(アイ)は夫のマサヒロと、2人の息子ハヤトとダイチの4人家族です。私たちはハヤトが希望するA中学に入れるように、家族総出で必死のサポートを始めたのでした。しかし私たちの気持ちをよそに、ハヤトは裏切り続けます。警察沙汰になったり、夫の財布からお金を盗んだり。ハヤトはどんどん私たちの知らないハヤトになっていってしまったのでした。けれどそれは、ハヤトに過剰な「期待」をかけ続けた私たちのせいでした。そうして私たちは中学受験から撤退することに決めたのでした。プログラミング専用のPCを買い、今は好きなことを存分にして過ごしてほしい……そう思いながら夏休みを終え、二学期に入ったとき。以前通っていた塾の内田先生から、プログラミング受験のあるB中学を紹介されるのです。文化祭に行ってみると、ハヤト自身が「この学校に行きたい」と言うようになり、本気で勉強に取り組むようになったのでした。
勉強していなかった数ヶ月を埋めるのは、本当に大変でした。受験生みんなが必死に勉強をしていた間、ハヤトはずっと遊んでいたのです。そう簡単に追いつくはずはありません。過去問の正答率を見る限り、まだ合格者平均には届いていませんでした。「間に合わないかもしれない」何度もそう思いましたが、何も言いませんでした。それも含めてハヤトの「経験」だと受け止めたのです。

ハヤトは諦めずに、勉強を続けていました。ずっと休むことなく勉強に食らいついていました。その姿勢は、今まで勉強をしてきたどんな日々よりも、一番「受験生」でした。
そして、いよいよ受験の日。みんなからのエールを受けてハヤトは試験会場に入っていきました。



ハヤトがはじめて「受験生」になり、今まで空白だった時間を埋めるように勉強に専念していました。
分からないところは自分で知識を掴みに行き、誰かに教えてもらうまでは間違っている箇所を放置していたあの頃とは大違いでした。
そのとき私たちは思ったのです。「これが勉強する」ということなんだろうな……と。
誰のものでもない、自分だけの目標を見つけてそれに向かって自分自身の足りないものと向き合っていく。
親に怒られるからじゃなく、親を喜ばせたいからでもなく。
自分のために、自分の未来のために頑張る勉強に辿り着いたハヤトを、私たちは誇りに思いました。
そして念願の合格に、怒涛だった3年間が思い出され、終わったという安堵と、大人への階段を上りはじめたハヤトへの少しの寂しさも感じたのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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