<介護に限界>背が高い義母は「他人の世話になりたくない」、旦那は無関心…心身ともに疲れました
2026.01.16 21:15
提供:ママスタ☆セレクト

介護は、家族の誰かが静かに背負えば済む問題ではないでしょう。負担がひとりに集中すると、心も体も限界を迎えてしまいそうです。今回届いた投稿は、義母の介護をひとりで抱えているママの苦悩でした。
『義母の介護もうムリ。私は身長153cm、義母は161cm。痩せていても、のしかかる体重が腰に負担。トイレも風呂の介助も大変すぎる。一生懸命お世話しても「他人の世話になりたくない」と義母はわがままばかり。旦那は私に任せっぱなし。限界です』
義母は投稿者さんが介護することを当然と思っているとのこと。「孫や俺たちにさんざん援助してくれたのだから当然だ」と旦那さんからも嫌味を言われる状況に、同じ立場を経験したママたちからさまざまな意見が寄せられました。
そもそも論として、「嫁は他人」
ママたちがまず指摘するのは、この点でした。
『他人の世話にはなりたくないって……嫁は他人だろ?』
『「お義母さん、私も他人なので、お世話は息子さんにお願いしますね!」と言ってほしい』
義母の「他人には頼りたくない」という言葉は、裏を返せば「嫁は他人ではない」と都合よく解釈しているのではないでしょうか。実際には、嫁と義母は血のつながらない他人です。気をつかい、言い返せず、ただ黙って負担を背負ってしまうのではなく「できる範囲は限られている」と線を引いてもいいのかもしれません。さらに、身体介助には専門知識が必要でしょう。
『介護の心得がない人がやると、一緒に転んで骨折するなど危険だと思います』
『介護はプロに任せて、家族とは笑顔で話すのが理想だよね』
『私の周りは介護専門の人に任せているよ。施設に入ってもらうとか。嫁が介護しているってあまり聞かない』
介護がキツいと感じるのは、弱いからでも冷たいからでもありません。その道のプロがいるのは、素人ではどうにもできないことがあるからでしょう。
介護は「実子」が担うもの
援助を受けてきたから返すべき……そう言う旦那さんに対しては、冷静な意見が続きます。
『援助してもらったのは旦那。旦那が恩を返すべき』
『旦那に甲斐性があったら親の援助は不要だったわけでしょう?』
『なんで旦那は他人事なの?』
『似たような状況の私は、緊急の場合だけ手を差し伸べている』
介護を「嫁の役目」とする考えは古い価値観だとママたちは言います。介護の中心は実子ではないでしょうか。嫁は“手伝ってもいい存在”であって、“やらなければならない存在”ではないでしょう。
このままでは家庭ごと崩壊する
ママたちは「今すぐ専門家に相談して」と声を上げました。
『その状況は投稿者さんが倒れたら崩壊するよ。義母の介護だけでなく、生活自体成り立たなくなる。旦那にも現実を突き付けて』
『うちの母も父の介護を半年くらいしただけで精神的にもおかしくなったし、体もボロボロ。介護認定を受けたらプロがお風呂入れにきてくれるし、介護タクシー代補助もされたよ』
『介護事業所の方やケアマネさんにきてもらいましょう。ケアマネさんは場数を踏んでいるので、事情を話せば口裏合わせてくれるよ』
『地域包括支援センターに相談して。全部話していい』
介護は、ひとりがムリを続ければ続けるほど取り返しがつかない事態になります。腰や膝を壊して動けなくなった例や、精神的に追い詰められた例も少なくありません。「家族だから」「援助してもらったから」と自分を犠牲にしてしまうと、結局はみんなが苦しくなるのではないでしょうか。高齢者の相談や支援を行っている地域包括支援センターなど、行政に相談することをすすめる声もありました。
参考:厚生労働省|地域包括支援センター業務マニュアル
義母自身も「プロの介護」の快適さを知るかもしれない
『訪問介護の人がお風呂に入れてくれると、移乗も安定感があるし衣服の着脱もスムーズ。素人の不安定な介護より気持ちいいって気付くと思う』
素人の介護は不安定で危険ではないでしょうか。専門職は体重移動や入浴の技術に長けているため、利用者自身がラクでしょう。「イヤだ」と言っていた義母が態度を変える可能性も十分にあります。
介護ができない自分を責めなくていい
介護に限界を感じると、自分が冷たいのではないかと罪悪感を覚える人もいるかもしれません。しかし、声を寄せた多くのママがこう伝えています。
『投稿者さんは自分の人生を大事に生きて』
『倒れる前に動いて』
義母を思う気持ちも、夫婦として支えたい気持ちも大切です。しかし、自分の体や生活を壊してまで介護を抱え込んでしまえば、家庭そのものが成り立たなくなってしまいます。ひとりで背負う必要はありません。専門家に相談し、行政サービスを利用し、旦那さんにもしっかり向き合ってもらう。その積み重ねが、義母にとっても家族にとっても、そして投稿者さん自身にとっても最善の形につながるはずです。負担を声に出すことは弱さではなく、前へ進むための第一歩なのでしょう。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・猫田カヨ
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