<個人情報スピーカー>おしゃべりなママ友。尊敬する気持ちはあるけれど距離を置くべき?
2025.12.21 19:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもを介しての友だちである「ママ友」。何度も会ったり話したりしている中で、付き合い方に悩んだことがあるママもいるのではないでしょうか。一方で気の合うママ友と親しくなり、良い関係を築いている人もいます。
ママスタコミュニティのあるママも親しくしているママ友がいるようです。社交的で人当たりもよく、人脈があり尊敬できる人だそうですが、気になることもあるといいます。
『あるママ友との付き合いを深めていくうちに、とてもおしゃべりで信用できなくなってしまいました。共通のママ友が何人もいますが、そのママ友たちに私の個人的なことまでペラペラと話していることがわかりました。例えば子どもの悩み、私の経歴、主人の経歴、私の病気のことなどです。ママ友はリーダーシップがあり、ハキハキしていて見習うべき点が多いです。しかし、そのママ友とは、距離を置いて付き合うべきなのかなと思い始めました』
ママ友はリーダーシップがあり、ハキハキしていて見習うべき点があるとのこと。でもそのママ友にしか話してない個人情報まで悪気なくしゃべってしまう……。そのママ友とは、距離を置いて付き合うべきなのか悩みはじめたと言います。そのママ友には悪気はなく、話のネタとして軽く口にしてしまうタイプなのかもしれません。本人は「そのようなつもりではなかった」と言ったとしても、言われた側にとってはそれでは済まされないこともあります。
ただのスピーカーママでは?
あちこちでいい顔をしているため、社交的に見えますが、実はただの噂好きの話したがりではないかと他のママたちは考えています。取り扱い注意タイプの可能性も……。
『人の個人的な話を、許可なく本人のいないところで話している時点でダメ』
『もちろん距離を置く。特に病気は要配慮情報。それを他人にペラペラ話すなんて信じられない』
『顔が広いことと信頼して付き合えることは、必ずしも一致しないから』
『愛想よく近付いてきて、あれこれ聞き出して他でしゃべるなんて最悪』
そのママ友は社交的でみんなに慕われているとの印象の裏で、周りのママたちは実は警戒して付き合っている場合もあるのかも……。また、「病気などのデリケートな情報をペラペラ話すのは信じられない」という声もありました。情報通であることが魅力的に見えても、他人のプライベートを話題にするような相手とは結局浅い関係しか築けないのかもしれませんね。
ママ友との会話や付き合い方を見直す
ママ友は友だちのようだけれどけっして友だちではない。つまり子どもを通じての関係であって、人生を共有する仲ではないとの意見です。ママ友と普通に接するけれど、深い話はせずに聞き役に徹するのが一番だと言います。
『当たり障りのない付き合いにとどめておく。自分の話はしない。他の人の噂も聞かない』
『子どものことや旦那のことを他人に話すのはやめなよ。これはスピーカー相手でなくても、基本の大切なことだよ』
『ママ友の話に乗っからないのが1番だよ』
話すことと話さないことを分けて付き合うとのアドバイスが寄せられました。結局のところ、付き合い方を選ぶことが大切で、完全に距離を置く必要はないのかもしれません。でも「この人にはここまで」と心のなかで線を引く。それが大人としての人間関係を穏やかに保つコツなのかもしれません。
『ママ友は基本的に子どもを介しての関係だと思うから、あくまでも子どもに害のない付き合い方につとめるべきだと思う』
投稿者さんはもともと交友関係が少なくて、ママ友と出会えたことで完全に浮かれていたと言います。「聞いたことは誰にも漏らしていませんが、家族のことをペラペラ話していた。私こそ要注意人物ですね……」と反省しているようでした。信用できない相手に腹を立てるより先に、自分自身も見つめなおす……それこそがトラブルを避ける最良の方法かもしれません。
人には長所と短所がある
あるママからこんな言葉がありました。
『そのような人だからこそ、社交的で人当たりがよくて人脈が広いのだろうね』
そのママ友はおしゃべりで場を明るくしてくれ、面倒見もいいから、自然と人が集まってくる。それは長所ともいえますが、実は短所と紙一重。こちらのママはこう続けました。
『私は、若いときだったらもう付き合わない、距離を置こうと考えたと思う。でも中年になって考えが変わって、好きか嫌いか一緒にいたいかいたくないかで考えるようになったよ』
コメントを寄せてくれたママは、「嫌なところがあっても好きだから仕方ない」と割り切って人と付き合えるようになったそうです。自分にだって長所もあれば短所もある。ママ友だって同じ。「イヤなところがあっても好きだから仕方ないか」と割り切って付き合えるようになったそうです。
ママ友との心地よい距離感とは
何より大切なのは、他人に言われてイヤなことは、自分も言わないというシンプルなルール。軽く口にする前に一度立ち止まる。それだけで、人間関係のトラブルはぐっと減るのでしょう。ママ友も、同僚も、家族も、誰もが“誰かの話をしている”日常のなかで、「距離は置かないけれど、言わないことを決める」というのは、人付き合いの知恵であり、思いやりでもあります。完璧な人はいません。
けれどお互いに守るべき線をもつことで、関係は長く続けられる。ママ友との関係性は、距離ではなく言葉の選び方で築かれていくものなのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・こもも イラスト・なかやまねこ
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