<義妹への誕プレ>誕生日、プレゼントを強制されてイヤ!家族の集まりで渡す流れを断ち切りたい
2025.12.19 21:15
提供:ママスタ☆セレクト

親の命日は、年に一度の親族の集まりの機会になることもあるでしょう。そこには、亡き親を偲ぶ厳かな気持ちがあるはずです。ところがその集まりが、「ついで」として誰かに対してプレゼントを贈る日になってしまったら……苦痛を感じるかもしれませんね。
『義妹への誕生日プレゼントが毎年しんどいです』
投稿者さんのご実家では、亡きお父さんの命日と義妹の誕生日が同じ日。そのため毎年実家での集まりの際に、義妹に個々で誕生日プレゼントを渡す流れが続いています。この一方的な贈り物に、投稿者さんは強い苦痛とモヤモヤを抱えているのだそう。その理由は大きく2つあります。ひとつは義妹から一度もプレゼントを返されたことがなく、「プレゼント目当てなのでは」と疑ってしまうこと。そしてもうひとつは「特別な関わりがない相手に、毎年プレゼントを選び続けるのが負担」と感じていることです。投稿者さんの母親は「誕生日にもかかわらず集まりに来てくれる義妹のためにプレゼントを用意すべきだ」と考えています。しかし一方で投稿者さん自身は「集まりは義務ではない」と考えており、プレゼントをやめたいと悩んでいると話してくれました。
命日と誕生日、両方を同時にできないよ
『あくまでも集まってるのは「お父さんの命日」が理由なわけだから、義妹へのプレゼントなんて用意しなくていいんじゃない? 義妹の誕生日パーティじゃないんだから。 何か言われたら「今日は父の法要だから」を貫き通すとか』
『プレゼントはあげたい母親だけがあげればいい。いい大人に誕生日とかいつまで言ってんだろう。親になると誕生日なんて家族だって祝っちゃくれないよ。一度始めちゃったのが間違いだったね。旦那さんと話をしてやめる方向にもっていったら?』
この問題の根源にあるのは、集まりの趣旨に対する認識の違いでしょう。命日の集まりに誕生日という別の趣旨をもち込むこと自体がおかしい、と考えたママたちもいたようです。法事のような故人を偲ぶ集まりで、誰かの誕生日を祝うような華やかなイベントを重ねてしまうと、本来の目的が曖昧になってしまいます。投稿者さんは特に親しいわけでもない相手に義務感でプレゼントを渡しているのに対し、義妹さんは「これは誕生日の習慣」と受け取っている可能性も考えられます。集まりの趣旨を明確にして「今日は父の法要がメインだ」という認識を、家族間で共有する必要があるかもしれませんね。
プレゼントは毎年同じものでいい
『切れない関係なら、毎年同じでいいじゃん。ちょっといい石鹸とか果物とか。またこれ、みたいな空気になったら、じゃあもうやめるわねって言えるし。子どもじゃないのに、いちいち誕生日プレゼントとかちょっと面倒くさいかも』
『スティックコーヒーがオススメだよ~! 500円ちょっとの。相手がコーヒーを飲まないとかまで考えずに、飲まないならそのままおすそ分けできそうなものを選んでるよ。おすそ分けされた側もまあまあ喜べるし』
プレゼントをやめるのが難しい場合、まず試すべきは負担の軽減でしょう。プレゼントを選ぶという行為がストレスなら、高級すぎず、誰にでも使い道がある消耗品を毎年贈るのが最善策です。高級石鹸やちょっといいお菓子、コーヒーなどがちょうどよいかもしれませんね。「義妹にはこれをあげる」と決めておけば、投稿者さんも気が楽になるはずです。
プレゼント目当ては誤解かも?義妹の真意は……
投稿者さんは「義妹はプレゼント目当てで集まりに来ているのでは」と不満に感じていますが、ママたちからは「それは違うかも」と諫めるような意見も寄せられました。
『義妹がプレゼント目当てとか言ってるけど、これは絶対に違うと思う。親族の命日だからきちんと来てくれてるだけだと思う。そんなふうに思われるくらいなら義妹さんも誕生日プレゼントなんかやめてくれって思ってるんじゃない?』
『いやいや、それ絶対義妹は困ってるって。欲しいものじゃない可能性のほうが高いよ。義妹から「もういいです」とも断りにくいでしょう? それは投稿者さんが母親にプレゼントはやめさせる方向で話をもっていくしかないよ』
義妹は単に「断りにくい」という理由で受け取っている可能性も十分にあるでしょう。特に実家の集まりという場で、個々の親族から渡されるプレゼントを「いりません」と断るのは、相当な勇気と気をつかう行為です。義妹からすれば「集まりに来たんだからプレゼントをもらうのは当然だ」という気持ちはまったくなく、「毎年毎年、申し訳ないな」「親戚の顔を立てるために受け取っている」と、実は困惑している可能性もあるのです。「相手は喜んでいるはず」というお母さんの思い込みが、この一方的な贈り物を継続させてしまっているのかもしれません。
プレゼントは、本来、相手を喜ばせたいという純粋な気持ちから贈られるものです。そこに義務感や不満が入り込むと、贈る側も受け取る側も、双方にとって苦痛でしかありません。投稿者さんの苦痛を解消するには「命日と誕生日は切り離す」という明確な線引きが必要です。まずは今年の命日から、この負担になっているプレゼントを見直す方向で一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・猫田カヨ
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