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<呼びかけ疲れた>宿題は!?水筒は!?明日の持ち物の準備を全部子どもに任せられるのは何年生から?

2025.12.04 10:25
081_小学校_松本うち
その日に学校で出された宿題をこなし、連絡帳の内容やプリントを親に渡し、必要な持ち物を用意し、明日の教科書やノートをランドセルにいれて準備する。こうした小学生の家での一連の流れについて、みなさんのお子さんは全部自分でこなしているでしょうか? 先日ママスタコミュニティには「学校の準備、完全に子ども任せになったのは何年生ですか?」という問いかけがありました。
『ランドセルから宿題を出して終わったらしまう、明日の持ち物を自分で揃えるなど。親が連絡帳に目を通したり、親から声をかけたりする必要がなくなったのは何年生ですか?』
学校によっては連絡帳がなくなり、アプリで配信があるなどの違いはあるかもしれません。しかし学校からの連絡事を保護者に伝えたり、指示された宿題を自分で把握して家で終わらせたりなど、小学生以降は子どもの自主性が重んじられますよね。そこで投稿者さんは、帰宅後から翌日の準備までをすべて自分でできるようになるのはいつ頃からかと、ママたちに尋ねていました。

1年生の途中から自分でできるようになったよ



『1年生の半ばから。個人差があると思うよ』
『1年生のときから基本的な準備は自分でしている。図工で特別な材料がいるときとかは一緒に用意している』
『今年入学した子がいるけど、6月頃からやっていない。ときどき給食セットを忘れているみたい』
まずは「1年生の途中から」というコメント。小学校に入学してからしばらくは一緒に宿題や準備をしていたものの、数か月で慣れてきて、すべて自分でできるようになったというお子さんたちのエピソードが寄せられていました。もちろん子どもの性格や向き不向きなどもありますが、1年生ですべて子ども任せにできたというのは、だいぶ早いほうではないでしょうか。これはママがそのように躾けたのか、子どもが「自分でやりたいから」と自主的にそうなったのかによっても違いはありそうですね。ただすべてを子どもに任せた結果、「ときどき忘れ物をすることもあるよ」というコメントも。

1年生のうちは親子で一緒に。2年生か3年生から子どもに任せるようになったよ


『1年のときは連絡帳にハンコ押しがあったので、一緒にチェックをしてやっていた。2年からは自分で管理しているよ。必要なものがあるときは「◯日までに◯◯が必要だから」と言ってくる』
『2年生で自分でやるようになった途端に忘れ物が増えて、またチェックし始めて、今3年生でようやく任せて大丈夫だと思えるようになったところ』
『「任せるようになった」だと語弊があるかも。子どもに口出ししなくなったのは3年生くらいかな。そこからは自立するための見守りが主だった』
「2年生や3年生になってから」というコメントも多いようでした。1年生のうちは親がチェックしたことを先生に知らせるサインやハンコが必須なこともあり、学校の準備や持ち物確認は必然的に親子で行うことになるでしょう。そこで最初のうちは一緒に準備をしたり、「宿題はやったの?」とママが声をかけしたりして、そこから徐々に本人に任せていくスタイルに移行することも。そうなると1~2年くらいはかかるケースもあるようです。また声かけをせずに子どもに任せるようになった途端、忘れ物が増えたというママも。いきなりすべて自分でできるようになるのではなく、失敗をしたり親子で軌道修正したりしながら、子どもに任せられるようになっていくのではないでしょうか。

手取り足取りは終わっても、連絡帳確認や声かけはずっと続いている人も



『手取り足取りは1年生で終わった。中学生と小5がいるけど、持ち物確認の声かけは未だにやっているわ。その日だけのイレギュラーな物のときとか、雨具とか』
『4年生だけど完全に子ども任せはまだできていないかも。声かけはほぼやっていないし、やるべきタイミングで自力で準備しているけど、様子は見ている。気づいたときに「連絡帳は確認した?」と聞くと、本人が確認して大丈夫なときもあれば、忘れていたときもある感じ』
『5年生。簡単な声かけはするよ。朝に「学校の準備できている?」「忘れ物はない?」程度』
『年長になる頃には自分で準備をして、一緒に確認。小2で「明日必要なものは何?」と聞いて「準備した?」で終わり。声かけ自体はずっとするよ。家族として「忘れ物はない?」といった感じで声をかけて自分で考えさせる。忘れたら自分の責任になるだけ』
一方で「高学年になっても簡単な声かけはしている」というママも少なくありませんでした。ママのほうから連絡帳を見たり、子どもに準備すべき持ち物を聞いたりと手取り足取りサポートすることはなくなるものの、高学年でも見守りの意味で声をかけているというママたち。帰ってきてから「今日の宿題は?」、学校に行く前に「忘れ物ない?」といった声かけは挨拶のようなもので、親子間のコミュニケーションの一つかもしれませんね。また「一応声かけはするけど、忘れたら自分のせいだと伝えている」というコメントもあり、声かけの意味や準備における子ども本人の責任の範疇は、低学年と高学年では違いがあるようです。

今回の投稿では1年生からすべて本人にすべて任せているというママもいれば、高学年になっても声かけはしているというママまで、さまざまなエピソードが寄せられていました。何年生になったら子ども本人に任せるべき、という正解はありません。各家庭で話し合ったり、子どもの様子を見守ったりしながら進めていきたいものですね。

文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・松本うち

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