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<偏見だな>わが子の同級生が親と映画鑑賞。「中学生なのに友だちいないの?」という意見への反論

2025.09.23 13:25
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「中学生が親子で映画を観に行くのはさすがにないよね」……そのような言葉を耳にしたら、心が少しザワッとしませんか?
『うちの子が友だちと映画を観に行ったら、同級生が親と観に来ていたみたい。小学生でも友だちと行くのに、さすがに中学生で親とはないよね。「友だちがいないのかな」とうちの子も心配していたわ』
たしかに中学生といえば、友だちとの関係を深める年頃。親よりも友だちと過ごす時間を大切にしたいと思う子も出てくるでしょう。けれど、それはあくまで一面。映画を親と観る=友だちがいない、というのは少し短絡的すぎる考えかもしれません。

中学生でも親と映画に行くのは珍しくない



「うちの地域は映画館が遠いから、中学生でも親と行くのは普通」という声もありました。距離の問題だけでなく、映画館までの交通手段が限られていることもありますよね。また治安や安全面を考慮して、親と一緒に出掛けることが前提という家庭もあります。「子どもが大人になっても、一緒に映画に行く」とのコメントは少なくありませんでした。
『娘は高校生のとき、旦那と映画に行っていた。友だちには「親と映画の話で盛り上がれるのが羨ましい」と言われていたよ』
『うちは子どもが中学生と大学生だけれど、どちらとも行く』
『今年25歳の息子が、友人と観た映画が面白かったと教えてくれた。旦那と観に行ってみようと話していたら「もう一度観たいから、一緒に連れて行って」と言い出したよ』
大人になっても、親子で映画やイベントを楽しむ家庭もあります。映画後にお茶や食事をして思い出を作ることも。中高生の思春期を過ぎ、大学生や社会人になっても、家族との時間を楽しむことは、むしろ心の余裕の表れとも言えるかもしれません。またちゃっかりしたこんなお子さんも。
『うちの大学生は、普通に一緒に行く。親のことをお財布と思っているだけだと思う』
映画は無料ではありません。飲みものや食べものを買ったら、安く抑えることはできないでしょう。そこで登場するのが親です。実際に子どもとの楽しみのためなら、財布の紐も緩くなるものかもしれませんね。

好みの映画は人それぞれ


それぞれ好みの映画があり、友だちと観たい映画を合わせることが面倒な場合も。「友だちとは趣味が合わないけれど、親とは好みが似ている」というケースもあるでしょう。
『映画はテーマパークと違って、観たいものや趣味が同じ友だちでないと一緒に行かなくない? お金が掛かるわけだし、友だちが観たくないものに付き合わせるのも悪いし』
『成人したうちの子は、観たい映画があったらまず映画好きの旦那を誘うよ。友だちと行くのは気をつかうようで、映画はひとりか家族と観るのが好きみたい。18歳を超えてからは23時過ぎのレイトショーも行けるから、家で夜ご飯を食べた後に親子で行くこともあるよ』
観たい映画がマイナーだったり大人向けの作品だったりすると、同年代の友だちと予定を合わせるよりも、親と行くほうが気楽なこともあるようです。また「アニメ映画好きの私が誘ったら、中学生の子どもがついてきてくれた」というケースもあります。親の趣味に付き合ってくれるパターンも、愛情のひとつかもしれません。

映画は誰と観たっていい


映画は誰と観てもいいとママたちは言います。友だちと、恋人と、親と、ひとりでも。投稿者さんの息子さんの同級生も、買いものついでや、たまたまスケジュールが合ったから親と行っただけかもしれません。そもそも映画は、テーマパークのようにわいわい遊ぶ場ではなく、集中して観る場。むしろひとりで観たいという人もいます。
『映画に友だちと行くなんて、集中できないしわずらわしくないのかな……と心配になる』
『うちの息子は大学生だけれど、彼女とも友だちともひとりでも映画行くし、たまに私とも行くよ(映画のジャンルで行く相手変わるらしい)。親と観に来ていたからって、友だちがいないって発想になる意味がわからない』
ほかにも「友だちの多い高校生の息子と映画を観に行ったけれど、それはぼっちの私に付き合ってくれただけ」と語るママも。ママを喜ばせるために一緒に行ってくれるお子さんもいるようです。また「今の中高生たちは、感情よりも“効率”や“コスパ”でものごとを判断する」とのコメントもあり、親との時間が「ダサい」と思われがちな時代は過ぎつつあるのかもしれません。「親と観に来るなんて友だちがいないの?」という発想のほうが、時代遅れなのではないでしょうか。

親子で過ごす時間の価値



中学生くらいになると、親と過ごす時間は一気に減ったという家庭もあるでしょう。反抗期もあるし、自立心も芽生えてくる。だからこそ、たまに一緒に映画を観られる関係性は、むしろ素敵なものです。
親子の時間は限られています。たとえ一緒に映画を観に行くのが年に数回でも、それが思い出になることもある。親と一緒にいる=友だちがいない、という見方ではなく、「親子の仲がいいのだろうね」と受け取れる社会でありたいですね。観たい映画を観たい人と観に行く……それが、いちばん自由で自然な形なのではないでしょうか。

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko

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