＜シャクに障る＞お友だちから無視されるわが子。原因はアドバイスをしたから！？親は何をすべき？

人間関係で悩んだことがない人はいないでしょう。子ども同士であっても友達との関係に悩むこともありますよね。しかしわが子が友達関係が原因で落ち込んでいるのを見るのは、親としてはつらいものではないでしょうか。今回の投稿者さんも、悩んでいるお子さんにヤキモキしているようですよ。
『わが子がママ友の子どもに無視されたらどうしますか？　ママ友に言いますか？　それとも静観しますか？』
お子さんは現在小学4年生。投稿者さんから見ると「些細なこと」で友達との仲に亀裂が入ってしまったようです。大人から見ると些細なことでも、まだ幼い子どもたちにとっては大問題……なんてよくある話ですよね。それをわかっているからこそ、投稿者さんはハラハラしているのでしょう。

お友達との間に一体何があったの？

具体的に何があったのか聞いてから対策したほうがいいよ
『お子さんが具体的に何か言ったのか聞いた？　明らかな悪意ある言葉を言ったなら無視されても仕方ないし周りの子も「何、この子」ってなるでしょ。「数人に無視される＝被害者」とは限らないんだから、ちゃんと内容を精査してから対策を練ったほうがいいよ』
投稿者さんは「些細なこと」とボカしていますが、友達との間で一体何があったのか……気になるところですよね。こちらのママは「ひょっとしたら投稿者さんの子どもが、友達にひどいことを言ったのかも？」と考えたようです。それならば今回のトラブルにも理由があると思われた様子ですね。もちろん、だからと言って無視をするのはいけないことですが！
ちょっとしたひと言が原因だったみたい
『相手の子が楽器の練習で失敗したときに、「じゃあこうやってしたらどう？」ってうちの子が言ったらしいです。うちの子はあまりできないタイプで、相手の子は何でも器用にこなすタイプです。それ以来周りの子からも無視されてるみたいで』
相手の子が失敗したときにアドバイスを口にしたお子さん。しかしそれが相手の子の癪に障ってしまったようです。実際のところはもちろんわかりませんが、ひょっとしたら相手の子としては「自分のほうができるのに、偉そうに！」という気持ちがあったのかもしれませんね。いずれにしてもその日を境に、お子さんは周りの子から無視されるようになってしまったのだそうです。

どう対応するのがベスト？

親は静観してるのがいいかも
『しばらく静観してる。そうやって人間関係を覚えていくから。ちょっとしたことでも子どもには大問題だよね』
『静観一択。弁償やケガが絡むとかなら話は別だけど、いわゆる子どもの小さないざこざに親が介入する必要ある？　うわべだけ仲直りしたり、余計にこじれたり、何もいいことないと思うわ』
「みんなだったらどうする？」との質問に、静観することを勧めたママたち。もし親である投稿者さんが無理に介入したとしたら、余計に友達との仲がこじれてしまう可能性もあります。トラブルが深刻化してしまったら、簡単に元に戻るのは難しくなりそうです……。これ以上状況を悪くさせないためにも、今は見守るのがいいのかもしれません。
深刻化しそうなときには、先生に相談してみよう
『今後イジメに繋がりそうだったり、学業に支障が出たりしそうなら、先生に言ってみたら？』
静観するのがベターと頭でわかっていても、親としては心配になりますよね。もし今後状況が悪化しそうな場合には、先生に相談してみるのはどうでしょうか。ママとしても「もしも」の切り札を持っておくことで、どっしりと構えていられるでしょう。
ママ友には言わないほうがいいかも
ところが投稿者さんは、別の案を考えていたようで……？
『先生に言うと大ごとになると思って……。むしろママ友に言おうか悩んでます』
投稿者さんとしては、一連のトラブルをママ友に話して解決しようと計画していました。しかしこのアイディアはママたちから止められたようです。
『ママ友に話すのはやめたほうがいい気がする。投稿者さんとママ友がケンカして余計にこじれて、クラスから総スカンになったら、お子さんは余計につらくて登校拒否になる可能性もあるんじゃない？』
もし親同士が口論に発展してしまったら……子ども同士のケンカは余計に深刻化してしまうこともあるかもしれません。もし子ども同士のトラブルが収まったとしても、大人同士がまた仲良くするのは難しいでしょう。ママ友に直接話をするというのは、そのようなリスクもはらんでいると警鐘を鳴らしてくれたのですね。

これも人生経験。他の子と仲良くしたらいいよ

『そんな些細なことで無視してくる相手と仲良くしなくていいじゃん。別の友達と仲良くなろう。そのママ友ともそっと離れたらいいよ』
『悪口を言ったわけでもないんでしょ？　理不尽な内容で仲間はずれにされてる、謝っても受け入れてくれないのなら仲良くする必要はないよ。もうそのグループとは距離を置いて、違う友達を作ればいいよ』
些細な言葉で無視されるようになってしまったのならば、このまま仲良くお付き合いを続けるのはそもそも難しかったという可能性も。遅かれ早かれ関係は崩れていたのではないでしょうか。それならば今の関係に無理にすがることはせず、他の子と仲良くしたほうがお子さんの気持ちも楽になるかもしれません。

ちょっとしたことをきっかけに、友達と仲たがいしてしまったお子さん。本人はショックでしょうが、気持ちを切り替えて他の子と仲良くするのがいいかもしれません。そうしているうちに、またひょんなことから仲良くなれる可能性もありますよね。いずれにしてもお子さんが楽しい学校生活を送れますように。

文・motte　編集・いけがみもえ　イラスト・神谷もち