＜心が狭い？＞義父に先立たれた義母が心配で旦那が頻繁に実家に帰る。交通費もかかるしやめてほしい

ずっと一緒にいた人が亡くなると、心の中にポッカリと穴があいてしまうもの。そして周囲に頼りたくなるのでしょう。ママスタコミュニティのあるママの場合、義父を亡くした義母がその状態のようです。
『義父が亡くなってから、義母がことあるごとに旦那に電話してくる。家の近くには義妹や義弟もいるから、そちらに頼めばいのにと思う。旦那は半月前にも帰ったのに、今週末帰ってあげようかな？　と言い出して呆れた。1回帰るのに往復のガソリン代や高速代がかかるのに。やめてほしいと言ったら不機嫌になる。私は心が狭い？　口を出さないほうがいいの？』
義父が亡くなり、義母には寂しさや切なさもあるのでしょう。息子である旦那さんに頼っているそうです。旦那さんも実の親のことは放っておけないので、実家に帰省する機会が増えています。家族で過ごす休日の時間がなくなること、負担となる交通費などを考えると、投稿者さんも苛立ちを感じてしまいますね。ほかのママたちも投稿者さんと同じ気持ちになってしまうようです。

旦那さんの行動にイラッとする

『正直、投稿者さんの旦那に「あなたの今の家族は誰なの？　そんなにママが心配なら1人で向こうに住めば？」と言ってやりたい』
『夫として、父親として、男として必要とされている時期に、母親に尽くす「息子」ポジションを優先しちゃダメでしょ。今ちゃんと線引きをしないと、どんどんエスカレートするよ。これから母親はどんどん年老いて、可哀想じゃないときはこないんだから』
旦那さんは仕事が休みの日に実家に帰るのでしょうが、そうすると家族との時間が取れなくなってしまいます。子どもの用事があったり、休みだからこそ旦那さんにお願いしたいことがあったりすれば、旦那さんには、今の家族のことを考えてほしいと思ってしまうのでしょう。旦那さんからすれば大切な母親です。できるだけ行ってあげたいのでしょうが、頻度はきちんと決めておいたほうが今後のためにもよいのかもしれません。

旦那さんが1人で実家に行くならかまわない

『金銭的な問題があるなら、旦那の稼いだお金で帰るようにすればいいんじゃない？』
『自分を巻き込まなければ、勝手にしてという感じ』
旦那さんが実家に帰るときには交通費がかかり、家計にもしわよせが出ているのでしょう。それが心配ならば旦那さんのお小遣いから出してもらうなど、家計の負担を減らす方法はありそうですね。旦那さんは投稿者さんについてきてほしいとは言っていませんから、旦那さんが1人で行動するのはおおめに見てもよいのではないでしょうか。

もしも自分の母親だったらどうする？

『自分の親が亡くなったときに、同じことを言われたらどう思う？　お金がもったいないとかさ』
『旦那にとっては母親だから気になるのも当然。投稿者さんだって自分の親だったら行ってあげたいと思うでしょ。そんなことくらいで文句を言うのはせこいと思ってしまう』
投稿者さんにとって義母はあくまで義理の母親なので、旦那さんの行動を理解するのは難しいのかもしれません。でも、義母を実母に置き換えて考えてみてはいかがでしょう。連れ添った夫がいなくなって寂しい思いをしている母親のことを考えたら、自分だって毎週でも実家に帰ってあげたいと思うものかもしれません。

旦那さんの思いは「後悔」。自分たちが生活できるなら口を出さないほうがいい

『お父さんが亡くなったときに、もっと親孝行をしておけばよかったと後悔しているんじゃないかな？　だからお母さんには、生きているうちにいっぱい親孝行しようと思っての行動だと思う。旦那さんの好きなようにさせてあげてほしい』
旦那さんの気持ちを考えてみると、もしかしたら父親が亡くなったときの後悔があるのかもしれません。子どもとして父親に何もしてあげられなかったと思っているならば、義母のためにできることをしようと考えるもの。口には出しませんが、旦那さんなりの思いがあるとも考えられます。
『嫌なのはわかるけれど、それを前面に出すと旦那さんと距離ができそう。あまり口に出さないほうがいいよ』
休日に交通費をかけて実家に帰ることに納得ができない投稿者さんの気持ちもわかります。家族のために時間やお金を使ってほしいと思うものですよね。でも旦那さんにとって実母は、とても大切な存在でどうしても気にかけますし、心配をしてしまうもの。母親が高齢になれば心配事も増えますから、実家に帰ってあげたいと思うのは仕方ないのかもしれません。その気持ちを蔑ろにするようなことを言うと、旦那さんも深く傷つきますし、嫌な思いをしてしまうでしょう。お金のことは旦那さんと話す必要はありますが、実家に行くことに関しては強く反対はしない方がよいのかもしれませんね。自分の母親だったら。そうと考えると、旦那さんの行動に対する苛立ちも軽減されるのではないでしょうか。

文・こもも　編集・みやび　イラスト・藤森スズメ