＜図々しい？＞駄々をこねる2歳の子どもに飲み物をひと口飲ませてほしいと言われた。あげるべき？

子どもと一緒にお出かけをする際には、飲み物を持参することが少なくないでしょう。でも、小さい子どもはほかの人が飲んでいるものに興味を持ち、飲みたいと思うこともあるようですね。ママスタコミュニティのあるママが、ママ友にこんなお願いをされたそうです。
『自分が飲むつもりで持参した飲み物（ペットボトル）をママ友の子（2歳）が飲みたがって駄々をこねて泣きわめいた。そのママ友から、「ごめん、少し飲めば静かになるから、飲ませて」と言われたら飲ませる？　紙コップがあれば分けてあげてもよかったし、近くに飲み物を売っている店や自販機があればそれをあげて自分の分を買ってきてもよかったけれど、何もなかった』
ママ友の子どもが投稿者さんが持っていた飲み物を飲みたがって、駄々をこねてしまったのだそう。紙コップなど分けられるものがあればいいのですが、あいにくそのようなものはありません。ママ友からはひと口飲ませてほしいとお願いされましたが、投稿者さんは抵抗を感じたようですね。このような状況では、ほかのママたちはどう対応していくのでしょうか。

絶対嫌！図々しすぎ

『絶対に嫌だな。「ごめん、口飲みをしているからあげられないわ」でいいと思うんだけれど。それにしても図々しい親子だな』
『どこかに飲み物が売っていないか見てきてもいいかな？　と言うような人ならあげるけれど、そんな図々しい人にはあげたくない』
わが子なら平気でも、他人の子どもに飲み物をあげるのはちょっと……。そう感じるママもたくさんいます。もしママ友がもう一度飲み物を探してくるような人ならばあげてもよいと思えるのですが、それをせずに投稿者さんを頼っていますから、どうしても図々しいと思えてしまいますよね。もう口をつけてしまったとして、断ることもできるのでしょう。
『子どもが泣いているなら全部あげるけれど、準備してよと思う』
『親がきちんと言い聞かせるべきでしょ』
ママ友に対しては図々しいとの気持ちもありますが、そもそも飲み物はきちんと用意しておいてほしいですよね。2歳の子どもと出かけるのですから、好みに合わせて前もって準備をしておくべきでしょう。それに駄々をこねる子どもをなだめないことにも、苛立ちを感じてしまいますね。子どもがほしいと言っているならもらえると思っているようで、なんだかモヤモヤしてしまうのではないでしょうか。

1本をそのままあげる、その理由は？

『そのまま1本あげるかな。そんなに気にならない』
『ペットボトル1本ぐらいならあげるけれどね。ひと口飲んで返されるのは嫌』
ママ友や子どもとの関係性にもよるのでしょうが、子どもに飲み物をあげることが気にならないという意見もありました。2歳の子どもですから、そのような駄々をこねることもあるでしょう。ママ友も困っていますから、その場をおさめるという意味でも飲み物をあげたほうがよいこともあるようです。ただ、ひと口とはいえ、子どもが飲んだ後で返してほしいとは思いませんね。そのため1本を丸ごとあげることになりそうです。
『未開封だったらそのまま渡しちゃうかな。騒がれるのは面倒くさいから』
このまま飲み物をあげずにいたら、ママ友の子はずっと泣いていることになりそうです。周囲の目もあるでしょうから、飲み物を渡して泣きやんでもらったほうがよいとの考えもあります。投稿者さんが飲み物を飲むたびに子どもがじっと見ていたら、それも気まずいですよね。まるで自分が意地悪をしているかのような気持ちになるでしょうから、それを避けるためにも飲み物をあげたほうがよいとの判断もできます。

図々しいと思うか、助け合いと思うか

『そのときは我慢するけれど、今後そっとお付き合いやめる。挨拶は普通にする程度のお付き合いにしておく』
『内心本当に無理と思うけれど、泣きわめかれたら自分は我慢して全部あげちゃうかも。でも今後の付き合いも考える』
2歳の子どもが泣きわめいていたら、飲み物をそのままそっくりあげて、その場をおさめたほうがよい場合もありますね。あげないと意地悪をしているように思われてしまうでしょうし、子どもの前で飲み物を飲むのも気が引けてしまいます。一方では、飲み物をもらえると思って子どもをなだめずにいるママ友とは、距離をおくのもよいのでしょう。今後も同じことが起きる可能性もあり、その度にイライラするのは避けたいですよね。ママ友も本当に困ったからこそ投稿者さんにお願いしたのでしょうが、お願いされた投稿者さんの気持ちを考えないことが大きな問題なのかもしれません。もちろん、よその子どもから飲み物をねだられても躊躇せずにあげられる人もいるでしょう。価値観が合わないと思った相手とは程々のお付き合いにとどめるほうが、お互いのためにもよいかもしれませんね。

文・こもも　編集・みやび　イラスト・神谷もち