＜子離れできない母＞夫婦旅行に必ず実母がついてくる。寝るのも川の字って、明らかに異常なのに…？

子どもはたいへん可愛いものですよね。抱っこするとふんわりと漂ってくるわが子の匂い、手を繋いで道を歩いていた時期を経て、子どもは成長していきます。たいへん嬉しいけれど、少し寂しい子どもの独り立ちは応援したいもの。けれどなかには、上手く子離れできない母親もいるようで……。
『夫婦2人の旅行に必ず実母がついてくる。「みんなで行くと楽しいよね」と言いながら。みなさんの家庭もこのようなものですか？』
投稿者さんとお母さんは同居しているわけではないよう。投稿者さんは結婚して子どももおり、お母さんとは歩いて10分の近所に住んでいると言います。そのお母さんが毎日、投稿者さん宅に来て、夕飯を食べて帰るそう。いくら近所に住んでいるとはいえ、毎日来て夕食を食べるのは、かなり密な関係です。何か事情があるわけではなく、上手く子離れできていない状態のよう。投稿者さんも頭を抱えています。

子離れできない母。仲がよかったらいいのかも

特別、投稿者さん家族と仲がいいのなら、問題ないのではないかとの声もありました。
『仲よかったらそのようなものではない？』
『そういう関係ならついてきても仕方ないのでは？』
投稿者さん家族と投稿者さんのお母さんが特別な関係ならまだわかりますが、そうではなさそうです。もちろんお母さんのことは大切だし、大好きなのでしょう。親孝行として旅行に連れていってあげたい気持ちもあるのではないでしょうか。

夫婦2人の旅行にすら参加！？さすがにそれはない！

毎回、旅行についてくるなんてあり得ないとママたちは言います。もう成人して結婚をしている投稿者さん。いくら母娘とはいえ、距離感は大切です。母親が嫌いじゃなくても、それはイヤだわとママたちは言います。
『夫婦水入らずに邪魔じゃん。好きな場所に出歩いて遊んで食べて飲んで楽しみたい。ホテルで川の字で寝るの？』
こちらのコメントに対して投稿者さんは、「川の字で寝ている」と答えました。なかなかシュールな状況です。
『最悪な母親だね。ついてくるのがわかっていて、なぜ旅行することしゃべるの？　旦那さんが気の毒すぎるし、文句言われない？　もし私の義母が常に夫婦の旅行についてきて、夫が何も言わないような人なら離婚案件だよ』
『毎日ご飯食べに来たり、旅行ついてきたり、旦那さんは嫌がらないの？』
投稿者さんは、「旦那はあきらめている。17時半にご飯。18時くらいにほうじ茶、食後のフルーツ。18時半過ぎに帰って行く」と毎日の状況を話します。毎日のルーティンになっています。旦那さんも、相手がママのお母さんでははっきりと断れないでしょうね。それでもさすがに毎回、夫婦の旅行についてくるのはイヤだという声もありました。

投稿者さんもお母さんに、やんわりイヤだと伝えたそう。するとお母さんは、「娘は母を想い大切にするものだ。世のなかの娘はみんなお前みたいに邪魔者扱いしないで大切にしている」と抗議してきたそう。また投稿者さんは壮絶な過去についても打ち明けてくれました。

これはホラー……母が旦那に「娘を返して」！？

「私が友だちと遊びに行くときは必ずついてくるか、家まで押し掛けてきた。私の姿が見えなくなれば警察に相談、田舎の警察官が私を見つけては、お母さんがまた探しているよ、大変だねと言われる始末」だったそう。電話は全てスピーカーにして話を聞かせることは義務。寝るときはダブルベッドに2人で寝るのも義務。ほかにもいろいろあって、お母さんは投稿者さんにベッタリだったそう。
一昨日の夕飯のときに実母が「子育てある程度終わったし、そろそろ娘を返してくれない？　もう十分でしょう？　私も長い間我慢したのよ。娘はこれからは2人ずっと一緒だね」と言い出して、子どもたちも旦那さんも唖然としたと言います。
『子ども置いて夫婦二人で旅行しているくらいだから、お子さんは大きいよね。この生活が何十年も続いているの、信じられない』
『子離れできないヤバイ母親！　そのうち、勝手に離婚届出されるよ！　もしかして……もう、出しているかも？』
もはや旅行についてくるかどうかの問題ではありません。投稿者さんが、お母さんに洗脳されているのかもと心配する声もありました。確かに母なら娘を想うもの。でも成長を妨げてしまうほどの干渉は行き過ぎですよね。

とりあえず、旅行は事後報告でいい

旅行のことはあえてお母さんに言う必要はないとママたちは言います。ついてくるとわかっているのですから、余計なことは言わないのが一番いいとのママたちの助言です。
『普通、母親はついてこないよ。事後報告だわ……○○行ってきたってお土産を渡すくらい。先に言わなきゃいいのでは？』
『実母が参加する旅行と夫婦の旅行と分けたら？　年に何回も旅行が無理なら実母とは会食だけにするとか』
あえて夫婦旅行をすると言わなければいいとママたち。確かに、夫婦だけで旅行をするなら、特に事前確認は必要ありません。毎日、夕食に来るなら、直前に「明日は一緒に食べられないけれど」と温和に報告してもいいのかもしれません。

将来を見据えて、実母と少し距離を置いては？

それにしても近すぎる母と娘。わが子が結婚をして家庭を持ち、子どもにも恵まれたのなら、母としては嬉しいのではないでしょうか？　でも投稿者さんのお母さんは違うよう。どうしても娘と一緒にいたくて、投稿者さんの旦那さんと子どもたちに「娘を返してくれ」と言うのは、あまり「よく聞く話」ではありません。明らかに子離れができていない様子です。
『引っ越して物理的に距離を置いたら？　親離れ子離れしていない親子だよ』
『母と距離を取るしかないと思う』
『依存だね。投稿者さんもおかしいと思わないなら共依存。旦那と子どもに害がなければお母さんが死ぬまでそうすりゃいいけど。私が旦那なら浮気する』
投稿者さんが子どもの頃からべったりだったお母さん。今さら、お母さんの態度を改めてもらうことは難しいかもしれません。ただ相手を変えることができなくても、自分は変わることができます。お母さんとの距離感を考え直してみたらどうでしょうか。夫婦旅行は事後報告にするとか、投稿者さんに仕事や習いごとなどの「用事」を作り、17時半からの夕食の回数を減らすとか、いろいろ方法を考えてもいいかもしれません。投稿者さんは、娘であると同時に妻でありママでもあります。お母さんにきちんとそのことを伝えて、自分の作り上げた家族との時間を大切にすることは決して悪いことではないのではないでしょうか。

文・岡さきの　編集・みやび　イラスト・Ponko