

<流行りのロジハラ>正論を言う人が嫌われるのはなぜ?無自覚なロジックハラスメントへの改善策
2024.08.16 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

みなさん「ロジハラ」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。ロジハラとはロジック・ハラスメントの略称で、正論を振りかざして相手を心理的に追い込めることを指し、主にビジネス上で起こるハラスメントの一つです。このロジハラに近しいことは、実は日常でもよく起こっているのではないでしょうか。ママスタコミュニティにこんなお悩みが寄せられたので紹介します。
『みなさんの周りに正論ばかり言って嫌われている人はいますか? 私は人に嫌われます。周りから「○○さんは正論を言うから苦手なんだよね」とよく言われます。親からも「ありきたりな意見で自分を持っていない」と注意される33歳です。私と同じような人や、私みたいな人は苦手という人はいますか?』
投稿者さんは「周囲の人から正論ばかり言う」と指摘され、人から嫌われていると自覚しています。ただ自分ではどうして正論を言う人が嫌われるのかよくわかっていません。正しいロジックをもとに仕事をするビジネスでさえもハラスメントという言葉が使われるのですから、日常生活で正論ばかりだとより鼻につくかもしれません。ママスタコミュニティのママたちはどう答えたのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
冗談なのに正論で返しているのでは?
『冗談を言っているだけなのに、正論を言って場をしらけさせているとか?』
『一度これだと信じたら他人の意見を聞かないとか』
『ユーモアがない人は会話していても退屈。正論を言ってごめんなさいね』
「周りが冗談を言っているのに、正論を言ってしまっているのでは?」といったママたちの指摘が寄せられました。日常生活の会話は、他愛のない冗談にあふれていますよね。相手はとくに正論を求めていないのに正論を言ってしまうと場がしらけてしまうこともあるでしょう。日常会話に正論が必要な場面は少ないのではないでしょうか。
相手の意見に否定から入っていない?
『言い方の問題だと思う。正論を言う人って否定から入る人が多い気がする。相手を否定して、正論を被せる。相手の言うことも認めて、その上で正論を言うなら嫌われないと思うよ』
「相手の意見を否定しているのでは?」といった声も寄せられました。日常会話は相手に共感してほしくて話していることも少なくないのではないでしょうか。もし共感してほしいと思っている相手に、正論をかざしてしまうとどうでしょう。相手は自分が否定されたような気持ちになってしまうかもしれません。
『答えがほしいんじゃない。ただ「うんうん」と聞いてほしいだけ』
ママの声にもあるように、聞いてほしいだけのときもあるでしょう。まずは相手の気持ちに寄り添ってから、正論を言うように気をつけると人に嫌われにくくなるかもしれません。
具体的な解決策のアドバイスがないのでは?
『正論だけ言って解決策とかアイデアとかを何にも言わないとか? それなら意見がないって思われると思う』
投稿者さんは親に「意見がない」と言われているようですが、その原因を分析してコメントをくれたママもいました。こうしたケースは、親子や夫婦間でもよく起こることではないでしょうか。たとえば「子どもがゲームばかりで勉強しない」と旦那さんに相談をします。それに対して「ゲーム機を買うと言ったからだろ? ゲーム機を買わなければよかったじゃん」と返されたらどうでしょうか。たしかに正論ですが、後出しジャンケンのようにも思えますよね。現状を受け入れた上で、どう解決するかを相談したくなるものかもしれません。
正論は「みんな言われなくてもわかっている」
『正論なんてみんなわかった上で、いろいろ悩んでいるのだからね』
『私も若い頃そうだった。「自分は間違っていない。なのになんで?」と思っていた。今思えば頭でっかちで人生経験が足りなかったんだなと思う。世の中矛盾だらけだったり間違っていたりすることも多いんだよ。理想や正論通りにいかないことがほとんど。だからみんな悩んでいる。投稿者さんは自分では苦労を経験しているつもりだろうけど、相対的に恵まれているか、性格が真っ直ぐなんだと思う』
『たぶん「痩せたいんだよね」と言う人に「食べる量を減らして運動したら痩せるよ!」と言うような感じなんじゃない? そんなことはみんなわかっているし、それができないから言っているわけよ』
「正論はみなわかっている。理想通りにはいかず悩んでいることが大半」といった声が寄せられました。こちらのママの指摘は参考になりますね。もしかすると投稿者さんは、理想と現実の間を揺れ動く気持ちへの寄り添いが足りないのかもしれません。正義感が強く、真っすぐな考え方なのではないでしょうか。だからこそ、声高に正論を言えるのでしょう。
今回は「正論を言う人はなぜ嫌われるのか?」という投稿者さんの質問に対し、複数のママからアドバイスが寄せられました。正論を言うことは悪ではないでしょうが、状況に応じて使い分けができると好ましいのかもしれません。また投稿者さんもついつい正論を振りかざしてしまったら、「正論を言ってごめんなさい。私の悪い癖なんです」と謝ってしまうのもアリかもしれません。そうすると重たい空気にならず、相手を不快にしたい意図ではないと伝わるのではないでしょうか。
文・安藤永遠 編集・有村実歩 イラスト・マメ美
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