＜悩む中年＞人間ドックに行ったことのある人はいる？人間ドックと健康診断の違いとは？

みなさんは毎年、健康診断を受けていますか。病気など発症してからの治療は命にかかわることもあるので、できるだけ早期発見をして健康を維持しておきたいですよね。ママスタコミュニティのママの中には「そろそろ人間ドックに行ったほうがいいのでは？」と人間ドックの受診を検討している人もいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにもあるママからこんな質問が寄せられました。
『人間ドックに行った人はいる？　どうだった？』
投稿者さんの年齢はわかりませんでしたが、旦那さんが38歳になり、「ちゃんと全身を見てもらったほうがいいのでは？」と人間ドックに興味を持ち始めたようです。中年にさしかかると、自分の体のメンテナンスは大事ですよね。ママスタのママたちはどうでしょうか。

毎年人間ドックを受けている

『毎年行っている。乳、甲状腺、子宮、胃、胆嚢、心臓、コレステロールの値で引っ掛かり、そのせいで定期検診、経過観察、治療通院が増えて病院ばかり行っている。放置するのも怖いからいくけど面倒くさい』
『毎年行っている。ランチ券がついてきて美味しいし、半日のんびりできるから好き。バリウムはあんまり好きじゃないけど』
『毎年行っている。今年は11月。40歳を過ぎてから太りやすくなり、体脂肪率で引っ掛かり、悪玉コレステロールはギリギリ正常値、眼は経過観察』
自分の健康状態を把握するため、毎年人間ドックを受けているママたちの声です。病気の予防のため受診している人もいれば、すでになんらかの症状があり、毎年受診している人もいるようです。なかには人間ドックを受けると食事券などの特典をもらえるため受診している人もいました。受診する病院によっては、食事券をもらえるところもあるようですね。人間ドックの受診当日は朝ご飯が食べられないなどの食事制限があるので、胃に優しく体にいいランチを食べられるといった意味で、食事券を出しているところもあるのかもしれません。

最近人間ドックデビューした人、定期的に受診している人

『私、今まで健康診断だったけど、今年人間ドックデビュー！　来月行きます！　乳がん、子宮ガン検診は別に毎年受けていたよ』
『下の子が卒乳した一昨年から行き始めたよ。去年は胃カメラが人気で予約とれなくてバリウムだった』
今まで健康診断を受けているママの中で最近人間ドックデビューをする、もしくはしたばかりのママもいました。
『基本的な健康診断は年1回。人間ドックは5年に1回受けている』
さらに、こちらのママは健康診断は毎年、人間ドックは5年に1回と受診するタイミングを設けているようです。健康診断と人間ドックの合わせ技で自分の健康を守るのはいいですよね。

そもそも健康診断と人間ドックの違いとは？

厚生労働省のe-ヘルスネットによると、健康診断とは市民や乳児、妊婦、従業員などを対象に、労働安全衛生法などの法律によって義務づけられた「法定健診」を指します。ママのなかには企業や自治体から健康診断のお知らせをもらい、毎年受診している人もいるでしょう。一方、人間ドックは個人が任意で受ける「任意健診」です。健康診断よりも健診項目が多く、高度な検査を行うことが多いといった違いがあるようです。

気になるのは人間ドックの費用ですよね。一例として、都内の人間ドックの場合、項目数によって費用がまちまちでした。人間ドックは任意のため、費用も自己負担で高額になりがち。ただし、自治体や健康保険の組合によっては人間ドックの費用を補助してくれる制度があるところもあります。まず人間ドックを予約する前に、そうした補助があるかどうか、ご自身が入っている健康保険組合や自治体に問い合わせて調べてみるといいでしょう。

病気を早期発見ができれば、体の負担や治療費は少なくすみますよね。自分の健康状態をより詳しく把握したい人、健康に不安がある人は一度人間ドックを受診してみてもいいのではないでしょうか。
参考：厚生労働省e-ヘルスネット「健診」
文・安藤永遠　編集・横内みか　イラスト・ももいろななえ