【福井県坂井市池田禎孝市長・第3回】体力・学力は全国トップクラス!子育て経験者オススメの教育環境
2024.06.04 10:00
提供:ママスタ☆セレクト
第1回から読む。
前回からの続き。自然のなかで子どもをのびのび育てたい、そのような願望をもつママたちは少なくありませんよね。福井県坂井市は「海・山・川」と自然豊かな環境が大きな魅力のひとつです。のびのび子育てできる環境もあり、池田市長の奥さまにも、「子育てするなら坂井市がいいよ」と伝えているほどなのだとか。「孫育ては誰にも負けないよ!」と笑顔で話される池田市長に、坂井市の教育や遊び場についても伺いました。
――福井県は学力ランキングで全国トップクラスだとお聞きしました。
池田禎孝市長(以下、池田市長):福井県は文部科学省が行っている全国学力・学習状況調査で、小学生・中学生ともにでも全国トップクラスです。これには福井県独自の教育の取り組みがあり、子ども自身の個性に気づかせ、伸ばしていく「引き出す教育」や、知的好奇心や探究心を持って、学びを自ら進んで「楽しむ教育」を実践し、子どもの主体性を育む特色ある学校づくりを進めているという背景があります。
また福井県独自の学力調査の分析結果を基にした授業改善や、教員の先生方への積極的な研修などを通して、この学力レベルを維持しています。
参考:全国学力・学習状況調査
――坂井市ではどうでしょうか?
池田市長:坂井市でも、保育士の先生や学校の先生方がとても丁寧に、一人ひとりに寄り添った丁寧な教育をしてくれています。こうした小中学校の学力が高いという点も含めて、私の妻も「子育てをするのは福井県がいいよ、坂井市がいいよ」と実感を込めて伝えています。
――学習面だけでなく、体力面ではいかがでしょうか。
池田市長:福井県はスポーツ庁が行っている「令和5年 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」で小学生男女が全国1位です。それだけ元気な子どもが多いというのは、やはり自然豊かな環境や公園などの子どもの遊び場が充実しているからだと感じます。ただその一方で、福井県は雨や雪が多いという問題もあります。そのため坂井市でも、屋内スポーツセンターを改修をして、全天候型の子どもの遊び場の整備を進めているところです。
参考:令和5年 全国体力・運動能力、運動習慣等調査
――坂井市周辺で子育て世帯が楽しめる場所はどこでしょうか?
池田市長:「エンゼルランドふくい」という、宇宙飛行士の毛利衛氏が名誉館長を務める児童科学館があります。科学に興味をもってもらえるような展示やプラネタリウム、恐竜の大型遊具などがあります。屋内施設なので天気に関わらず楽しめる場所です。
また「越前松島水族館」では開館65周年を記念して、2024年3月に新たに「みずだこ館」をオープンさせました。じつはミズダコの飼育は非常に難しいのですが、そんなミズダコと触れ合えたりお世話の様子を見れたりと、ミズダコに特化した国内初の施設となっています。
また坂井市ではないのですが、坂井市近郊の勝山市にある「福井県立恐竜博物館」もおすすめの場所です。50体の恐竜の全身骨格が展示されていて、化石発掘体験ツアーも魅力的ですよ。
――最後に、今まさに子育てに奮闘しているママに向けて、メッセージをお願いできますか?
池田市長:子育ては楽しいと思います。ただ、とても大変ですよね。私もまさに今、孫育てを頑張っているところです(笑)。夜泣きでなかなか寝ない赤ちゃんがいると、親御さん方は苦労しますよね。でも私も寝かしつけを経験してわかったんですが、「泣くのは元気がある証拠だ。もっと泣いてもいいよ!」と思いながら接すると、そのうち寝てくれたりするんですよね。大人が焦ると子どもにも不安な気持ちが伝わってしまうので、ぜひ大らかな気持ちで、子育てを楽しんでもらえたらいいなと思います。
それに気づいたら子どもは手が離れてしまいますよね。私の場合は、一度子どもが手を離れて、今はまた孫を連れて戻ってきてくれているんですが、いくつになっても自分の子どもと話ができることは人生の喜びだと感じます。成長を間近で見られることも人生の幸せな時間だと思うので、ぜひ、多くの方に楽しんで子育てをしてほしいと願っています。坂井市は子育て世帯を応援しています!
参考:ふく育広報局「親超優遇ふく育県」
(編集後記)
3回にわたって池田市長に福井県坂井市の子育て支援についてお聞きしました。のびのび子育てできる環境と、丁寧な子育てサポートや教育体制があることで、文武両道な子どもたちが育っていくのだと感じました。豊かな自然のもとで育つ海の幸や、歴史ある街並みも魅力の坂井市。北陸新幹線を活用してまずは観光してみるのもおすすめですよ。
※取材は2024年3月に行いました。
【インタビューをもっと読む】バスケットボール・河村勇輝選手、教育評論家・親野智可等さん、そのほか専門家多数
取材、文・有村実歩 編集・しらたまよ
前回からの続き。自然のなかで子どもをのびのび育てたい、そのような願望をもつママたちは少なくありませんよね。福井県坂井市は「海・山・川」と自然豊かな環境が大きな魅力のひとつです。のびのび子育てできる環境もあり、池田市長の奥さまにも、「子育てするなら坂井市がいいよ」と伝えているほどなのだとか。「孫育ては誰にも負けないよ!」と笑顔で話される池田市長に、坂井市の教育や遊び場についても伺いました。
福井県の学力は全国トップクラス。「子どもの体力」は全国1位!
――福井県は学力ランキングで全国トップクラスだとお聞きしました。
池田禎孝市長(以下、池田市長):福井県は文部科学省が行っている全国学力・学習状況調査で、小学生・中学生ともにでも全国トップクラスです。これには福井県独自の教育の取り組みがあり、子ども自身の個性に気づかせ、伸ばしていく「引き出す教育」や、知的好奇心や探究心を持って、学びを自ら進んで「楽しむ教育」を実践し、子どもの主体性を育む特色ある学校づくりを進めているという背景があります。
また福井県独自の学力調査の分析結果を基にした授業改善や、教員の先生方への積極的な研修などを通して、この学力レベルを維持しています。
参考:全国学力・学習状況調査
――坂井市ではどうでしょうか?
池田市長:坂井市でも、保育士の先生や学校の先生方がとても丁寧に、一人ひとりに寄り添った丁寧な教育をしてくれています。こうした小中学校の学力が高いという点も含めて、私の妻も「子育てをするのは福井県がいいよ、坂井市がいいよ」と実感を込めて伝えています。
――学習面だけでなく、体力面ではいかがでしょうか。
池田市長:福井県はスポーツ庁が行っている「令和5年 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」で小学生男女が全国1位です。それだけ元気な子どもが多いというのは、やはり自然豊かな環境や公園などの子どもの遊び場が充実しているからだと感じます。ただその一方で、福井県は雨や雪が多いという問題もあります。そのため坂井市でも、屋内スポーツセンターを改修をして、全天候型の子どもの遊び場の整備を進めているところです。
参考:令和5年 全国体力・運動能力、運動習慣等調査
科学館に水族館、ミズダコに特化した日本初の施設も!
――坂井市周辺で子育て世帯が楽しめる場所はどこでしょうか?
池田市長:「エンゼルランドふくい」という、宇宙飛行士の毛利衛氏が名誉館長を務める児童科学館があります。科学に興味をもってもらえるような展示やプラネタリウム、恐竜の大型遊具などがあります。屋内施設なので天気に関わらず楽しめる場所です。
また「越前松島水族館」では開館65周年を記念して、2024年3月に新たに「みずだこ館」をオープンさせました。じつはミズダコの飼育は非常に難しいのですが、そんなミズダコと触れ合えたりお世話の様子を見れたりと、ミズダコに特化した国内初の施設となっています。
また坂井市ではないのですが、坂井市近郊の勝山市にある「福井県立恐竜博物館」もおすすめの場所です。50体の恐竜の全身骨格が展示されていて、化石発掘体験ツアーも魅力的ですよ。
いくつになっても自分の子どもと話ができるのは人生の喜び
――最後に、今まさに子育てに奮闘しているママに向けて、メッセージをお願いできますか?
池田市長:子育ては楽しいと思います。ただ、とても大変ですよね。私もまさに今、孫育てを頑張っているところです(笑)。夜泣きでなかなか寝ない赤ちゃんがいると、親御さん方は苦労しますよね。でも私も寝かしつけを経験してわかったんですが、「泣くのは元気がある証拠だ。もっと泣いてもいいよ!」と思いながら接すると、そのうち寝てくれたりするんですよね。大人が焦ると子どもにも不安な気持ちが伝わってしまうので、ぜひ大らかな気持ちで、子育てを楽しんでもらえたらいいなと思います。
それに気づいたら子どもは手が離れてしまいますよね。私の場合は、一度子どもが手を離れて、今はまた孫を連れて戻ってきてくれているんですが、いくつになっても自分の子どもと話ができることは人生の喜びだと感じます。成長を間近で見られることも人生の幸せな時間だと思うので、ぜひ、多くの方に楽しんで子育てをしてほしいと願っています。坂井市は子育て世帯を応援しています!
参考:ふく育広報局「親超優遇ふく育県」
(編集後記)
3回にわたって池田市長に福井県坂井市の子育て支援についてお聞きしました。のびのび子育てできる環境と、丁寧な子育てサポートや教育体制があることで、文武両道な子どもたちが育っていくのだと感じました。豊かな自然のもとで育つ海の幸や、歴史ある街並みも魅力の坂井市。北陸新幹線を活用してまずは観光してみるのもおすすめですよ。
※取材は2024年3月に行いました。
【インタビューをもっと読む】バスケットボール・河村勇輝選手、教育評論家・親野智可等さん、そのほか専門家多数
取材、文・有村実歩 編集・しらたまよ
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