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<様子見でいいの?>忘れ物が多いわが子に悩む。失敗から学んでもらいたいけれどデメリットもある!?
2024.05.24 13:25
提供:ママスタ☆セレクト
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子どもの忘れ物、親がどこまで関与するか悩ましい問題ですよね。可能であれば届けてあげることもできるけれど……なんて状況だと、なおのことママたちは悩むのかもしれません。だっていつも助けていては助けられることを「当たり前」と思ってしまうかもしれませんしね。今回寄せられたのは、忘れ物を多発するわが子をどうすればいいか悩むママからのものでした。
『小3になる娘がとにかく忘れ物をします。平均すると1カ月に1回ぐらい。体操服や水筒に傘など、内容はそのときどきによって異なります。私は家にいるので届けてあげることもありますが、忘れると困ることを覚えさせるためにも気づかなかったふりをしたほうがいいですか? 子どもの忘れ物、どうすればいいのでしょう』
わが子の忘れ物問題に悩む投稿者さん。悩むあまりに「わが子はどこかおかしいの……?」とまで疑ってしまうようになっているのだとか。あまり悩みすぎてもいけませんが、悩んでしまうお気持ちもわからなくはありません。しかし、多少の忘れ物なら許容範囲かな……とも思いますが、そうもいかないもの。忘れ物をなくすためになにかできることはあるのでしょうか。
わざわざ失敗体験を積み重ねなくてもいい?
『そこまで忘れ物が目立つなら、学校生活でもいろいろ失敗しているはず。だったら親までわざわざ失敗体験をさせなくてもいいのでは? 自己肯定感を下げないために、親はわが子のフォローに徹してあげたほうがいいと思う』
親は子どもに対し「失敗して覚えること」を優先させがちではないでしょうか。もちろん、失敗体験をすることで得られる学びはあります。次は失敗しないように頑張ろうと思える心を育てるとか、失敗しないためにはどうすればいいかといった論理的思考を育てるなど、得られるものはさまざまです。しかし子どもによってはその都度大きく打ちのめされてしまい、心が折れてしまう可能性だってあるのです。そう考えると、親はまずサポートしてあげること、自己肯定感が下がらないよう声かけをしてあげることなどが重要かもしれません。
忘れ物をさせない努力を考える
筆者の子どもはとにかく忘れ物をします。大事なものから些細なものまで、そりゃあもう、ありとあらゆるものをです。母親である筆者が把握できない失敗も今までに山ほどあったのではないでしょうか。できない自分を責めて落ち込む姿を見たのは1度や2度ではありません。そのようなわが子に対しどのようなサポートをしていたのか、紹介します。
忘れ物はするものだと諦める
大前提として、大人であろうと子どもであろうと、どれほどしっかりしている人でも「忘れ物をすることはある」ことを頭に置いておいてください。うっかりというものは誰にでも起こり得るものです。どうしようもないことであると割り切ることも大切でしょう。必要なことは、忘れ物の回数を減らすことだと、いい意味で諦めていきましょう! ちなみに筆者は子どもに忘れ物をさせないためのサポートを試行錯誤しまくって、いい感じにできるようになっても、時折自分がサポートを忘れることがありました。「みんな忘れることはある!」と笑い飛ばせるようになることが理想ですね。
親ができるサポートはとにかく「確認」
筆者がやっていたことはとにかく確認のための声がけです。明日何を持っていくのか、提出物はいつまでに出すのかなど。忘れ物をしないためのサポートとして、勝手にランドセルを開けていいことを子どもから承諾を得ていたほどです。いつも勝手にランドセルを開けプリント類のチェックをしていました。正直、毎日忘れ物をする子にはこれぐらいやります(笑)。
玄関に置いておけるものは、寝る前にセットしておく
体操服や習字道具のような手荷物となるものは、夜の間に玄関先へ置いておくことにしていました。朝になってバタバタするぐらいならそのほうが楽だったので。そのうち子ども自ら玄関先にセットしておくようになったのを見たときは、成長したなあと感動しました。
声掛けだけではなく確実に持ったかを目視で確認
持っていくものは、とにかく目視で持ったかどうかまで確認してあげてください。水筒・傘なども同様に。ハンカチとかティッシュとかも、できれば本人が確認する姿を見届けてあげると安心です。筆者の子どもは、いまだに玄関先で入っている場所を手でタッチして「入っている」と声出し&指差し確認してくれています。
サポートをしてでも成功体験を積み重ねよう
すでにお気づきかもしれませんが、忘れ物をしないためにはとにかく「確認」さえ怠らなければいいだけです。しかしその確認が結構面倒ですよね、確認することも忘れますし(笑)。親としては「いつまで確認しないといけないの!?」と不安になるかもしれませんが、正直さっさと諦めて「忘れ物がないか確認したほうが早い」と思ったほうが楽です。
忘れ物のせいで勉強できないとなると、そこで損をするぐらいなら親がサポートしたほうが絶対いいと筆者は思います。他のことを頑張ってもらおうぐらいの気持ちでもいいかもしれませんね。忘れ物を完全になくすことはできないかもしれませんが、減らすための対策はいろいろあります。お子さんと話をしながら、どうすればいいかを考えることも、忘れ物を減らすための一歩です。諦めず、諦めながらわが子のためにサポートしてあげてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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