

<感じ悪いの?>運動会でサングラスをするママは変?おかしくない?切実な事情があることも
2024.05.19 10:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもの運動会は家族にとっても一大イベントです。朝早くからお弁当の準備をして臨むママ、競技の記録を残すため、ビデオカメラを用意する家庭もあるでしょう。さらに忘れてはならないのが、紫外線対策です。
かつての運動会開催は秋が主流でしたが、近年は春〜梅雨前にかけて開かれる地域も多いもの。紫外線がぐんぐん強さを増してくるこの時期、うっかり対策を忘れると大変なことになりそうです。
都市部では当たり前のサングラス。でも一部の地域では?
『わが子の運動会、サングラスをかけて見ている母。どう思う? 「外せ」と思う?』
こんな投稿がママスタコミュニティにありました。
『屋外でしょ? みんな普通につけているよ。え、ダメなの?』
投稿者さんの質問に対して「ごく普通のこと」「珍しくもない」という回答が多数寄せられました。たしかに運動会の保護者ゾーンに目をやると、サングラス姿のママパパは少しも珍しくありません。とはいえ、なかにはこんな声もあります。
『都市部ではかけている人が多いし、何も思わない。でも以前ママスタコミュニティで「うちの地方はヒソヒソされる」というコメントを見たよ。面倒くさいね』
地域によってそれほどの差があるのでしょうか。集まったコメントの大半はサングラスに肯定的な声でしたが、一部には否定的なものもありました。
『ちょっと変わっていて、今は疎遠になった人がかけていた。長いつきあいでかけている人はいない。まぁ、”そういう人”なんだろうなと思う』
さて、”そういう人”とは? 「芸能人かなと思って見てしまう」「昔は目立ったよね」といったコメントから想像すると、おそらく「目立つことが好きな人」「格好をつけている人」といったところでしょうか。
紫外線対策、頭痛予防。ママたちがサングラスをする理由
かつてはファッションアイテムでもあったサングラス。気合いを入れてかけるものだった時代もあったようですが、今ママたちがかけている主な理由は紫外線対策といいます。
『ちゃんと紫外線対策しているんだな、と思う。私もするよ。何時間も日差しの強いグラウンドを見ていると、目がすごく疲れるから』
『目から入る紫外線による日焼けもあると聞いたよ』
紫外線を多く浴びることで起こる、さまざまな目の疾患もあります。そのひとつが紫外線角膜炎です。強い紫外線を浴びたことで結膜が充血したり、違和感を感じたり。ひどくなると痛みを伴う場合もあるようです。ほとんどは24〜48時間で収まるといいますが、サングラスはその対策にかなり有効なアイテムです。
ほかにも「光の刺激で頭痛が起きるから」といった頭痛持ちのママがいたり、「白内障・緑内障予防のため」と目の健康に気を遣うママ、「ドライアイだから」という切実な声もありました。
眼科疾患のなかで最も多い病気のひとつが白内障です。なかでも日本人に最も多い「皮質白内障」は、紫外線と関連していることが知られているそうです。
参考:環境省|紫外線環境保健マニュアル|1)紫外線角膜炎p24|3)白内障P25
春〜初夏に開催される運動会で、サングラスは欠かせない!
サングラスをする理由を、単純に「まぶしいから」とコメントしたママたちも少なくありません。
『同じ体操服で同じ紅白帽をかぶった大量の子どもたち。そのなかからわが子を探すのは、裸眼でも大変。サングラスをかけて見つけられるって、すごいなと思う』
『かけるのは、目に病気があるからでは? そうじゃないなら外してわが子を見たほうが、クリアに見えると思う』
なかにはこうした声もあったのですが、実際に強烈な日差しのなかでサングラスをかけた経験のあるママならおわかりでしょう。サングラスをすることでまぶしさが軽減され、わが子の姿がようやくはっきり見えるようになるのです。裸眼では視界が悪くなってしまい、判別できない場合もサングラスは有効なのです。
紫外線の量は太陽の高度に大きく影響されます。条件が同じであれば、1年のなかで紫外線が最も強くなるのは夏至の前後。つまり、近年運動会が開催される時期に近いのです。ママたちのサングラス姿が一般的になってきたのも、自然な流れといえるのかもしれませんね。
『対策で真っ黒いサングラスをしている人もいる。私もドライアイで光に弱いから目を保護したいけど、真っ黒には抵抗があるな』
コメントには、真っ黒なサングラスには抵抗があるママもいました。他人には目が見えず表情が読めなくなるので、相手に「怖い」と感じさせる場合もありそうです。
ちなみに色の濃いサングラスをかけると目に入る光の量が少なくなるため、普段よりも瞳孔が大きく開きます。ともすると逆にたくさんの紫外線が、目のなかに侵入してしまう可能性があるそう。運動会でサングラスをかけるなら、その意味でも真っ黒なタイプは避けたほうがよいかもしれません。色は薄くともサングラスに「UVカット」表示があれば、その効果は期待でき、適切に使用すれば、目の紫外線ばく露を最大で90%カットできるそうです。
コメント欄には、昨年の運動会は目の手術後だったため偏光メガネをかけていたママからの声もありました。
『見知らぬママが私を見て「うわ……」と話しているのが聞こえて消えたくなった。別にいいじゃないかと、今なら思えるけど』
いまだにサングラスに偏見を持つ人もいるようですが、世のなかの状況は変化しています。目の健康のために、快適にわが子を応援するために。今年は堂々とサングラスをかけて構わないと思いますが、いかがでしょうか。
参考:気象庁|地球環境・気候 |太陽高度と紫外線
参考:環境省|紫外線環境保健マニュアル|⑤サングラスをかける|p32
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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