＜お互い様でしょ？＞【前編】月1回のお家ランチ会。突然ママ友から材料費を請求されて困惑

お子さんがお友だちの家で食事をいただいた経験はありますか？　逆に自宅にお子さんのお友だちを招いて食事を振る舞うということもあるかもしれませんね。今回の投稿者さんは、仲良し3人組で開催しているランチ会での金銭トラブルに悩んでいるようです。
『AママからLINEで「材料費を1人1,000円払ってください」と連絡きました。わが家やBママ宅でランチ会をするときも、お互い様で請求は一切していません。そのことを伝えると、「請求しないのが正しい訳ではないですよね？　こちらは請求させていただきます」と返信が来ました。図々しくないですか？』
投稿者さん宅とAさんBさんの家は近所で、子どもたちは仲良し3人組でよく遊んでいるそうです。互いの家にも頻繁に行き来しており、月に1度ぐらいのペースでそれぞれのお宅でランチ会をしていました。ところが先日、A宅でランチ会があった後、Aママから「1人1,000円の材料費を払ってください」とLINEが届いたのだそう。これまでのランチ会でお金のやりとりはなかったため、突然の請求に投稿者さんはびっくり。思わず「お互い様でしょ？」と反論したようですが、Aママから「うちは請求させていただきます」とピシャリと言われてしまい、困惑しているようですね。この相談にママスタコミュニティのママたちは、どんな意見を寄せてくれたのでしょうか。

自分だけ請求するのは図々しい

『すごいね。「自分は払ってないけど、頂きます」ってことか』
ランチ会は今回が初めてではなく、これまでにも投稿者さんの家、Bの家でも開催されています。そしてこれまでは互いに材料費を請求することはありませんでした。もちろんAママも投稿者さんやBママに材料費を払っていません。にも関わらず、自分だけ材料費を取ろうとするのは図々しいとの意見も挙がりました。
子どものランチ代に1,000円は高い？
またママたちからは、Aママが請求した金額に対して首を傾げる声が挙がりました。
『子どもの食事の材料費だけで1人1,000円もする？』
『請求もびっくりだけど、子どものお昼そんなにする？』
Aママが請求した金額は1人当たり1,000円。この金額が妥当かどうかは人それぞれでしょうが、投稿内のママたちからは、子ども1人の昼食代にしては高いと考えられたようですね。この金額に対して、投稿者さんから説明がありました。
『一応、明細は添付されていました。いつも遊ぶ3人プラス、下の子を合わせた計8人分で8,000円ということみたいです』
Aママからは材料費の内訳についてしっかりと説明があったようですね。物価高騰に加えてそれぞれの下のお子さんも今回のランチ会に参加したこともあり、材料費だけで8,000円程になったそうです。Aママからすれば、8,000円もかかってしまったから、1人1,000円を払ってほしいと思ったのかもしれませんね。

お金を払って、もう遊ばない

『「今までお互い様だったから、気づかなくてごめんね！　きっちり割りたいからレシート見せてくれる？」で、1円まできっちり払って二度とお邪魔しない、誘わない』
『今回は払って今後は行かせないかな。子どもたちは仲良しで楽しかっただろうから可哀想だけどね』
請求されたお金は支払うけれど、今後は付き合いを控えたいと感じたママたちも。たしかに今回のことがあった以上、次のランチ会が投稿者さんやB宅で開催された場合、お金を請求するべきかどうか悩んでしまいますよね。またお金が絡むトラブルは、今後もギスギスしたわだかまりを残してしまうかもしれません。それならばいっそ、材料費だけはお支払いして「今後は関わりません」と伝えたほうが、気も楽になるのではないでしょうか。子どもたちが仲良しであるなら疎遠にするのは可哀想ですが、投稿者さんがAママと金銭感覚や価値観が違うと感じたのなら、距離を置くのがお互いのためかもしれませんよね。

今後の付き合い方を考えて対応を

『いろいろモメたくないし、1,000円なら払っちゃうわ』
『子どもが仲良くしてるなら、諦めて払ってしまうかも』
『今回は払って、これからは外にランチに行けばいいじゃん。それか、弁当を買って家で食べるくらいにしたら？』
「お金を払って今後は遊ばない」と考えたママたちがいる一方で、「今後も良好な関係を続けるために払う」という意見も。内訳が分かっているのであれば、モメるのも面倒だからさっさと払ってしまったほうが楽なのかもしれませんね。また子どもたちが今後も仲良くしていたいかどうかも、ママたちの判断基準になっているようでした。

恒例だった子ども同士のランチ会で、ある日突然材料費を請求されて困ってしまった投稿者さん。お互い様というスタンスだった投稿者さんに対して、ママ友は「うちは請求します！」との考えを示しました。価値観や考え方は人それぞれですが、合わないと思うのならばお金を払って距離を置くのもいいでしょう。ただ子どもたちが今後も仲良くしたいようであれば、次回からは外食ランチやお弁当を持ち寄るなどの方法でも楽しめそうです。子ども同士やママ友の関係など、今後の付き合い方を考えて判断するといいのかもしれませんね。

後編へ続く。

文・みやび　編集・荻野実紀子　イラスト・マメ美