

<義実家のキッチン>よその家でどこまで動けばいいの?現代の嫁はお客様ポジションが一般的?
2022.12.26 12:35
提供:ママスタ☆セレクト

義実家に行ったときは、どれくらい家事を手伝いますか? 積極的に動いたほうがいいのか、それとも何もせずにじっとしているか。悩むところではないでしょうか。
勝手に動くのも、ゴロゴロするのも抵抗が。どうすりゃいいの?
ママスタコミュニティにあったのも、義実家でどう振る舞えばいいかに悩むトピックでした。
『ゴロゴロしているダンナを横目で見ながら、戸惑うことばかり。私の実家じゃないから勝手に動くわけにもいかないけど、やらなきゃやらないでダンナ経由でクレームが来そう。何をどうしていいかわからず、気の遣いすぎでクタクタ』
結婚して1年という投稿者さんは、義実家の冷蔵庫を開けることにも抵抗があるそうです。先日は食後に使い終えた食器をキッチンに下げたところ、義母さんから「そのまま置いておいて」。しばらくしても洗う気配がないので「私がやらなきゃいけないの?」と考え洗ったものの「これ、拭いたほうがいいの?」。ひとつひとつがわからないことばかりで、「もう行きたくない」とまで考えるようになったとか。
これがひと昔もふた昔も前だったら、‟嫁は動いて当たり前”だったのかもしれません。
『私は片付けをすべて担います。ダンナは何もしないで寛いで、こっちばかりが疲れる。バカバカしい』
トピックに寄せられたコメントのなかには、不満を抱えながらも積極的に動いている人もいました。
『料理の手伝いに洗い物、洗濯物、掃除機。最後に布団を干して片付けてから、帰る。ただ次男嫁は料理も食器も片付けないし、布団も万年床。子どもの世話も義親任せ』
何から何までやっているというコメントをくれたのは、結婚18年という方。「義実家のリフォーム相談や旅行、飛行機の予約もすべて私に連絡がある」そうで、かなり頼りにされているようです。
キッチンは義母のもの?お客様ポジションが多数!
ただ圧倒的多数だったのは、「何もしない」という人。今どきは‟嫁”であってもお客様のポジションが、一般的なようです。
『お客さんに徹している。遠方でたまにしか帰らないから、心情的にも距離がある。この距離感で嫁ぶるほうが厚かましいかな、と』
『よくも悪くも、図々しくしている。気分によって私が洗ったり、義母が洗っていたら皿を拭いたり何もしなかったり』
投稿者さんのようにどうすればいいか迷うと気疲れしそうですが、一度「自分はこんな感じ」と決めてしまうと気が楽になるようです。
『言われたことしかやらない。キッチンに行くと義母がぴったりついてくるから、勝手に触られるのがイヤなタイプなんだと思う』
目立ったのが、これでした。自分以外がキッチンを使うことを、快く思わない人はいます。そう考えると、どうしても遠慮してしまいますよね。
『基本的に何もしないよ。ダンナのほうがいろいろ手伝っている』
『他家のキッチンなんて勝手がわからないし、気を遣うから何もしない。義兄とダンナが全部やってくれる』
「自分よりもダンナのほうが動いている」というコメントも、いくつかありました。手は足りているので、嫁が動く必要はないというわけです。ダンナさんにとっては勝手知ったる自分の実家ですから、普通に考えれば動くのは当然。実家にいた頃から家事をやるようしつけていたであろう義親さんに、感謝したいところです。投稿者さんのように戸惑ってしまうのは、ダンナさんが動かないせいかもしれません。
ちなみに「何もしない」と回答した人のなかでも、「食器洗い程度はやる」という声が目立ちました。それくらいが現代の‟義実家に行ったときにやるスタンダード”といえそうです。
まずやるべきは「何かお手伝いしましょうか?」の声かけ
投稿者さんはおそらくまだ、義実家のやり方を把握していないのでしょう。
『義母は食器をまとめてつけておくタイプ。で、洗った物は拭いてすぐ片付けたいけど、普段は面倒でやっていない。それがわかってから私がいるときは、洗うのは私で拭くのと片付けるのは義母と、パターンが定着した』
「パターンがわかると余計な気を遣わなくて楽になった」といいます。
『最初は気にしてたけど、義母さんはあっけらかんとしていて、私がキッチンに入っても気にしないタイプ。それがわかってからは一緒にご飯を作るようになった』
逆に「義母に『私は自分のキッチンに他の人が入るのはイヤなんですけど、お義母さんもですか?』と確認したら、同じタイプだった。お互い相手の家では何もしないと決めたら、すごく楽になった」というコメントもありました。義母さんが一体何を望んでいるのか、義実家に慣れてくればわかることが増えそうです。
『ひと言聞いたらいいんだよ。それで「手伝わなくていい」と言われたのなら、あとで文句を言われる筋合いはない』
投稿者さんはすべて自分のなかで考えて判断していたようですが、「何かお手伝いすることはありますか?」とに聞けばすべて解決したのでは? 義母さんに聞くことへの遠慮があったのでしょうか。義母さんのほうも、投稿者さんへの遠慮があったのかもしれません。
こんなアドバイスもありました。
『最初からやっちゃうと、それ以下に落とすのは難しい。「自分はこれだけ」と決めるといいよ。私はできたご飯を運ぶ、食べ終えた食器を持って行く、机を拭く程度。ダンナに「冷蔵庫から持ってきて」と言われたときは、「よその家の冷蔵庫なんて開けられない。自分でやって」と言ったよ』
たしかに「いろいろ積極的にやっている」というコメントをくれた方々は、不満があったり頼られて大変そうだったり……。一度定着してしまったイメージは、なかなかくつがえせそうにありません。
投稿者さんも例えば「食器洗いはする」と決め、それに徹してみてはどうでしょう。ダンナさん経由でクレームが来たとしたも、「だって、あなたが何もしないから」。義実家はダンナさんの‟自分の家”で、投稿者さんにとってはある意味‟他人の家”です。お手伝いすべきは、どちらでしょう? 実際に「皿洗いはダンナと一緒にする」というようなコメントも複数ありました。‟その家の人”と一緒に動けるのなら、これほど心強いことはありません。「もう行きたくない」と考える前に、夫婦で解決策を話し合ってみてはいかがでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・秋澄乃 イラスト・春野さくら
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