＜義妹のアテ＞【後編】義弟の急なバイトを理由に「甥っ子を預かって」と頼まれた。甘えすぎ頼りすぎ！

前回からの続き。休日に、旦那さんの妹から年長の子ども（甥っ子）を預かって欲しいと頼まれた投稿者さん。義妹は仕事で、義弟は急なバイトを頼まれたからというのが理由です。人をアテにしてバイトを入れたという行為にモヤモヤした投稿者さんは、都合が悪いと断ってしまったのだそうです。自分が冷たかったのかどうか気になって、今回ママスタコミュニティに投稿してきました。

子どもがいるのに休日にバイト？

子どもの面倒を見る人がいなくなるとわかっていて、バイトを入れた義弟にママたちは眉をひそめます。

『義弟がバイト断ればいいんだよ。義妹が仕事の時点で義弟が面倒見なければならないのに、わざわざバイト入れる意味がわからないわ』
『そんな状況でバイト引き受けようとする弟が一番おかしい。まるで投稿者さんが断ったら他にいないのにって感じじゃん』
『人をアテにしてバイト入れるってどうなの？　投稿者さんの考え方で正解だと思う』
年長の子どもを、長時間一人で家に留守番させるわけにはいきません。それは義弟さんもわかっているのではないでしょうか。それなのに本業ならまだしも、知り合いから頼まれたバイトとあっては、投稿者さんに預かってもらう気マンマンでバイトを引き受けたと思われても仕方ありませんよね。ママたちは、ここで引き受けてしまったら、投稿者さん夫婦が子どもを気軽に見てもらえる場所として認識されて、今後は「投稿者さんのところに預かってもらえばいいや」と預けるようになる可能性もありそうと心配します。

自分の家庭の環境によるかも

一方、たとえ義弟の勝手な事情でも、甥っ子を預かることに抵抗がないママもいるようです。
『うちの甥っ子なら預かるよ。子どもと年が近くて仲よしだし、近所のローカルな動物園とかに連れていけば2人で遊んでくれるからかえってラク』
『妹から夫に打診があって夫が妹を助けたいからって預かったなら最低限のフォローはするけれど、自分メインでは預からない』
『子ども好きだから遊びに来てくれると嬉しい。こちらに予定があれば断ることもあるけれど、預かると言う概念がそもそもないかも。うちに遊びに来るって感覚かな』
『１日くらいなら預かるかな。子どもにとっては従兄弟になるから遊べるってわかったら喜びそうと私なら思うけれど、投稿者さんは子どもいない？　なら断る』
預かる側の環境にもよりそうです。ママが一人で何人もの子どもの面倒をみることになると、なかなか気が重いかもしれません。でも預かるのはあくまでも旦那さんで、ママは手伝えばいいだけとなったら？　少し気持ちが変わりそうですね。ここに自分の子どもも一緒に遊べるとなったら、素敵な日曜日になる予感もしてきますよね。同じ「甥っ子を預かる」という行為も、旦那さんがいるいない、自分の子どもがいるいないで意味合いがかわってきそうです。

そのときどきで判断を変えていいのでは？

『別に個人の自由でいいと思う。私は預かることは嫌じゃないけれど予定があるなら普通に断るし。そんな自分が冷たいかなんて気にする必要はない』
「甥っ子を預ける義妹夫婦の理由」に納得ができなかった投稿者さん。自分にやりたいことがあって預からなかったのは冷たかったのかどうか気にしていますが、まずは自分の判断でいいのではないでしょうか。無理やり用事をずらしたり、気分が乗らないのに預かったりする必要はないと、他のママたちも考えているようです。

預かることがイヤなわけではなく……

気にすることはないというママたちの意見に、投稿者さんは胸を撫で下ろしたようです。冷たくはないとのコメントの数々に感謝していると言いました。
『やっぱりバイトっていうのが引っかかりますよね。病院とかならまだしも……。毎年、義弟の親族の農作業の日に1日預かるときはあります。大変だろうなぁ、とは思うので……でもそろそろ大きくなってきたし、話を聞いていたら連れて行けるのじゃない？　と思える感じです』
これまでも甥っ子を預かってきたという投稿者さん。義妹夫婦が大変だろうという優しさからでしたが、甥っ子も年々成長しますし、状況は変わりますよね。実は義妹夫婦は、出産前から周りをアテにした感じが見え隠れしていたそう。今回、義弟のバイトが理由で「甥っ子を預かって欲しい」と言ってきたとき、投稿者さんは「やっぱり……！」と思ったそうです。投稿者さんは、これまで見えないストレスにさらされていたのかもしれませんね。

無理やりしたくないことをし続けていたら、遠からず、投稿者さんの感情が爆発していたかもしれません。義妹夫婦とうまく付き合っていくためにも、投稿者さんだけが我慢を続けるのではなく、小さな問題のうちに旦那さんと相談していてもいいかもしれません。もし断りづらいようだったら、旦那さんに断ってもらってもいいのではないでしょうか。

文・岡さきの　編集・Natsu　イラスト・マメ美