＜義妹の不倫＞【前編】私の名前がアリバイ作りに使われて修羅場に！？義妹旦那はブチ切れ……

思いもよらないところで自分の名前が出されていたらびっくりしますよね。「○○さんがほめていたよ」などポジティブなことならまだしも「○○さんが悪口を言っていたよ」などと言われた日には……その発言をしていないことを証明するのはなかなか難しいものです。今回の相談者さんは、義妹さんの不倫になぜか名前を出されて巻き込まれていると相談をしています。
『義妹の不倫に巻き込まれました。私はまったく関わりがないのに、不倫相手に会う口実に義妹が勝手に私の名前を出していたことが発覚。義妹の旦那から、私もグルなんじゃないかとワーワー怒鳴られた。けれども、全く知らないしそもそも、義妹とはここ数年連絡すら取ってない。

義妹は不倫がバレて黙っているし……私がいくら知らないと言っても、スマホの履歴も全て見せているのに義妹の旦那は信じないし、ずっとブチ切れ状態で話し合いすらできない。義父母も旦那もオロオロ状態の役立たずだしこれってどうしたら良いの？』
相談文から推測をすると、義妹さんは不倫相手に会いに行くときに「お義姉さん（相談者さん）に会ってくる！」とでも言っていたのではないでしょうか。もしくは不倫がばれて「いつからの付き合いなんだ！」と怒られたときに不倫相手をかばって「お義姉さんの知り合い」などと名前を出した可能性があります。

しかし相談者さんはまったく関係なし、義妹さんとも何年も連絡を取り合っていない状況……その事実を証明するためにはいったいどうしたらいいのでしょうか？

相談者さんは義妹に怒ったものの……

みんなの話し合いの席で義妹旦那さんが相談者さんにブチ切れた際、相談者さんはまず義妹さんに怒ったそうです。
『義妹に相談者がキレたら良い。「あんたが勝手に名前を使ったんだろーが！」って』
しかしその相談者さんの怒りすらも、怒りで目の前が見えていない義妹の旦那さんからすれば……。
『義妹には既にキレた。「自分のやったことの後始末は自分でしろ！　黙るな！」って義妹の旦那の前で。それでも義妹旦那に「パフォーマンスだろ」って言われ本当になんかめんどくさい』
『義妹はいくら言っても黙っていて、うんともすんとも言わないし本当に最悪』
唯一相談者さんの無実を知っている義妹もだんまり状態で、なんともお手上げな相談者さん。

正当性を主張するには、怒ることも必要！？

ママスタコミュニティでは「今の状態で無実を証明するには、義妹の旦那さんへの怒りも必要なのでは」というアドバイスが寄せられました。
『ブチ切れかえせば良い。「お前の家のゴタゴタに勝手に巻き込むな。数年連絡取ってないし、名前出されて迷惑しているのはこっちだ。責める相手を間違えるな！　不倫したのは、お前の嫁！　一方的に迷惑掛けられたのが私！　お前が信じようが、信じまいが、私は知らん！　事実は変わらん！　帰れ！！」』
『「こっちも義妹に勝手に名前を使われて、あなたたち夫婦からすごい迷惑を被っている。弁護士に相談するし、場合によっては精神的苦痛で慰謝料を請求するのもありえる。関係ない他人を巻き込むな」くらい言えないかなぁ』
怒りには怒りで返す。一見ただの言い合いで意味のないことのように思えますが、怒った相談者さんを見た義妹旦那さんがあっけにとられ正気に戻るのが狙いです。反論のきっかけにしてみては？
『スマホ内の履歴じゃなく、携帯電話会社の履歴を取り寄せするから。もしそれで連絡を取っていないと分かったらどうしますか？　って義妹旦那さんに聞いてみたら？』
『義妹の旦那が法的に何か動いてきたら相談者も動く。そのときのために通話履歴や、もし仕事をしていたらシフトやタイムカードの打刻時間の証拠とかとっておくといいかも』
または相談者さんが関わっていないことを証明するために、携帯電話会社から通話履歴を取り寄せるのも良いというアドバイスもありました。仕事のタイムカードも含め、第三者が管理している記録を使えば正当性を主張できそうですよね。

余計なトラブルに巻き込まれてしまった相談者さん。親族の不倫は、いろんな家庭に思いもよらぬ影響をもたらすようです。

後編へ続く。

文・物江窓香　編集・しらたまよ　イラスト・Ponko