

友達と一緒の高校へ行きたい中1の娘。そんな決め方ってアリ?
2020.11.04 09:30
提供:ママスタ☆セレクト

中学生の子どもを持つママにとって、進学する高校を選ばせることはとても大きな課題となります。子どもが明確な目標を持っていればいいのですが、そうなるまでにはちょっと時間がかかる場合も。あるママは子どもが決めた進学したい高校の理由を聞き、ちょっと困ってしまったようです。
『子どもと進路の話をすることがあります。まだ中1なのでピンときていないようですが、将来の職業なども含めいろいろと説明しているつもりです。でも最近「友達が○○高校に行きたいと言っている。私もそこがいい!」と話してきました。そんな理由で高校を決めるなんてありえないですよね?』
子どもが志望校を決める場合、学校の雰囲気や大学への進学率など、人それぞれ何を重視するかは違ってくるでしょう。しかしその中に「友達と一緒」の学校という選択肢があると、ママとしては応援のしかたに悩んでしまうこともありますよね。ママスタコミュニティのママたちは、学校選びの基準を友達で決めることをどのように感じるのでしょうか。
中学1年生ならそういった理由もアリなのでは?
『中1でしょ? そのうち学校でも進路について話があるから気持ちも変わるのでは?』
『うちの中3の子も、中1のときは漠然とそんなもんだったなー』
中学1年生ならば、「友達と一緒」といった基準で志望校を決めることも、それほどおかしくはないようですね。実際に受験をするのは中学3年生になってからなので、それまでには約2年の考える期間があります。そう考えると、今はまだ心配するところではないといった考え方もありそうです。では実際に学年が上がって中学3年生になったとき、子どもたちは志望校に変化があったのでしょうか。
実際のところ、学年が上がると考え方はどうなる?
『ウチの娘も中1の頃はそんな感じだった。受験した高校は、進路を考え始めた頃に第3希望の中にも入っていなかった高校』
『うちは中3だけれど、友達と同じ高校に行きたいみたいな話をしていた子たちは、今は志望校が全く違うみたいだよ』
学年が上がっていくと自分の決めた進路が現実味を帯びてきます。そのため進路を考えだした頃には志望校に入っていなかった学校でも、具体的に調べていくことで意外な魅力を発見することもあります。学年が上がるにつれその機会は増えていくでしょう。となれば志望校が、「友達と一緒だから」という理由のまま受験の時期を迎えることは、ごくまれなことなのかもしれませんね。
どのようなきっかけで志望校は変わった?
『説明会に行ったりするうちに、志望校も変わってくるんじゃないかな』
『進学塾に入れたら、もっと上を目指すようになるよ』
高校の説明会や話を聞く場が、志望校が変わったきっかけとして挙げられました。もちろん今回のママの子どもと同じように、友人の関係から志望校が変わることもあります。筆者の息子の友人に、学年でトップクラスの友人がいたことで成績が上がった子がいました。どうやらいつも図書館で一緒に勉強をしていたようで、受験時期には高校のレベルを上げて受験し、見事合格をしていました。「友達と一緒」の高校は悩ましい場合もあるのかもしれませんが、このように付き合う友達によっては目標が高くなり、志望校の選択肢を増やせることもあります。
余談ですが女子の場合、制服がきっかけで志望校が変わることもあります。これは筆者の知り合いの話なのですが、とても可愛らしいと思える高校の制服を見つけ、どうしてもその高校に入りたいと必死に勉強をしていた子がいました。彼女は努力の結果、無事その高校の制服を着れることとなりました。志望校が変わるきっかけには、意外とこういったものもあるのですね。
中学1年生では「友達」が高校選びの基準になることも。親は選択肢をたくさん持てるサポートをしてみては?
中学1年生うちは高校受験がだいぶ先のことのように感じ、自分が将来何になりたいか、またそのためにどこの高校に入ればいいのかわからないことも多いでしょう。筆者の高校生の長女も、中学1年生のときには行きたい高校が決まっておらず、友達と一緒がいいなと言っていた時期がありました。もしかしたら仲がいい友達がいない高校に進むことに、不安を感じていたのかもしれません。そのため筆者は「○○ちゃんと同じ高校に行けるように頑張ろう」と、子どもの気持ちを認めつつも勉強を頑張ろうと遠回しに伝えていました。そうしているうちに子どもは、友達がいるからではなく、自分の意思で行きたい高校を見つけることができました。
中学1年生であればまだ中学校生活は始まったばかりですよね。高校の選択肢をたくさん持てるように勉強のサポートをしたり、学校見学や文化祭といった学校の様子を知れる場に連れていくなど、この時期の親だからこそできることもたくさんあると思います。そういったことを繰り返しながら、子どもが進路を考える機会をたくさん作っていくと、子どももいい志望校選びができるのではないでしょうか。
文・川崎さちえ 編集・古川純奈
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