お弁当の卵焼きを作るとき、牛乳は入れる、入れない？味付けの仕方は

誰もが作るような基本的な料理であっても、きっと家庭によってそれぞれの味付けや調理方法があることでしょう。あるママはお弁当に入れる「卵焼き」についてママスタコミュニティで質問しています。
『卵焼きを作るとき、牛乳を入れる？　いつもお弁当を作る時間帯には旦那は寝てるんだけど、今日たまたま早く起きて私が作るのを見ていて「え？　牛乳入れないの？　だから母さんの卵焼きと違う食感だったのか」って言われた』
どうやら旦那さんは、以前からママが作る卵焼きに対して「小さい頃から食べ慣れている卵焼きとは少し違う……」と思っていたのですね。ママが作っているところを初めて見て、違いの理由は「牛乳を入れるか入れないか」だったと気づいたようです。
今回のトピックのアンケート結果によると、卵焼きに「牛乳を入れる」派は全体の約3割、「牛乳を入れない」が約7割で多数派でした。お弁当だけではなく朝食のおかずや夕飯の副菜などといつでも活躍してくれる卵焼き。美味しく焼き上げる味付けは……？　ママたちがこだわる卵焼きの作り方を教えてもらいましょう。

牛乳を入れると子どもが喜ぶ！

旦那さんは牛乳が入った卵焼きの味を、お母さんの味として慣れ親しんで育ったのですね。「牛乳を入れる」派のママたちによると、牛乳入りのふんわりした食感や甘めの味付けの卵焼きは特に子どもに喜ばれるのだそう。大人用は牛乳なし、子ども用は牛乳入りとわざわざ作り分けているという声もありました。旦那さんのお母さんも息子の好みを考えながら、入れた方が喜ぶからとあえて牛乳入りの卵焼きにしていたのかもしれません。
『ふわふわになっていいよね。牛乳を入れたときの方が子どもたちも美味しいと言う』
『入れる。牛乳がなければ豆乳を使う』
『牛乳を入れると、ふわふわ感が半端ない。テレビ番組で知ってから入れてるよ』
『基本入れないけど、甘めのを作りたいときは入れるかな』
『娘の卵焼きは牛乳と砂糖を入れる』
『旦那用は入れない。子ども用は入れてる』

卵焼きに「牛乳＋○○」の美味しい組み合わせ

牛乳入り卵焼きを作るママたちは、牛乳を入れるときには一緒にコレも欠かせません！　という調味料も教えてくれました。片栗粉、白だし、マヨネーズ、砂糖やバター……。特に変わったものはなく、いずれも家庭に常備してありそうなものばかり。今度牛乳入り卵焼きを作るときには、ひとつずつ試してみたいものです！
『片栗粉を牛乳で溶いたのを入れてる。ふんわりふわふわの卵焼きになる』
『砂糖と牛乳入れてる。それでバターで焼いてるよ！』
『白だしと牛乳。水よりふんわりするから』
『マヨネーズと牛乳少し入れるー』
『入れる。豆乳やプレーンヨーグルト少々も美味しい』

和風の味付けを重視すると……？

毎朝旦那さんのためにお弁当を作っているママが卵焼きに入れるのは、「だし・砂糖・醤油」とのこと。卵焼きは甘辛い味付けにするものだと思っていたため、これまでに牛乳を入れようとは思いもしなかったそうです。「牛乳を入れない」派のママたちはどちらかというと、昔ながらの和の食卓に出てくるようなだし巻き卵がお好みのようですね。
『だしや醤油など和風系が好きだから卵焼きには入れない』
『洋食のときは入れるけど卵焼きは入れない！　最近はずっと白だしと砂糖かな』
『卵焼きのときは白だしと水だけ』
『卵焼きはいつもだし巻き玉子にしてるから、白だしを入れる』
『旦那はだし巻きにするから入れない』

洋風の卵料理なら牛乳は欠かせません

和風の卵焼きには「牛乳を入れない」派のママたちも、洋風の卵料理ならばぜひ牛乳を入れたい、と語っています。特にオムレツ、オムライス、スクランブルエッグなどを作るときは、ふわふわした食感や甘めの味付けが欲しくなるとのこと。そのためには牛乳が欠かせないのだそうです。
『卵焼きには入れない。スクランブルエッグやオムレツやオムライスのときは入れる』
『オムレツやスクランブルエッグは牛乳やマヨネーズを少し入れたりするよ』
『入れたらオムレツかスクランブルエッグになると思ってる。だし、砂糖、みりん、しょうゆ以外の調味料入れたら別物』
『牛乳を入れるのはスクランブルエッグやオムレツのとき。純粋な卵焼きには入れない』
『牛乳を入れるときはオムレツ。たまねぎ、パプリカ、チーズとか具をたくさん入れる』
洋風料理での卵と牛乳の相性の良さはママたちのお墨付きのようです。卵に牛乳を入れる、入れないは料理のアレンジによって変えているのですね。卵焼きは和風のだし巻きと決めているママも、ときには趣向を変えて牛乳を入れ、旦那さんのお母さんの味を再現した卵焼きを作ってみてはいかがでしょうか。もしお弁当の卵焼きの味がワンパターンになってしまっているな……と感じているときは、洋風オムレツのような味付けで巻いてみてもいいかもしれません。きっと旦那さんにも喜ばれる新たな卵焼きのバリエーションが生まれることと思いますよ。

文・井伊テレ子　編集・山内ウェンディ