BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC

BTS、新曲「Butter」7人で会見 Vはくるくるパーマ・J-HOPEは“バターカラー”に

2021.05.21 15:00

BTSが5月21日に、デジタルシングル「Butter」を世界同時発売する。同日、オンラインにて「Butter」発売記念グローバル記者会見を開催し、楽曲に込められた想いなどを語った。


BTS、新曲「Butter」7人で会見

BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
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新曲「Butter」は、ダンスポップベースの楽しい雰囲気にBTSの優しいながらも、カリスマ性溢れる魅力を感じることができるキャッチーなサマーソング。昨年8月21日に発売したデジタルシングル「Dynamite」に続き、2個目の英語曲となっている。

SUGA(C)BIGHIT MUSIC
SUGA(C)BIGHIT MUSIC
アルバム「BE(Deluxe Edition)」での会見で、SUGAは最近肩の手術を受け、回復に専念するため会見には出席していなかったことから、今回が久しぶりの会見に。SUGAは、和やかに記者に挨拶をすると、「リバビリを今も行っていますし、運動を中心に治療を行っています」とし、順調に快復していることを明かした。

V(C)BIGHIT MUSIC
V(C)BIGHIT MUSIC
J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
またVは、JINも「可愛い」と絶賛するプードルのようなくるくるとしたパーマヘア、J-HOPEは楽曲にかけて“バターカラー”にイメージチェンジをして登場。

JUNG KOOK(C)BIGHIT MUSIC
JUNG KOOK(C)BIGHIT MUSIC
JUNG KOOKは「Butter」について「まずとても楽しい曲です。爽やかな感じがするダンスポップな曲です。メロディーも1回聴いたら忘れられないですし、パフォーマンスも何回も見たくなる曲になっています。ステージをお見せしたいという気持ちです」とアピール。

JIMIN(C)BIGHIT MUSIC
JIMIN(C)BIGHIT MUSIC
JIMINは「大げさなメッセージがあったりそういうわけではないですが、少し恥ずかしいですが、バターのようになめらかに溶け込んで君を虜にする、そういう可愛らしい告白ソングだと受け止めてくれれば良いと思います」とはにかみながら説明した。

BTS、新曲「Butter」を「2021ビルボード・ミュージック・アワード」で初披露

BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
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BTSは、米国最高権威の音楽授賞式「第63回グラミー賞」(GRAMMY AWARDS)でノミネートされた後、単独公演を行い、ポピュラー音楽史に新しい道しるべを示した。最近ではイギリス最高権威の音楽授賞式「ブリット・アワード 2021(The BRIT Awards)」「インターナショナルグループ(International Group)」部門の受賞候補に挙がっており、23日よる8時からは、「ビルボード・ミュージック・アワード」(米NBC、生中継)に4年連続パフォーマーとして参加することも決定している。

BTSは今回の「ビルボード・ミュージック・アワード」で「トップデュオ/グループ(TOP DUO/GROUP)」、「トップソングセールスアーティスト(TOP SONGSALES ARTIST)」、「トップソーシャルアーティスト(TOP SOCIAL ARTIST)」、「トップセーリングソング(TOP SELLING SONG)」の4部門にノミネートされ、最多部門の受賞候補者数を記録。ニューデジタルシングル「Butter」のステージを初披露することも決定している。

同アワードにはBTSの他にも授賞式ホストのジョナス・ブラザーズ(Jonas Brothers)メンバーのニック・ジョナスをはじめP!nk、The Weekndなど世界的なアーティストが参加して公演を行う予定となっている。

以下、会見全文。

BTSの挨拶 SUGAも参加

V:こんにちは、記者の皆さま、僕はBTSVと申します。お忙しい中僕たちに時間を割いてくださりありがとうございます。本日公開されました「Butter」、皆さんご鑑賞、ご声援お願いします。

SUGABTSSUGAです。「BE(Deluxe Edition)」の記者会見のとき、僕は参加できなかったので申し訳なかったのですが、今回はこうして参加してご挨拶ができ、光栄です。よろしくお願いします。

JIN:こんにちは、BTSJINです。僕たちがデジタルシングル「Butter」で戻ってきました。多くのご関心とご声援よろしくお願いします。記事の方もよろしくお願いします。

JUNG KOOK:こんにちは。BTSJUNG KOOKです。このように、ARMYと記者の皆さまのためにカムバックをしました。皆さんご声援よろしくお願いします。本日の記事もよろしくお願いします。

RM:こんにちは、BTSRMです。昨年の「BE(Deluxe Edition)」から6ヶ月ぶりにお会いできて本当に嬉しいです。誠心誠意をもって挑みたいと思います。

JIMIN:こんにちは、BTSJIMINです。状況が状況であるだけにここまで来られたのもプレッシャーになったと思いますが、来てくださりありがとうございます。良い時間にしたいと思います。

J-HOPE:「Butter」なので、バター髪になりました、J-HOPEです!本日は貴重な時間を割いていただき、ありがとうございます。デジタルシングル「Butter」、記者の皆さまの素敵な記事をよろしくお願いします。楽しい時間にしたいと思います。

J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
― BTSの皆さん、これまでどうお過ごしでしたか?

JIMIN:僕たちはアルバムの制作を続けながら、そしてテレビを通じてもファンの皆さんにお会いしようと努めてきました。そういうことをしながら忙しく過ごしてきたような気がします。

SUGA:僕は「BE(Deluxe Edition)」のときに参加できなかったので、こうやってお会いするのがすごく緊張するんですけど、皆さんお元気でしたか?…お元気だったようです(笑)。リバビリを一生懸命やりました。リバビリを今も行っていますし、運動を中心に治療を行っています。そして多くの方が心配してくださったおかげで、早く快復に向かっているところです。

V:僕たちは見えないところで一生懸命スケジュールを行ってきました。アルバムの制作についても一生懸命行っています。(ヘアスタイルについて)僕がコンセプトをもう少し理解してからやらなければならなかったのですが、人生で1回やってみたいと思っていたヘアスタイルでした。

JIN:僕はメンバーと一緒にスケジュールをこなしたり、ステージをしたり、運動もしたりしながら過ごしていました。

RM:僕も同じく「Butter」の準備をしながら、またフェスタの準備もしながら忙しく過ごしていました。友だちに会ったり、運動したり、自転車に乗ったりしながら楽しく過ごしています。自転車は漢江といろんなところで乗っています。

JUNG KOOK:同じくチームなので、音楽の制作を引き続き行ってきて、個人的な作業も行っています。僕たちはいつ公演をするかわかりませんが、いつも準備するという気持ちで体力をつけて、運動をしたりそういうことをして過ごしています。

J-HOPE:僕はバターが入ったキムチチャーハンを食べました。

― 記者の皆さんの期待に応えて面白いジョークを言ってくださりました(笑)。

「Butter」楽曲について

JUNG KOOK(C)BIGHIT MUSIC
JUNG KOOK(C)BIGHIT MUSIC
JUNG KOOK:「Butter」はまずとても楽しい曲です。爽やかな感じがするダンスポップな曲です。メロディーも1回聴いたら忘れられないですし、パフォーマンスも何回も見たくなる曲になっています。ステージをお見せしたいという気持ちです。

― イントロはJUNG KOOKさんから始まりますよね?

JUNG KOOK:MCの方、完璧です!

― 耳に残る曲ですね。「Butter」はどのような内容を盛り込んでいる曲なのでしょうか?

JIMIN:タイトルの「Butter」からわかるように、大変聴きやすい曲になるように準備しました。大げさなメッセージがあったりそういうわけではないですが、少し恥ずかしいですが、バターのようになめらかに溶け込んで君を虜にする、そういう可愛らしい告白ソングだと受け止めてくれれば良いと思います。Butterらしく、可愛らしかったり、おちゃめだったり、カリスマ性だったり、様々な魅力を込めました。一生懸命準備したので、ぜひお聴きください。

RM:歌詞とラップの部分で制作に参加しました。僕やJ-HOPEさん、SUGAさんのキャラクターが異なっているので、それを活かそうと集中して作曲作業に参加しました。

― パフォーマンスの重要なポイントはなんですか?

J-HOPE:「Butter」という曲自体がエネルギッシュで可愛い曲なので、パフォーマンスでもそれを盛り込んでみました。可愛い悪党のように投げキスをしたり、髪をかきあげる動作がポイントとなります。そしてこれまでのBTSのエネルギッシュな姿も見られます。ユニットの振り付けもとても魅力があるので、そちらもご注目ください。新鮮な部分が感じられると思います。

V:そしてメンバーがエレベーターのセットの中で、各自、自分が感じるままにダンスを踊るシーンもあります。僕たちがミュージックビデオの現場で即興で作ったダンスなので、ご注目ください。フリースタイルでダンスをおどったのですが、それが選ばれました。僕たち各自の個性と魅力を見てください。

JIN:そしてARMYの皆さんに対する愛をミュージックビデオに込めました。体でARMYへの愛を表現しました。僕とJUNG KOOKさんが“A”を作る部分があるのですが、振り付けを見たときに“A”らしくないと思ったので、僕とJUNG KOOKさんが悩んで、もっと良い“A”を作りました。

JUNG KOOK:そうです、いろいろ悩んでその形になりました。本当に頭を抱えながら考えました。

SUGA:僕たち「Butter」の初ステージは「ビルボード・ミュージック・アワード」です。どんなステージであれ、いつも初ステージはワクワクしたり、緊張したりするんですけど、「ビルボード・ミュージック・アワード」というのは僕たちにとってとても意味のあるステージなので、ここで披露できるのがとても光栄です。

JUNG KOOK:4つの部門の候補になったというのがとてもすごいことなので、本当に光栄なことだと思います。そして「トップソングセールスアーティスト(TOP SONGSALES ARTIST)」、「トップセーリングソング(TOP SELLING SONG)」には僕たちが初めてノミネートされただけに、さらに嬉しいです。「Dynamite」を発表してから1年くらい経ちましたが、今でも多くの方々が愛してくださっている感じがして感謝しています、幸せです。

― 4つの部門すべてでの受賞を期待しています。今回の「Butter」も「ビルボードHOT100」になっています。

SUGA:いつもこういうのを話すのが僕なので少しプレッシャーなのですが(笑)、期待してくださるだけでも本当に感謝しています。「Butter」は楽しいサマーソングなので、だんだん暑くなる今のこの時期、多くの方々にそんな中楽しんで聴いてもらえたらと思います。1位…そうですね、HOT100・1位…するんじゃないですかね?いや、するべきですね、しないといけない!やってみせます。

― 最後に今年の計画について教えてください。

RM:詳しく申し上げることができたら良いのですが、すべては申し上げることができないので、まず「Butter」の活動に集中する予定です。フェスタといって、僕たちのデビュー日6月13日に合わせて、また楽しいイベントがあるので、ファンと楽しくお会いできると思います。2021年を代表するサマーソングとして「Butter」が愛されればと思います。それからなる活動を一生懸命やっていきたいと思いますし、今は状況が状況なだけに、もう少し近くでお会いできるように、いろいろなことを準備しておりますので、ぜひご期待ください。

RM(C)BIGHIT MUSIC
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記者からの質問

― この1年の経験で追求したい音楽スタイルに変化を与えましたか?

SUGA:韓国で「ON」の活動をしてから1年3~4ヶ月経ったと思うのですが、僕たちもそういう大変な瞬間があったと思います。1年間、僕の場合は、僕たちの音楽を聴いて慰められたり、励まされたりしました。今までの曲を聴き返しながらです。僕たちのファンの方々、そしてそしてこの曲を聴いてくれる大衆の方々が、このようにして僕たちの音楽に慰められていたんだなと思いました。音楽を見る観点や作業において、少し観点が変わりました。かつて僕がいろいろな音楽を聞きながら音楽を始めることになったんですけども、これからは僕がそういう影響を与えることができると思いながら、そういう責任感をもって良い音楽を作らなければと思いましたし、この1年間、辛い記憶よりは、かえってより良い機会になったと僕個人的には思います。

― 「Butter」で1番気に入っている部分はどこですか?

V:まず僕たちが聴いたときに、すごく気分が盛り上がって楽しめる曲だという点が気に入っています。その中で1つ気に入っているとしたら、ほかのメンバーのパートより、僕のパートがすごく目立つのではないのかなと思います。

JIN:僕も自分のパートが気に入っています(笑)。

― RMさんが、以前カメラ監督の方たちが自分たちの名前を覚えてくれたらすごいことだとおっしゃっていましたが、今は全世界でグループだけではなく、個人としても名前が知られていますね。

RM:そうですね、僕たち個人の名前も知ってくださる方々が多くなっているのですごく光栄ですし、カメラ監督の方々やスタッフの方々が僕たち個人個人を知ってくださっています。ただ、僕たちは音楽番組などでダンス映像などを撮るとき、ゼッケンをつけて踊っています。これからも守っていきたいと思います。知らない方もいると思うので、初心を忘れないBTSでした。

― 「Dynamite」はパンデミックの中、全世界のポジティブエネルギーを共有しました。「Life Goes On」は勇気と希望を与えました。「Butter」はどのような影響を与えたいですか?

JUNG KOOK:「Butter」はとてもシンプルです。だんだん暑くなってきていますし、もっと暑くなると思いますが、多くの方々が今年の夏はBTSの「Butter」と一緒に楽しく過ごしてくださればという気持ちです。それだけの気持ちです。

― 2020年はいろいろと大変な年でしたが、BTSが最も多くの成果を成し遂げた1年でした。ローラーコースターのような経験でどのような教訓を得ましたか?

J-HOPE:実は教訓というにはあまりにも大げさなので慎重になりますが、このコロナ状況になり、僕たちも計画が台無しになり、不安で混乱する環境も覚えました。そして計画になかったデジタルシングルを発表することになり、アルバムを制作しながらも、めでたい経験もしました。新たな感情を覚えることもありましたが、質問のようにローラーコースターのような1年だったと思います。その中で最も大きな役割をしたのが、僕が考えるのは音楽ですね。最も不安で辛いとき、突破口となるのが音楽であり、このようにめでたいこと、結果を成し遂げてくれたのもやはり音楽でした。昨年1年間を経験しながら音楽というものがとても大きな力を持っているということを本当に実感することができました。なので、これからもそのような音楽を作り、素敵なエネルギーを与えたいと思いました。最も重要なのが、とても慣れていたものに対する恋しさですかね。大切だということをやはり実感することができました。それが大きなことだったなと思います。

― ここ数年間「Run BTS!」以外にはバラエティ番組には出演されなかったのですが、最近スペシャル番組や、バラエティ番組にも出演されました。このような変化の理由が気になります。

JIMIN:この変化というのは、スタンスを変えたというよりは、今J-HOPEさんが話したように、多くの方々もそうだと思いますが、僕たちもいろいろ計画していたことが台無しになり、ファンの皆さんに会うべき時期に会えず、いろいろなことに制約があったんです。その中で僕たちにできることについて悩んでいたところ、番組にも出演したり、ファンの皆さんのためのコンテンツを制作したりするようになったと思います。

― 実際にいろんなバラエティ番組でお会いできて、ファンにとっても嬉しかったと思います。

JIMIN:それがプレゼントになればと思いましたね。なので、放送に出演したりしました。

― BTSが発表したり、言及するすべてのことが世界的なトレンドになることについてどうお考えですか?

JIN(C)BIGHIT MUSIC
JIN(C)BIGHIT MUSIC
JIN:まず、いつも僕たちを待ってくださり、僕たちと一緒にともにしてくださって、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。多くの方々が僕たちを見ていろいろな行動を一緒にしてくださるような気がします。僕も、僕たちを応援してくださる方々ともっと多くのことを一緒にしたいと思って、一生懸命仕事をしながらやっているということもありますし、これからも僕たちとともにしてくださる方々のためにいろいろなことをして、そして良いことをたくさんしていきたいと思います。いつも待ってくださっていてありがとうございます。

「グラミー賞」再挑戦への決意

― 去年は「Dynamite」で世界的に新しい記録を達成し、「グラミー賞」にもノミネートされましたが、受賞にはなりませんでした。「Butter」は英語の歌詞ですし、デジタルシングルという点が「Dynamite」と似ていますが、「グラミー賞」をまた狙いたいという目的は含まれていますか?

SUGA:ないという風にいうことはできないと思います。グラミー賞を受賞したいという気持ちは今もありますし、「Butter」でもう1回挑戦したいという気持ちもあります。そして、良い結果が得られたら良いなと思います

RMSUGAさんが良いことを言ってくださりました。グラミー賞のことももちろん念頭に置いています。最善を尽くして挑戦したいと思っています。

― RMさんは元々曲の作業をたくさんしてきましたが、今回は英語の曲ですね。楽曲に参加することになった背景や、曲を書きながら1番難しかった点などを教えてください。

RM:「Butter」の曲をもらったときに、僕たちも参加しましたが、大変多くのブラインドを経て「Butter」という曲が選ばれたと聞きました。大変完成度が高く、僕たちも制作や作詞に意欲的なメンバーでもありますし、参加をしたかったのですが、大変完成度が高くて。ですがラップパートの場合はある意味僕たちと少し合わないような気がして、そういった部分は僕たちのスタイルに合わせて直してみようと思いまして、参加することになりました。英語ですので、チームで英語が少しできる僕だけが参加したわけではなくて、J-HOPEさんとSUGAさんも一緒にやったのですが…。

SUGA:僕は脱落しました。

RM:血も涙もない決定が行われるので、僕が選ばれて、僕が作ったラップパートを中心に修正された、そういう背景があります。母国語ではないので、消化するのに少し違和感があったんですけど、僕が音楽を始めた背景自体が本土・アメリカのヒップホップやポップを聴いて始めたので、早くまとまった気がします。こういう形でも参加することができて大変光栄ですし、楽しい経験でした。

SUGA:英語で書かないといけなかったので、英語の勉強を頑張って挑戦したのですが、選ばれませんでした。血も涙もないです(笑)。

― 今回の「Butter」を始め、BTSの楽曲の中で、K-POPらしさ、BTSらしさをどのように作るのか聞きたいです。

RM(C)BIGHIT MUSIC
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RM:僕が考えるのは、音楽だけではなく、いろいろな芸術の創作というのがプロセスの中にあるときはあまりわからないのですが、過ぎてみれば、「あ、これがそういうものだったのか」という風に評価されたり、談論が形成されるんですね。なので僕たちはご存知の通り8年目の進行中のチームでありますし、グラミー賞のようにいろんな課題が今も遂行されているオンゴーイングのチームなんです。なのでK-POPやアメリカ市場に対する質問を受けたときに、いろんな考察や討論を僕たちもやっているんですけど、K-POPというのも、今はもはやジャンルというよりは、1つの産業・カテゴリになるのではないかと思っています。少しは拡張された概念になったのではないかと思います。なので、僕たちの音楽がK-POPの枠の中で説明されるべきか、べきでないかというのは僕たちもわかりませんが、BTSとして僕たちが最善を尽くしたときに、後日記者や評論家の方々が評価してくださると思っています。

そして僕の書いたパートですが、最後にJ-HOPEさんと呼吸をする部分があるのですが、そこが僕が作った部分です。そしてSUGAさんと僕がやり取りする半分くらいは僕が作業した部分です。ラップパートの半分は、元の形から僕が少し修正したり、加えたりした部分だと考えてください。

BTSが人気の理由 ARMYへの思い

― 1つの結果部数が出るまでいろいろな悩みがあると思いますが、音楽的な6ヶ月間の間いろいろな努力や悩みがあったと思いますが、それが何かをお聞きしたいです。そして8年目になりますが、BTSの中で最近話題になるものは?

JIMIN(C)BIGHIT MUSIC
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JIMIN:今の状況、時世の問題でファンの皆さんに直接お会いできないという部分がありまして、僕の場合は少し孤立していたのではないかと思います。僕たちが狙っているものも確実にありますし、お見せしたい部分もあるのですが、なのでこの1曲にそのすべてを盛り込もうとしたところ、ビジュアル的な部分とかパフォーマンスなどをどのようにお見せできるのか、そして声がどのようによく聴けるようになるかなどについていろいろと悩んだと思います。

V:それでは僕が回答したいと思います。8周年は本当にとても気持ちの良いものですし、大変意味深いものなのですが、少し名残惜しい部分があると思います。フェスタというARMYの皆さんのためのイベントがあるんですけど、オフラインでお見せできないという点、そして今までお見せできなかったステージがたくさんありますので、最近のコロナの状況で去年も今年もARMYの皆さんに会えないまま、僕たちだけでイベントを行うという点が大変悲しいと思います。それでも一生懸命やろうと思います。

JIN:最近話題になっているのは、Vさんがパーマを大変可愛くかけたので、パーマを何時間かけたらこういう風になるのか。プードルみたいですよね、ずっと可愛がっています。プードルみたい。

V:最近僕がメンバーの中で可愛いを担当しています。こういう髪型をやってみたほうが良いんじゃないかと思いました。

V(C)BIGHIT MUSIC
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JIMIN:僕が思うには、1番の話題と質問してくださったことについては、8周年と少し関連があると思います。僕たちがここ数ヶ月感、チームとしての悩み、そして僕たちがどうするべきか、ファンの皆さまとの関係だとか、僕たちの新しい姿でファンの方を満たすことができるのか、そういうことについて悩みがありましたし、もっと良い姿をお見せしたいと思っていますので、そういう部分についていろいろ考えたような気がします。

RMJIMINさんが話してくれたように、1番の私たちの関心はこれからの未来ですね。そしてこういったニューノーマルな中で、僕たちの機能はなんなのか、僕たちはなぜ存在するのか、なんのために音楽を作り、なにかを出しているのか。もちろんグラミー賞などの成果も大事だと思いますが、僕たちがBTSとしてどういった価値を実現していくべきなのか、どういうことを追いかけていけば、僕たちが意味のある産業的なジャンルの中で生き残っていけるのか、残すことができるのかということについて、考えていました。

― 元々はヒップホップグループとして始まりましたが、今後は?なぜBTSは人気があるのか、自己判断が気になります。

SUGA:去年の僕たちのアルバム「MAP OF THE SOUL: 7」には、ヒップホップトラックが何曲か入っていたと思うんですけど、「BE(Deluxe Edition)」にもヒップホップトラックが入っていましたし、本格的なヒップホップジャンルを区別しながら音楽を作っているわけではないので、僕たちは何かを作る時に、大衆音楽の歌詞として何が良いのかを考えたときに、僕たちがやりたいものをいろいろと組み合わせてみるやり方でやっています。ラップだけやるトラックは僕のミックステープで10個揃えて出したこともありますし、個人的な作業をしているメンバーも十分そういう部分は満たすことができると思います。

僕たちが全世界で人気や影響があるかという質問をくださったのですが、そこまでディテールに僕たち同士で考えたことはないのですが、僕たちはやはり歌手なので、本業においては僕たちが誇りを持って良いほど一生懸命準備してきましたし、うまくやっていると思います。なので、いろいろな要因があると思いますけど、まず歌手としてステージでうまくできない人は人気がないと思うので、まず第1にステージ、第2にステージを考えるのが、僕たちの強みだと思います。

JIN:僕は、なぜ僕たちを愛してくださるのかについて、いろいろとインタビューも見たり、動画も探してみたこともあるのですが、「同年代の話をしてくれてありがとう」という話がありました。今ここで悩んでいてどうすれば良いのかわからないのに、彼らを見て、彼らはこう考えているのか、このように解決しているのかという風に共感できる方が多いことに気づきました。そこが、共感を得られたという部分があったのではないかと思いました。

JIN(C)BIGHIT MUSIC
JIN(C)BIGHIT MUSIC
― アメリカの人気ドラマ「フレンズ」の特別版「フレンズ:ザ・リユニオン」にゲスト出演したそうですが、英語で出演したのですか?

RM:「フレンズ」はネタバレをしてみますと、放送局はあまり喜ばないと思いますが、撮影は終えました。どのような形になるのかは、実際にご視聴お願いします。具体的にお話できないのをご了承ください。Queen先生、先生方も、ウェンブリー・スタジアムでも、僕たちが韓国で「ボヘミアン・ラプソディ」が流行っていたときだったのですが、今回のティザーもバイラルがあったとお聞きしましたが、サンプリングやオマージュでなないということを単刀直入に伝えます。

― 非公式アカウントでコラボを予感するものもあったので、ファンの中で期待もあったと思います。サンプリングやオマージュではないといっても、コラボや何か追加情報があるのか教えてください。

JIN:まだその部分については計画はありません。良い機会があればいつでもご連絡待っていますので、よろしくお願いします!

― BTSとしてどういう価値を残していけるのかという悩みのきっかけはなんなのか、悩みに対する答えは得たのか聞きたいです。

RM:先程JINさんが付け加えてくれた、僕たちが考えるにBTSがなぜ人気があるのかの答えが、同じ時代を生きる人の代弁する形だということをJINさんが話してくれましたが、BTSがアルバムを作って、音楽を企画して制作する、そういう方式が、先程僕たちが記者懇談会やインタビューなどで申し上げたことがありますけど、まず会社と僕たちで話し合うんです。今どういう情緒をもっているのか、どういう話をしたいのか、どういう気分なのか話します。最近考えていることについてインタビューのようなものをするんですね。そこでいつも、あるバランスを見つけていく形になるんですけど、BTSがやりたいものはなんなのか、表現したいことはなんなのか、でもその反対側で、人々が僕たちから聴きたいものはなんなのか。それについての悩みがいつもあります。

先程お話していただいたヒップホップのようなグループから始めて、「学校シリーズ」、「花様年華シリーズ」、「LOVE YOURSELF」、「MAP OF THE SOUL」、「Dynamite」、「BE(Deluxe Edition)」のようなパターンができましたが、毎回そのアルバムの企画とそのときの曲、特にタイトル曲が、その瞬間に下した最善な決断だったと思います。なので、僕たちがこうしたニューノーマルを迎えて、この同じ時代にはどういう価値を追いかけるべきなのかということについてすごく責任が重いんですけど、「Butter」としてまた1つ、僕たちなりの答えを出したと言えます。次に出る答えが、今考えている悩みからまた投出される僕たちなりの結論になると思いますので、毎回僕たちが発表する記者懇談会でこうやって申し上げる、こういうアルバムと曲たちが、僕たちなりの最善、ベストを尽くした結果、そして答えだとお考えください。

SUGA(C)BIGHIT MUSIC
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SUGA:聴いてくださる人のために音楽をするというのは、僕の場合は、大邱で音楽を始めたときに、観客の皆さん2人の前で公演をしたこともありますし、ソウルに上がってきて練習生をしながらやってきましたが、聴いてくださる人がいない音楽をしたときの心の傷や、悩みに比べたら、今大変多くの愛をもらっているので、僕はそういった意味で、僕たちの音楽を聴いてくださるファンの皆さんのために音楽をする、そしてファンの皆さんの好きな音楽をするということは当たり前のことだと小さい頃から考えてきました。

ですので、僕は本当に身に余る愛をもらっていると思いますし、誰のために音楽をするのかという考えをよくするのですが、その答えはいつもファンの皆さんでした。聴いてくださる人がいない音楽は、僕にとっては少し悲しい記憶がたくさんあるので、僕は特にそうするべきだと思います。回答になったかわかりませんが、以上です。

― 最後に記者の皆さまにご挨拶お願いします。

RM:このような状況、そしてお忙しい中ご臨席いただきまして、そしてこのように目の前で直接お話ができて本当に幸せで、僕たちも力になりました。いつも温かい記事で応援してくださり、本当にありがとうございます。これからも素敵な音楽でお会いできるように最善を尽くして、「Butter」の活動も頑張ります。本日もありがとうございました。

(modelpress編集部)

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