日本からTWICEの妹分発掘へ ソニーミュージック×JYPグローバルオーディション「Nizi Project」詳細発表
2019.02.07 16:15
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株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが、株式会社JYP エンターテインメント(以下、JYP)と共に「Nizi Project」を始動し、今夏日本国内外で大規模オーディションを開催することを発表。7日、JYPのCCOパク・ジニョン氏が都内で記者会見を行った。
ソニーミュージック×JYP「Nizi Project」始動
「Nizi Project」では、メンバーのキャスティングからトレーニング、企画、制作、マネジメントまで全てをJYPとソニーミュージックが共同で行う。また本プロジェクトがハブとなり、グローバル・オーディションを定期開催し、恒久的に良質なアイドル・アーティストを輩出するスキーム構築を目指す。第一弾となるグローバル・オーディションは、2019年5月1日(水)よりエントリーを開始、同年7月から8月の1ヶ月間をオーディション期間とし、日本国内8都市、ハワイ、LAを含め全10箇所での開催を予定している。パク・ジニョン氏、日本と共同プロジェクトに自信
ジニョン氏は「日本の人たちともっと深く音楽で分かり合いたく、日本語の勉強も初めました」と流暢な日本語で会見を進行。若い頃から日本の音楽に大きな影響を受けていたといい、反対に日本の音楽界に影響を与えるであろう今回のプロジェクトについて「ものすごく意義深く感じている」と感慨深げに明かした。また、このような日韓合同プロジェクトが史上初であることに触れ「両国の長所を合わせて最高の結果を出せると確信しています」と自信を見せた。
まずは20人選抜 リアリティー番組も放送
オーディションにはジニョン氏が直接現地を訪れ、まずはデビュー準備組20人を選抜。ここまでを撮影したリアリティー番組を、今年10月から放送する。その後20人は韓国のJYPトレーニングセンターで、ダンス・ボーカル・体力管理・芸能活動のための品格教育など、JYPの体系的なトレーニングを6ヶ月間行う。最終メンバー決定までの様子は、2020年4月から番組として放送するという。
ジニョン氏は日本と韓国のアイドル文化を比較し、「日本は一人前になるまでに準備する時間も、未熟な姿も気にせずファンたちに見せる一方で、韓国では長い間徹底的に準備し、ある程度完成された姿を見せる」と説明。今回はこの両者の良いところをより合わせると展望を明かし、「長い間準備はするが、その過程をファンたちに見せる」とした。
2020年11月にソニーミュージックからデビューへ
最終的に「Nizi Project」により発掘、育成、選抜されたメンバーは、2020年11月に株式会社ソニーミュージックレーベルよりメジャーデビューする予定。なお、最終メンバーの人数についてジニョン氏は「メンバーを見ながら、ソニーミュージックと相談をしながら決定していきたい」としている。応募資格には“日本語” 日本をメインに活動へ
また、今回応募資格には日本語でコミュニケーションを取れることを掲げており、ジニョン氏は「今までK―POPの日本活動の少し惜しい部分は、日本の大衆の方と深くコミュニケーションを取ることが難しいところだった」と吐露。「日本の方々と自由にコミュニケーションを取れるようにするため、日本人でなくても構わないが、自由に日本語を話せることを掲げている」と語った。さらに、韓国でも同時にデビューするのかと聞かれると、「目標は全世界での活動だが、あくまでもスタートは日本。メインの活動も日本での活動となる。その次に、韓国を始め多くの国々で活動していくことを目標としている」と明かした。
ボーイズグループ版の可能性は?
また、今回はガールズグループのオーディションということで、今後ボーイズグループ版を考えているかを聞かれると、ジニョン氏は「今回のプロジェクトが成功的に結果を出せれば、ソニーミュージックとともにこのシステム、ノウハウを使ってボーイズグループも育てていこうという話をしている」と明かした。パク・ジニョン氏が構想する“JYP 2.0”とは
本プロジェクトは、韓流ムーブメントを牽引している韓国を代表する総合エンターテインメント会社 JYPのパク氏が描く企業ビジョン“JYP 2.0”のテーマの一つである「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」に基づいたプロジェクト。この“JYP 2.0” は、「COMPANY IN COMPANY」「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」「JYP MUSIC FACTORY」「CREATIVITY FROM HAPPINESS」という4つのテーマで構成。その4つのテーマの一つ「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」は、K-POPの過去と現在、そして、「現地化(ローカリゼーション)による国際化(グローバリゼーション)」という未来像を定義。
JYPが描くK-POPのビジョンについてパク氏は、「第1段階は、韓国のコンテンツを海外に輸出すること。第2段階は、海外の人材を発掘し、韓国のアーティストと組み合わせることで、その初の事例がタイ出身のアメリカ人である2PMのニックンだった。これから目指す第3段階は、海外で人材を育成し、プロデュースして輩出すること」とし、「全員が日本人メンバーで構成されたガールズグループも準備中である」と当時のカンファレンスで語っていた。その構想を具現化するためのタスクフォースとなるのが、「Nizi Project」だという。(modelpress編集部)
オーディション募集概要
■応募資格・満15歳~満22歳までの女性
※2019年オーディション募集〆切の時点において
※2019年3月末までに中学校を卒業している方(義務教育過程が修了する方)
・国籍不問
※日本語でもコミュニーケションが取れる方
・1次審査以降の審査に参加できる方
・審査過程において、テレビ・WEB・その他媒体にて出演が可能な方
・メンバー候補者に選ばれると日本・韓国にて育成合宿があるため、参加可能な方
・特定の芸能事務所やレコード会社、音楽出版社等に所属がない方
■応募方法
・「Nizi Project」オフィシャルサイトの応募フォーム(2019年5月1日オープン予定)からエントリー
・オーディション1次審査会場での当日参加も可能
■オーディション会場(予定)
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄、ロサンゼルス、ハワイ(日本国内8都市、LA・ハワイを含む計10箇所)
■主催
株式会社JYPエンターテインメント・ジャパン、株式会社ソニー・ミュージック
【Not Sponsored 記事】
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