モデルプレスのインタビューに応じた武元唯衣(C)モデルプレス

櫻坂46武元唯衣「ギリギリの精神状態でした」卒業決心までの葛藤・7年半の活動で手にした自信【「The growing up train」インタビュー】

2026.03.11 07:00

櫻坂46が、3月11日に14thシングル『The growing up train』をリリース。モデルプレスでは、今作の活動をもってグループを卒業することを発表した二期生の武元唯衣(たけもと・ゆい/23)にインタビューを実施。卒業を決意した際のリアルな心境から、激動の7年半を振り返った今の思いなどを語ってもらった。

武元唯衣、BACKS曲センター・村山美羽への信頼

武元唯衣(C)モデルプレス
武元唯衣(C)モデルプレス
― 武元さんが参加されるBACKS曲『ドライフルーツ』は、どのような楽曲になっていますか?

武元:最初に聴いた時は、すごくおしゃれな曲だなと感じました。私たち女性が歌うからこそ出る「女性らしさ」であったり、キュートだけどセクシーであったり。大人っぽさと可愛さが共存しているような、雰囲気のある楽曲をいただいたなと思っています。歌詞の内容はもちろんですが、音楽的にも楽しんでもらえたら嬉しいです。

― センターは三期生の村山美羽さんが務めますが、武元さんの目にはどう映っているのでしょうか?

武元:村山は静かに見えるのですが、やる時はやる子なんです。私の中では、決めるところをビシッと決めてくる頼もしいタイプだという印象がずっとあるので、何の心配もしていなかったです。村山自身が「どうしましょう…」と不安そうにしていた時も、「あなたは絶対にやるんだから大丈夫だよ」と伝えました。

武元唯衣、MV撮影で深まった四期生との絆

武元唯衣、浅井恋乃未、向井純葉、村山美羽(C)モデルプレス
武元唯衣、浅井恋乃未、向井純葉、村山美羽(C)モデルプレス
― MV撮影時の印象に残っているエピソードを教えてください。

武元:今回は3チームに分かれて撮影を行ったので、全員でのダンスシーンは比較的短く、それぞれのチームで撮影している時間が長かったんです。だからこそ、チームごとのカラーがはっきりと出ています。私自身、その撮影期間を通して初めて四期生たちともしっかり仲を深めることができました。チームごとに表情の作り方や雰囲気の出し方を丁寧に指導していただいたので、その違いを楽しんでほしいです。

― 今作から四期生も合流したとのことで、武元さんが過去に先輩にされて嬉しかったことや、後輩に伝えていきたいことはありますか?

武元:先輩にしてもらったことは数え切れないほどあります。1対1でゆっくりお話をしたり、ご飯に連れて行っていただいたりするのももちろん嬉しいのですが、それ以上に、リハーサルや撮影の合間にちょっとしたちょっかいを出してもらえることが、自分の中ですごく嬉しかったのを覚えています。緊張や不安がある中で、先輩がそうやってコミュニケーションを取ってくださる時が、一番心が緩んで救われた瞬間でした。私自身、人見知りでなかなか自分から話しかけに行けないタイプなのですが、後輩にちょんちょんと触れてみたりして(笑)、できる限り自分からアクションを起こすように意識しています。

「櫻坂46・武元唯衣」として駆け抜けた7年半

武元唯衣(C)モデルプレス
武元唯衣(C)モデルプレス
― 卒業発表時のブログで、卒業を迷う時間は「苦しかった」と綴られていましたが、霧が晴れて「今だ」と確信に変わった決定的な瞬間はあったのでしょうか?

武元:自分の中では、活動の節目である“5周年”を1つの大きなきっかけとしてずっと頭に置いていたんです。そこまでに自分の気持ちを整理できればいいなという感覚で活動していましたが、最初の頃は、卒業を考えるだけで「本当にいいのかな」「もう少しここでやりたい」と、毎日気持ちが変わってしまうことが怖くて葛藤していました。「もう卒業できる!」と思っても、次の日には「まだ辞めたくない!」と思ってしまう。そのくらいギリギリの精神状態でした。でも、後輩たちが頼もしく前に立って引っ張ってくれる姿をたくさん見てきましたし、自分がやりたかったことや好きなことを1つずつ形にできる機会が増えたことで、それが自信に繋がったのも大きかったと思います。

― この1年間のお仕事は、どれもご自身の中でカウントダウンしながら真摯に向き合ってこられたそうですね。卒業を意識して過ごす中で、これまで見てきた景色や、心境にどのような変化がありましたか?

武元:全然違いましたね。「このツアーが最後かも」「ドームに立つのも最後になるかな」「この地方でライブをするのも最後だ」と、一つひとつ自分の中で「これが最後になるかもしれない」という覚悟を持って臨んでいました。常に最後だという気持ちで取り組んでいたので、自然と感謝の気持ちが湧き上がってきましたし、それを力に変えて一つひとつ終えることができたなと感じています。あとは、景色を目に焼き付けるようになりました。ステージからの光景もそうですし、メンバーとの何気ないコミュニケーションも。メンバーである自分が見る、メンバーたちの景色が一番幸せなんです。そういう時間をしっかり噛み締めるようになりました。

― 10代から駆け抜けた7年半、武元さんにとって「櫻坂46・武元唯衣」とはどんな存在だったと思いますか?

武元:昔の私は感情や出来事に振り回されるタイプで、メンタルも相当弱かったと思います。何をするにも暗闇の中にいるような感覚だったところから、少しずつ自分の好きなことができるようになり、可愛い後輩が増え、グループ内での立ち位置も明確になっていきました。とにかく自分を強くしてもらった7年間でした。今では、今後これ以上の経験はないと思えるほどです。大学との両立も経験しましたし、この先どんなことがあっても「あの経験があるから大丈夫」と思える7年半を過ごしたと思います。今はグループの中で“どしっと構えている存在”だと思ってもらえていたら嬉しいです。

武元唯衣の夢を叶える秘訣

武元唯衣(C)モデルプレス
武元唯衣(C)モデルプレス
― 2025年のドーム公演を経て、いよいよ今年4月には櫻坂46初のMUFGスタジアム(国立競技場)でのライブが控えています。大舞台を目前に控えた今、国立ライブに懸ける現在の思いをお聞かせください。

武元:櫻坂46としては、ドームだから、国立だから、という意識は意外とないように感じます。昔から「どの会場でやりたい」という具体的な話をあまりしてこなかったグループで、目の前にあることにがむしゃらに取り組んできました。「明日の仕事のために、今日の準備を一生懸命やる」という集中を繰り返していたら、気づけばドーム、そして国立まで辿り着いていました。私自身もその積み重ねで7年間やってこられたと思っています。スタッフの皆さんも櫻坂46に大きな愛情を持ってくださる方ばかりで、本当に恵まれています。そんな方々と一緒に作ってきたものに自信を持って、今まで積み重ねてきたものを信じて、当日は堂々と立ちたいです。

― 最後に武元さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。2025年7月には「続けること」と話していました。

武元:変わらず続けることです。櫻坂46の活動を続けていなかったら見られなかった景色が、数えきれないほどあります。続けることが一番難しくて、一番尊いことだと思うんです。何度も逃げ出そうと思いましたし、いつ辞めていてもおかしくなかった。特に大学生の頃は本当にしんどかったのですが、それでも踏みとどまって居続けたことで、櫻坂46でしか見られない景色を見ることができました。想像もしていなかったようなお仕事もたくさんさせていただきましたし、今でも毎日「続けてよかった」と思っています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

INTERVIEW PHOTO:加藤千雅

櫻坂46・14thシングル「The growing up train」

櫻坂46「The growing up train」ビジュアル(提供写真)
櫻坂46「The growing up train」ビジュアル(提供写真)
タイトル曲は、二期生の藤吉夏鈴がセンターを務める『The growing up train』。カップリングには四期生による楽曲『光源』、三期生・村山美羽がセンターを務めるBACKSメンバーによる楽曲『ドライフルーツ』など、全6曲の新曲が収録される。

武元唯衣(たけもと・ゆい)プロフィール

武元唯衣、浅井恋乃未、向井純葉、村山美羽(C)モデルプレス
武元唯衣、浅井恋乃未、向井純葉、村山美羽(C)モデルプレス
生年月日:2002年3月23日/星座:おひつじ座/身長:158.5cm/出身地:滋賀県/血液型:O型
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