【池田瑛紗インタビュー】与田祐希から感じ、自身の経験を踏まえて後輩に伝えたい“乃木坂46の優しさの形”
2025.03.28 07:00
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乃木坂46が3月26日に38thシングル「ネーブルオレンジ」をリリース。モデルプレスでは5期生の池田瑛紗(いけだ・てれさ/22)にインタビューを実施し、今作でWセンターを務める井上和・中西アルノへの思い、そして後輩を迎えるにあたって自らの経験を踏まえて考えていることを聞いた。【インタビュー前編】
初の5期生Wセンター 池田瑛紗が考える“支え合う”ということ
― 最初に「ネーブルオレンジ」を聴いたときの感想から教えてください。池田:秋元先生はこの2人にこういう楽曲を書くんだと初めて聴いた時に思いました。アルノは「Actually…」、和は「おひとりさま天国」と「チートデイ」、それぞれセンターを務めてきているんですけど、今回の楽曲はどれとも毛色が違う雰囲気だったので、この2人だからこその楽曲なのかなと感じました。
― 5期生同士のWセンターはグループ史上初。同期としてどう見えていますか?
池田:それぞれ違う形のプレッシャーを持っていると思うので、なんとか支えてあげられたらなと思います。
― 選抜メンバーにも5期生が増える中、互いに何か声をかけることはある?
池田:3年目ぐらいになると、お互いが考えてることも分かってくるようになるというか、言葉にしにくいことを伝え合う術を持ちつつある感じがします。なので、改めて言葉にはしないけど2人を支え合おうという雰囲気は感じています。
― “支え合う”にあたって、池田さんとしてはどうしていきたい?
池田:なるべく2人のそばにいて、寄り添えられたらなと思います。私自身、あまり人のそばにいることが得意な方ではないんですけど、自分と違う人と分かり合うことってすごく楽しくて大切なことだなと乃木坂46で学びました。「チートデイ」の時にセンターの和とは隣だったんですけど、その時は支える形として敢えてあんまり触れない方がいいのかなって思っていたんです。でも、和や他のメンバーは、私とは別の形で寄り添ったり支え合ったりしていたように見えたので、そばにいたり、たくさん話してコミュニケーションを取ったりすることがみんなにとっては大切なんだろうなと気づきました。だから、今度はまた新しい形で支え合うということを模索していきたいです。
アルノが「Actually…」でセンターを務めた時は、選抜メンバーに5期生は1人だけだったので、今回は分かりやすくそばにいるよってアピールして、1人じゃないって感じてもらえたらなと思います。
― 中西さんとはプライベートでも仲がいいですが、今回の楽曲についてそういう場面でお話しすることはありますか?
池田:あえて触れない感じはありますけど、アルノは悩みがあった時に迷わずに出してくれるようになっています。逆に和とはお仕事の話をすることが多いですね。2人ともそれぞれその無意識のうちで求めてるものは違うんだろうなと思っていて、それをうまく返してあげられたらなと思います。
引き継がれる優しさ 池田瑛紗だからこその先輩像
― グループとしては2月に与田祐希さんが卒業。池田さんにとってどんな先輩でしたか?池田:後輩と縁を持ってくださる方です。それは乃木坂46に受け継がれてる優しさなんだろうなと思っていました。(※インタビューは卒業前に実施)まだ実感が湧かないんですけど、新しい制作が進み、与田さんのいない現場も増えているので、だからこそ与田さんの存在の大きさを感じる機会が多く、寂しいです。あとは、同期が与田さんに良くしてもらっているのを見て「よかったね」と思うことが多かったですね。それは与田さんに限らず、乃木坂46の先輩に関しては大体そういうことが多いです。
― 一方、新たに6期生として後輩も加入してきました。
池田:(※インタビュー時点は)ちょっと顔を合わせた程度で、毎日ファンの皆さんと同じように発表を見てどういう子なのかなって想像しています。
― 3年間乃木坂46のメンバーとしてきた活動を踏まえて、後輩に伝えたいこと、やってあげたいことはありますか?
池田:さっきの与田さんの時の話もそうですけど、私はあんまり後輩をやるのがうまくなかったなって感じます。きっと6期生の中にもそういう子はいると思うので、私が気づいて接していきたいです。これも、乃木坂46に引き継がれている優しさの形だと思うので、意識して目を向けていきたいです。
私は学生時代の上下関係がすごく厳しくて、年上の人との接し方はそれが当たり前だと思っていましたし、乃木坂46が好きで入ったので、先輩たちはすごく遠い存在のように感じていました。先輩とどんどん距離を詰める同期を「すごいな〜」っていう目で見ているだけで、自分もそうなろうと動けないまま3年が経ち、やっと最近になって“先輩アイドル”の奥の姿というか、個人として関わりたいなって考えをちょっとずつアップデートできるようになってきました。
でも、やっぱり3年という時間はすごく長く、もったいなかったとも思うんです。だから後輩にはそのプロセスを飛び越えて仲良くしたいです。
― 自分がいた環境、そこから“憧れていた乃木坂46”へ…となるとすぐに切り替えることは難しいですよね。
池田:私は全然切り替えられなくて、加入してからも先輩とすれ違ったら直立で…みたいなことをやっていたので、逆に先輩方にすごく気を遣わせてしまっていました。
― 自分が先輩にしてもらって嬉しかったこと、遠くから見ていても先輩の凄さを感じた瞬間はありますか?
池田:私が乃木坂46に5期生として加入した時、(秋元)真夏さんに「乃木坂46に入ってくれてありがとう」という言葉をかけていただき、それがすごく嬉しくて印象に残っています。先輩でありながらも、1人の乃木坂46メンバーでもあるので、新しく入ってきてくれた子のファンになりたいなと思うし、リスペクトを持って後輩と接したいです。
インタビューこぼれ話/美容法について
トゲトゲのブラシを愛用していて、それを使い始めてからヘアメイクさんに「ものすごい頭皮が柔らかいね。チャームポイントにした方がいいよ」って言われたので、大事なんだなって思うようになりました。他は、自然乾燥させずにちゃんと乾かすとか当たり前のことが多いです。ずっと髪が短くて乃木坂46に入ってから伸ばし始めたので周りに聞くことが多いです。(どんなことを聞く?)アイロンは何を使っている?髪の毛は寝てる間どうしてる?とか、枕も大事だよねとかですね。
★インタビュー後編では、学業とアート、ブログ、勇気を出した先輩への相談について語ってもらった。
(modelpress編集部)
乃木坂46・38thシングル「ネーブルオレンジ」
乃木坂46にとって通算38枚目のシングル「ネーブルオレンジ」。表題曲は5期生の井上和と中西アルノがWセンターを務める。今作のアートワークのコンセプトは「陶器のようなスプリングミューズ」。2025年最初のアートワークとして、「乃木坂46らしさ」と「今の乃木坂46」に向き合いながら、気品ある佇まいと洗練された麗しさを際立たせたビジュアルに仕上がった。池田瑛紗(いけだ・てれさ)プロフィール
2002年5月12日生まれ、東京都出身。身長159cm。2022年2月、乃木坂46に5期生として加入した。32ndシングルに収録されている5期生楽曲「心にもないこと」でセンターを務める。33rdシングルでは、初の選抜入り。TOKYO MX「小峠英二のなんて美だ!」に単独でレギュラー出演中。東京藝術大学に在学中で、乃木坂46の活動と学業を両立しながら新たな分野へと活躍を広げ、37thシングルではジャケットアートワークの一部分のデザインも担当した。
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