【掛橋沙耶香 8/19に乃木坂46卒業&芸能界引退】転落事故から約2年、怪我は「完治の目処が立った」発表の数日前に行った本人への取材
2024.08.11 19:00
views
乃木坂46の掛橋沙耶香(かけはし・さやか/21)が、8月10日、自身のブログでグループからの卒業を発表した。2022年8月、ライブ中にステージから転倒落下して以降、治療に専念するため休養していたが、その2年後にグループを離れると同時に芸能界からの引退を決意した。モデルプレスは発表の数日前、約2年ぶりに再会した彼女に取材し、これまでと現在の想い、今後の夢などを聞いた。当時はまだ可愛らしくあどけない印象だったが、すっかり落ち着いた大人の女性になっていた。
掛橋沙耶香、ステージから転倒落下で休養
2018年「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格し、当時15歳で乃木坂46の4期生として加入した掛橋。キュートなルックスで人気を博し、2019年発売の24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のカップリング曲「図書室の君へ」で初のセンターに抜擢。2021年発売の28thシングル「君に叱られた」で初めて選抜メンバー入りを果たすなど、活躍を広げていた。そんな中、2022年8月29日に開催された「真夏の全国ツアー2022」東京・明治神宮球場公演中にステージから転倒落下し、治療に専念するため休養。当時をつづった本人のブログ(2023年4月)によると「私は転落した時に、顔の一部を骨折して、2箇所に裂傷の怪我をしました。また、歯も1本抜けて、周りの3本は折れて、神経の機能を失いました。現在は、縫合した傷跡を目立たなくするための治療、歯の治療、表情筋のリハビリ等の治療中です」と明かしていた。
今回の取材にて、現在は「骨折も治って、傷跡の修正手術も終わって、まだ歯はもう少し治療が必要なのですが、一旦完治の目処も立ちました」と“ほぼ完治”していることを報告。大きな怪我であったことから手術からリハビリまで過酷な戦いであったことが想像できるが、掛橋自身は前向きに、周囲への信頼と明るい未来だけを見据えていた。
「元々前向きな性格なので、最初から不安にはならなかったんです。病院の先生たちともすごく仲良くなって、このチームだったら大丈夫だろうと思っていました。傷跡は完全には消えないですし、完全には治らない部分もあるので、周りの人たちには『大丈夫?』と心配されるのですが、私は全然気にならないです。むしろ、傷跡も痣も全部頑張った証拠だと思っています。それに私のファンの人たちは、傷跡に気づいたとしても受け入れてくれるだろうという自信があったので、不安は一切なかったです」。
掛橋沙耶香、休養中は大学通学・海外へ
休養中は大学に通ったり、様々な海外にも出向いたりと、乃木坂46だけではなく芸能界からも完全に離れた生活を送っていたという。メンバーとは最近密に連絡を取るようになったそうで、今年3月に開催された「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」にも駆けつけた。メンバーとの絆が深まる中、特に心の支えになっていたのは、かつてのライブにて、「裸足でSummer」でWセンターを務めたことをきっかけに仲良くなったという与田祐希の存在。「皆さんが、いつでもグループに戻れる雰囲気や居場所を作ってくれていたのが嬉しかったです。齋藤飛鳥さんや秋元真夏さんは、ご卒業される時にメッセージやお手紙をくださったり、『大丈夫だよ』と言ってくださったりしました。その中でも1番は与田祐希さんの存在が大きいかもしれないです。すごくマメに誘ってくださって、2人でご飯を食べたり、カラオケに行ったりして、友だちみたいに接してくださるようになったので、卒業についても相談させていただきましたし、与田さんがいるならもう少し卒業までの活動も頑張れるなと思いました」と嬉しそうな笑顔を見せた。
掛橋沙耶香、乃木坂46卒業・芸能界引退へ
今後について、芸能界には「残らないです。この先復帰する予定もありません」と断言し、今後はアメリカで友人たちと一緒に慈善活動をしていくことを明かした。「今後は乃木坂46では叶えられない夢を叶えたいなと思い、卒業を決めました。休業中は、私も復帰できるようにと考えていたのですが、最終的には私の意思で卒業を決めました。完全に治療を終える前に、顔を出さないまま卒業するという方法もあったとは思うのですが、やはり最後にファンの皆さんに元気な姿を見せられたら良いなと思って、ほぼ最後まで治療して、こういった形で取材していただくことを決めました」。
掛橋沙耶香の「夢を叶える秘訣」
6年間を振り返りながら話す思いの端々からは、つらい経験も糧にしていく彼女の強さや成長が伝わってきた。夢を叶えたアイドル人生、「アイドルとしての未練は全く残っていないです」と胸を張る彼女に、夢を叶えるために必要だと思うことは?と聞いた。「失敗を恐れずに気持ちを強く持つことです。今回の怪我みたいに、頑張っている中で足を引っ張られているような感覚になることもあると思うのですが、周りの人たちを見て、夢を叶えた人の中で挫折がなかった人はいないと感じるし、むしろ失敗した経験を持っている人だからこそ出せる魅力もあると思います。あと、1人で対処しようとしないこと。周りの人たちに目を向けたら、助けてくれる人たちは必ずいると、身を持って感じたからです」。
なお、卒業日は8月19日。同日には事前収録された卒業セレモニーをYouTubeで配信することが決定。詳細は後日公式サイトで発表される。(modelpress編集部)
掛橋沙耶香(かけはし・さやか)プロフィール
2002年11月20日生まれ、岡山県出身。2018年「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格し、乃木坂46の4期生として加入。キュートなルックスで“国民の妹”として人気を博し、握手会では“神対応”も話題に。2019年発売の24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のカップリング曲「図書室の君へ」で初のセンターに抜擢され、2021年発売の28thシングル「君に叱られた」で初めて選抜メンバー入りを果たした。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
【乃木坂46卒業&芸能界引退を決意 掛橋沙耶香インタビュー】休養中の想い、心の変化などを赤裸々に語る「もう少し頑張れる」と思えた理由に先輩・与田祐希の存在モデルプレス
-
【略歴】乃木坂46卒業&芸能界引退の掛橋沙耶香、4期生として加入 怪我で活動休止に至るまでの目覚ましい活躍モデルプレス
-
乃木坂46掛橋沙耶香、卒業セレモニーは事前収録で開催 YouTubeで配信へ「4期生で大好きなライブをさせてもらえることになりました」モデルプレス
-
乃木坂46掛橋沙耶香、卒業&芸能界引退発表にファン衝撃「寂しすぎる」「信じがたい」モデルプレス
-
乃木坂46掛橋沙耶香、卒業&芸能界引退発表 2022年ライブ中の転落事故から休養していたモデルプレス
-
ステージから落下の乃木坂46掛橋沙耶香、怪我の詳細明かす 顔面一部骨折・2箇所に裂傷「歯も1本抜けて、周りの3本は折れて、神経の機能を失いました」モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
INI尾崎匠海、アイドルと並行したドラマ仕事で感じる“責任” 高校時代からの活動が実った今「諦めそうになる瞬間はたくさんあった」【「ライオンの隠れ家」インタビュー】モデルプレス
-
藤原竜也&広瀬アリス、タッグ役で感じた“心強さ” 実際に体験した超常現象エピソードも登場「耳元で…」【「全領域異常解決室」インタビュー】モデルプレス
-
出口夏希、ブレイク後も変わらない「大切にしていること」【インタビュー】モデルプレス
-
WILD BLUE山下幸輝、ソロではなくグループ活動選んだ理由 俳優業との二刀流に覚悟「人生を懸けることになる」【インタビュー連載Vol.5】モデルプレス
-
趣里&SixTONESジェシーが圧倒された存在とは「モンスターみを感じています」4年ぶり再会で発見した共通点・素顔に迫る【「モンスター」インタビュー】モデルプレス
-
WILD BLUE鈴陽向、再度アーティスト目指したきっかけはメンバーからの言葉 グループ加入決意した理由「最後にもう一回」【インタビュー連載Vol.4】モデルプレス
-
WILD BLUE鈴川直弥、先輩・山下幸輝との約束胸に同じグループへ「本人が一番びっくりしています」学生時代のエピソードも【インタビュー連載Vol.3】モデルプレス
-
【PR】衛藤美彩「子どもが寝た後の楽しみは…」多忙な日々でのリラックス方法は?家族にとろけた癒しエピソードも<インタビュー>雪印メグミルク株式会社
-
フジ新人・梶谷直史アナ、“15年野球一筋”最大の挫折乗り越え「自分史上最高の経験ができた」培った精神力から飛び出す力強い言葉の数々【モデルプレスインタビュー完全版】モデルプレス